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紙の本
イコン 新装版 (講談社文庫)
著者 今野敏 (著)
熱狂的人気だが、正体は明かされないアイドルのライブでの殺人事件。警視庁少年課・宇津木と神南署・安積警部補は捜査の過程で社会と若者たちの変貌に直面しつつ、隠された驚愕の真相...
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商品説明
熱狂的人気だが、正体は明かされないアイドルのライブでの殺人事件。警視庁少年課・宇津木と神南署・安積警部補は捜査の過程で社会と若者たちの変貌に直面しつつ、隠された驚愕の真相に到達する。「蓬萊」に続く長編警察小説。【「TRC MARC」の商品解説】
「十七歳ですよ。死んじゃいけない」連続少年殺人の深層に存在した壮絶な真実とは!?熱狂的人気を集めるも正体は明かされないアイドルのライブでの殺人事件。被害者を含め現場にいた複数の少年と少女一人は過去に同じ中学の生徒だった。警視庁少年課・宇津木と神南署・安積警部補は捜査の過程で社会と若者たちの変貌に直面しつつ、隠された驚愕の真相に到達する。『蓬莱』に続く長編警察小説。
「十七歳ですよ。死んじゃいけない」
連続少年殺人の深層に存在した壮絶な真実とは!?
世紀末"日本"が軋(きし)む。
バーチャルアイドルの影に隠されたものは?
傷つけあう"未成年"の衝撃のリアル!
警視庁少年課・宇津木と神南署・安積警部補が動く!
『蓬莱』続編ともいうべき今野敏警察小説の源流。
熱狂的人気を集めるも正体は明かされないアイドルのライブでの殺人事件。被害者を含め現場にいた複数の少年と少女一人は過去に同じ中学の生徒だった。警視庁少年課・宇津木と神南署・安積(あづみ)警部補は捜査の過程で社会と若者たちの変貌に直面しつつ、隠された驚愕の真相に到達する。『蓬莱(ほうらい)』に続く長編警察小説。【商品解説】
著者紹介
今野敏
- 略歴
- 1955年北海道三笠市生まれ。上智大学在学中の1978年「怪物が街にやってくる」(現在、同名の朝日文庫に収録)で問題小説新人賞受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て作家となる。
2006年『隠蔽捜査』(新潮社)で吉川英治文学新人賞受賞。2008年『果断 隠蔽捜査2 』(新潮社)で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞受賞。「空手道今野塾」を主宰し、空手、棒術を指導。
主な近刊に『継続捜査ゼミ』『プロフェッション』(ノベルス版『STプロフェッション』)(講談社)、『寮生 一九七一年、函館。』(集英社)、『豹変』(KADOKAWA)、『精鋭』(朝日新聞出版)、『去就 隠蔽捜査6 』(新潮社)、『防諜捜査』(文藝春秋)、『潮流 東京湾臨海署安積班』(角川春樹事務所)、『臥龍 横浜みなとみらい署暴対係』(徳間書店)、『マインド』(中央公論新社)、『マル暴総監』(実業之日本社)などがある。
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紙の本
速水が大いに活躍
2019/05/01 19:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作のゲーム業界も意外だったけど、今度はアイドル、しかもバーチャルアイドルの話。
予想外だけど、解説によると今野敏はアイドルファンだそうな。
それはともかく、少年犯罪の凄惨さが印象に残る話なんだけど、いつもの人の気持ちをあれこれ考える安積の姿や刑事達の群像が面白い。
今回は、前作でほとんど登場しなかった速水が大いに活躍するのが楽しかったですね。
電子書籍
パソコン通信懐かしい
2022/06/16 09:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
1990年代の小説で、当時のアイドルやパソコン通信など懐かしい要素満載の小説です。それほどハードな警察小説ではないので、当時を知る資料としても楽しめそうな一冊です。
電子書籍
技術と風俗の歴史を感じる
2018/09/14 02:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
パソコン通信の中で生まれた新しいタイプの「アイドル」有森恵美のライブで乱闘の中17歳の少年が殺されてしまう事件に始まり、次にその少年の友人で中学時代のクラスメートが殺されてしまうという連続殺人のストーリー。手がかりは彼らの中学時代の過去にあるということで捜査が進んでいきますが、割と早いうちに誰が犯人かが分かってしまうため、推理小説としてはいまいち。また、当時の技術的環境がかなり詳細に描写されているため、今読むと「風俗・技術の歴史」としては興味深いものの、やはり設定の古臭さは否めないのが残念ですね。
安積警部補と同期の生活安全課から協力することになった宇津木警部補の家庭の事情が描写され、彼のダメ父からの脱皮の過程などはホームドラマとして微笑ましい感じです。
少年犯罪の残虐化を考えさせられるお話しでもありますね。この点に関しては現在も大して変化してないのではないでしょうか。パソコン通信をツイッターまたはLINEに変えれば今風の少年犯罪の話になりそうです。アングラの「アイドル」事情もそう変わってないような気がします(よくは知りませんけど)。
紙の本
貪欲
2017/01/07 08:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今野氏と言えば警察小説の旗手であり、武道家としても知られているが、本作はパソコンや、それに伴うアイドルを描いている。物語そのものはライブの途中で起きた殺人事件で、警察物の範疇だが、20年前にITを採り入れた貪欲さはすごい。新しい世界を舞台に出来るのは作家の大きな武器であり、この人ならではのアンテナの張りようと評価していい。ただ、日々新しくなるIT業界だけに、今読むと古さは否めないし、ストーリーも先が見えてしまう。刑事の家庭問題に踏み込んだあたりが興味深いと言えなくもないが…