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スター・レッド みんなのレビュー

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みんなのレビュー60件

みんなの評価4.5

評価内訳

60 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

SFの大作

2005/10/15 22:14

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ニュー・トーキョー・シティーで暮らす少女、レッド・星(セイ)。赤い瞳と白い髪を持つ彼女は、地球の流刑地であった火星で生まれた火星人。ワケあって、それを隠して生活していたが、生まれた地への思いは強く、不思議な少年エルグとともに、いまは地球の植民地となっている火星へと旅立つ。生まれた星でセイを待っていたものは・・・。
火星人・セイを通して語られる火星の歴史、地球と火星の対立、悲惨な戦い、さらには人類の行く末と存在する理由。毎度のことながら、作者・萩尾望都氏の類まれなる創造力と表現力には圧倒されてしまいます。
雑誌掲載が1978年と古い作品ですが、今読んでも十分におもしろく古臭さも感じない。壮大なストーリーに世界観、申し分のないSFの大作です。

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紙の本

結末。

2006/10/20 05:46

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ISH - この投稿者のレビュー一覧を見る

この先生常に孤独、異質である不安、そんな感じを描いておりますが…その前に分かることがあるでしょ。
「まず美しい」。このラストただただ美しい。
孤独とかさみしいとかそういう感覚あんまり知りませんがそれでも美しいので泣く。
世の中色々問題あるけど何より絶望的なのは苦しみのない世界を描く望む、の心を潰しただ創ろうとすること。
「ガキの読書離れ?見向きもされなくなって当然の本しかねえよ!現実にはできないことを美しく描いてなんか打ち出して現実を動かすのがフィクションの存在価値!ただ色々知りたきゃヤク中の溜まり場行け!」
…と、激怒することしばしば。
セイさんの真っ赤な心もなんか憤っていましたね。科学者とかに。

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紙の本

レッド・星と火星の運命の物語

2004/04/27 22:19

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風(kaze) - この投稿者のレビュー一覧を見る

火星を舞台にしたコミック、萩尾望都さんの『スター・レッド』を再読しました。

赤い目に白い髪をしたレッド・星(セイ)が主人公。彼女の運命の物語。そしてこれは、火星をめぐって展開される攻防史でもあります。

話がどんどん深化していくところに凄さを感じて、打ちのめされました。コミックと侮るなかれ、初めて読んだ時はもの凄い衝撃を受けました。読み終えて、切なさと、しみじみと胸に広がってくる余韻があって感動しました。

世代というのが、話の中でひとつ、鍵になっています。そして、レッド・星というキャラが抜群によかった。火星の運命と歩調を合わせるように彼女が深化して行く。困難な危機に直面したその時、レッド・星がどういう行動をとったか。そこにとても読みごたえを感じました。

萩尾望都さんの作品では『ポーの一族』が一番好き。愛着がある作品ですが、その次に『11人いる!』『トーマの心臓』と、この『スター・レッド』が気に入っています。

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紙の本

胸に迫るラストシーン

2022/03/31 17:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねむの木 - この投稿者のレビュー一覧を見る

叙情的SFの名手、萩尾望都の名作
この値段で520ページ強の長編が読めます

1人の少女の冒険譚のスタイルで
望郷の念、情愛、エゴイズムをえがいた壮大なSFです

一読で作品全体を理解することは難しいかもしれません
だからこそ何度も読み返してしまう作品です
美しく幻想的なラストシーンにたどり着いた時に胸に湧き上がる思いを
ぜひ体験してほしい
古い作品に慣れていない方は
一読目は読みにくいページをサラッと流してラストまで
再読で読みにくかった場面をじっくり読み込むスタイルでも良いと思います
名作なので少しでも興味があるならぜひご一読ください

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紙の本

火星

2021/10/16 10:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

未来の地球で、暴走族のボスをしている女性セイ。暴走族か、とちょっと引いてしまったが、そこからどんどん話が広がっていく。世界観が壮大すぎて、驚きの一言です。

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電子書籍

火星は砕け星は生きる

2015/11/15 15:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:福岡ゆうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

オープニングの暴走族の少女とエンディングの星との信じられないギャップ。 これこそが萩尾望都の宇宙です。 昔単行本で読んだ時もそうでしたが、今電子書籍で読んでみても、ベートーベンの運命を聴いた時のようなぐったり感があります。天才の作品とは、そういうものなのでしょう。

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紙の本

好きな作品なんですがツッコミ所も満載です。

2005/04/30 19:52

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kokusuda - この投稿者のレビュー一覧を見る

週刊少女コミックに1978年から翌年にかけて連載していました。
75年から78年にかけてモー様は精力的にSFを描いています。

舞台は西暦2276年、未来都市ニュー・トーキョーシティです。
そこには十五才のある少女が存在していました。
徳永周博士の娘で徳永星、昼間は女学生だが、
夜はニュートーキョーシティの上区で縄張りをまとめる
レッドサークルのボス、レッド・セイだった。
なぜか彼女は髪を染め、カラーコンタクトをはめていた。
実は徳永周の実の娘ではなく養女だったのです。

その時代、1度は惑星開発で火星も開発の手はつけられたのだが、
なぜか子供が生まれないことがわかると流刑星として利用されたが、
いつしか流刑囚さえ送られなくなり住民はすべて死に絶えたはずであった。
やがて、火星が再開発されることになるのだが、新しく移住してみると
そこには異貌の火星人たちが暮していた。
子供が生まれないはずの火星で種として生き長らえていたのです。
彼らは白い髪、赤い目を持ち常人には無い能力を持っていました。

ある日、下区のボスの右腕である男月世界人エルグによって郊外に招き出され、
いさかいが起こり、そのいさかいでカラーコンタクトが割れてしまいます。
その後、エルグが彼の目も赤く、同朋だと告げるのであるが、
存在しない第六世代(ヘクサ)目であることから嘘だとわかる。
そして舞台は火星へ、、、。

なぜ、火星人は誕生したのか?謎の男「エルグ」の正体は?
地球人に迫害された火星人はどうなってしまうのか、、、
運命に操られるようにセイは地球から火星、
そして銀河系のかなたまでさまよいます。
苦難の旅の末にセイは何を見出すのでしょうか?

作者のインタビューなどを読むとこの作品はストーリーも決まらず
タイトルだけが先行して連載が決定し締め切りに追われながら
生まれた作品で結末が全く見えずに描いていた、ということでした。
そんな状態でこのような緻密で女性の生理的本能的な情感に
働きかけるような結末にできるものだ、と感心した覚えがあります。
事情を考えると登場人物たちの心情の描き方に少し無理があるのも
仕方の無いことでしょうね。

それに時間に追われたせいでしょうか、火星人の生態や進化の道筋、
登場する異星人たちの立場など論理的な難点もありますが、
生命が進化するとの意味や超能力の問題点、人類という種についてなど
考えさせられる作品でもあります。
ガンダム・ファンなどは違った観方ができる作品かもしれません。

個人的には「銀の三角」「海のアリア」などのエイリアン物、
「あぶない丘の家」などのコメディ?SFなどが好きですが、
この作品も手放せません。
普段は「マンガなんて低俗なものは読みませんわ」という方には、
ぜひ!読んでほしい。
また、少女マンガなんて、とかジャンプしか読めね〜よ!
という方にも読んでほしい。
そんな、エポックメーキングな作品です。

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紙の本

異惑星間のファンタジーアドベンチャー

2001/08/07 16:04

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆーか - この投稿者のレビュー一覧を見る

 近未来、地球の植民地となった火星。そこで変化しながら存在している火星人と地球人の戦いと、更に異なる惑星からの謎の接近。

 火星生まれで、ずばぬけて特殊な能力を持つ主人公「セイ」の波乱に満ちた物語である。

 地球と火星とのこぜりあいや、共存していこうとする人々の交流が若い世代を中心にしっかりと描かれている。「精神論」的な話に発展してしまうのは、この作者特有の進め方であるが、どことなく同じ作者の後の作品「マージナル」の結末を思い出してしまう。

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電子書籍

前半はかよかったけれど

2017/03/13 21:37

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る

現在の火星の状況と火星人と地球人の対立というところまでは面白かったのですが、そのあとはあまりsfが好きではないこともあり、イマイチ入り込めませんでした。
壮大になりすぎた感じ。

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2005/06/04 19:07

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2005/06/08 15:11

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2005/06/11 13:48

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2006/03/13 17:17

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2006/03/19 12:15

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2006/05/21 20:31

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