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紙の本
海と月の迷路 下 (講談社文庫)
著者 大沢在昌 (著)
【吉川英治文学賞(第48回)】若き警察官・荒巻の「許されざる捜査」は、「全島一家族」を標榜する島に波紋を広げる。8年前にも少女が水死しており、裏には信じがたい事実が。密室...
海と月の迷路 下 (講談社文庫)
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商品説明
【吉川英治文学賞(第48回)】若き警察官・荒巻の「許されざる捜査」は、「全島一家族」を標榜する島に波紋を広げる。8年前にも少女が水死しており、裏には信じがたい事実が。密室ともいうべき島の2つの不審死。その謎を解く鍵は、満月の夜にあった…。【「TRC MARC」の商品解説】
もう誰も信用できない? 疑心暗鬼になる「軍艦島」のなかで、ひとつの正義を貫くことはできるのかーー。若き警察官・荒巻の”許されざる捜査”は、「全島一家族」を標榜する島に波紋を広げる。八年前にも小女が水死しており、裏には信じがたい事実が秘されていた。密室ともいうべき島でつながる二つの不審死。その謎を解く鍵は、満月の夜にあった。著者の新境地に達するハードボイルドの最高峰。吉川英治文学賞受賞作【商品解説】
目次
- 第六章 逮捕
- 第七章 容疑者
- 第八章 疑惑
- 第九章 捜査
- 第十章 協力者
- 第十一章 満月
- 第十二章 犯行
- 第十三章 情報
- エピローグ
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紙の本
軍艦島ミステリーの下巻
2021/11/03 06:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに読む大沢在昌さん作品の下巻。舞台となる軍艦島の描写にリアリティがあり、映画やドラマを観ている感覚で楽しめました。軍艦島が密室であると同時に、途中孤立していく主人公と重なります。仲間を得ながら、携帯電話やインターネットのない昭和30年代の地道な捜査により、徐々に真相に近づく緊張感は流石です。女子高生の忍の存在が和ませてくれますね。
紙の本
海と月の迷路 下
2017/03/12 08:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
下巻になり盛り上がりました。刑事物語として十分に楽しめました。軍艦島の描写は見事でした。参考文献も多岐にわたっていました。納得です。魅力のある舞台ですね。独特な世界が描かれていました。
紙の本
軍艦島を舞台にした重厚なサスペンス 驚きの結末へ
2016/11/20 00:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
5000人を超える人々が暮らす軍艦島。本土と隔絶されたその島では他人を疑うことはタブーとされていました。その状況下で発生した少女殺人事件。真相を究明しようとする新任巡査の荒巻。その行動は島の行動規範から外れ、島の秩序を乱すものとして一層孤立します。
次々と浮かぶ犯行への動機をもつ人物。その一人一人の可能性を限られた捜査環境のもと調査し、そしてついに一人の男に行き着きます。更なる犠牲者が生まれようとしていた時、ついに荒巻は真犯人と対峙します。そしてその結末は…。
上巻の初めの方に張られていた伏線が真犯人の決め手となるなど、作者の手の内でいい意味で弄ばれた読後感でした。
さすが、吉川英治文学賞受賞作品。