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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/08/11
- 出版社: 星海社
- レーベル: 星海社FICTIONS
- サイズ:19cm/221p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-139946-4
紙の本
ランボー怒りの改新 (星海社FICTIONS)
律令国家日本の誕生を大胆に再解釈する「ランボー怒りの改新」、誰にでも訪れる新緑の季節を鮮やかに切り取った「佐伯さんと男子たち1993」等、奈良を舞台とする全4編収録。同人...
ランボー怒りの改新 (星海社FICTIONS)
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商品説明
律令国家日本の誕生を大胆に再解釈する「ランボー怒りの改新」、誰にでも訪れる新緑の季節を鮮やかに切り取った「佐伯さんと男子たち1993」等、奈良を舞台とする全4編収録。同人誌『NR』掲載に書き下ろしを加えたもの。〔「満月と近鉄」(角川文庫 2020年刊)に改題,加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
森見登美彦氏、激怒――?!
私の奈良を返してください!
さすがにこれはいかがなものか!
ある夏、ひとりの青年が斑鳩の里にフラリと現れた。
泥沼のベトナム戦争を強引に継続する蘇我氏に対し、あの男(傍点振る)が怒りの鉄槌を下す。律令国家日本の誕生を大胆に再解釈する表題作「ランボー怒りの改新」。
おバカな中学生男子三人組と、ミステリアスな同級生・佐伯さん。誰にでも訪れる新緑の季節、その一コマを鮮やかに切り取った「佐伯さんと男子たち1993」。
生駒山中に山荘を構える、仙人のごとき謎の老人。彼の元を訪れた乙女の語る、奇想天外な奈良風『千一夜物語』の行き着く先は……?(「ナラビアン・ナイト」)
そして、作家を目指す浪人生・前野弘道と、彼のもとに舞い降りた小説の女神・佐伯さんを巡る追想記「満月と近鉄」。
いずれも古都・奈良を舞台とする、驚天動地の傑作四編を収録。異形の新人・前野ひろみち、ここに衝撃デビュー!
解説:仁木英之【商品解説】
目次
収録作品一覧
佐伯さんと男子たち1993 | 5−43 | |
---|---|---|
ランボー怒りの改新 | 45−91 | |
ナラビアン・ナイト | 93−138 |
著者紹介
前野 ひろみち
- 略歴
- 〈前野ひろみち〉奈良県生まれ。2011年より同人誌『NR』に3本の短編を発表する。「ランボー怒りの改新」で商業デビュー。
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紙の本
改新って英語でリフォームなんだあ。
2017/09/26 20:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでみて、ヤンダコリャ。
冒頭の一作目は、ちょいと惚けた中坊三人組の切ないとは言えないような、美少女佐伯さんに連続してコクって撃沈されるオハナシ。
そして、読んでいて大混乱のランボー怒りの改新。ロケットランチャーやマシンガンがあるのに、槍や剣?どーゆー国際関係?
しかし圧倒的攻撃の前には全てはひれ伏す。
素敵な騙りのナラビアンナイト。
自伝的な最終の短篇、語りか騙りか判断がつかない解説。
エンターテイメントです。
紙の本
奈良が凄いコトに。
2016/10/23 09:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
古都・奈良ならあっても不思議でないと思っちゃう(他県人の勝手なイメージ)
バカな中坊男子三人がクラスメイトの女子に告白し玉砕していく話。
「アラビアンライト」を奈良風に語ってみるお話し。
そして、表題作『ランボー怒りの改新』。
読み始めは「・・・無いわぁ」とか思ってたけど、読み進めるとちょっと楽しくなってきました。
脳内では筋肉隆々のスタローンが乱射激走してました。
中大兄と鎌足の出会いとか、ちゃんと史実に則ってたりして細かい所に神経が行き届いてます。
『満月と近鉄』は自叙伝的でありながら、絶対に自叙伝ではないな、と思わせる上手い演出。
仁木英之さんの解説?あとがき?も小説っぽい。一つの作品として楽しめます。
紙の本
意外に・・・
2018/09/30 12:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナナカマド - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルからしてすごい。
お笑い短編集なのだと思い込んで購入しました。
実際はいろいろなテイストの作品が収録されており、
目当てにしていた表題作よりも、
意外に幻想的な話の方が良かったです。
生駒山に目をつけられたのは、
素敵センスだと思います。