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みんなのレビュー106件

みんなの評価3.8

評価内訳

104 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

勘助と由布姫、ある種、姫萌え!?

2007/06/17 23:55

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 最近は、擦れてしまってか、あんまりNHKの大河ドラマも見なくなりました。
でも、なにを扱うかは、ちょっと気になります。
 今回は、「風林火山」武田信玄がメインかと思いきや、
なんと、軍師の山本勘助だとか、、。
普通、大河ドラマの原作というと、何十巻とかの長大作なのですが、
井上靖さんの文庫一冊(しかもそんなに厚くない)ということで、思い切って読んでみました。

 あらすじとか、プロットは、ドラマ化しているわけだし
よく知られた戦国のエピソードなので
割愛させていただきます。
 本書、勘助が武田家へ仕官するあたりから、死ぬまでのお話しなのですが、
勘助と晴信(信玄)のお話しというより、勘助と由布姫のお話しといった感じです。
 勘助のある意味、由布姫への女性へのエロティックな愛というより、
”姫萌え”みたいな、感じです。
じーの「姫様っー」と叫ぶ感じ。
(途中、幾度か、本編でも叫びます)
 由布姫は、武田家に滅ぼされた諏訪家から側室として晴信に嫁ぐのですが、
勘助が、この複雑な心境の由布姫を慮る(おもんぱかる)感じが、
本書内の、ある意味強烈なアクセルになっています。

 後、もう一つ書きたかったのが、
軍師というと、日本だと、多分、諸葛孔明さんのイメージが大きくて、
清廉潔白なイメージがあると思います、
しかし、本当に中国史通の人に言わせると、孔明さんは、名軍師でなくて、名宰相だそうで、
 中国史通の田中芳樹さんなんか、よく言っています。
(蜀で名軍師だと、法正さんだそうですね)
それは、ひとまず置いといて、
軍師というと、清廉潔白なイメージがあると思いますが、
本当は、そういう人もいるでしょうが、真逆です。
 軍師ほど、兵や将に嫌われ、嫌がられる存在はありません。
だって、平気で兵や将の一つの部隊を捨て駒にするのだから。
 割と、ドライな井上靖さんも、武田家に仕官する最に青木大善を計略で斬ったり
最初この路線で勘助を描いていたのですが、
 だんだん、勘助が、いい人になっていきます。
 しかし、軍師が、仕える殿様にある種の愛情を感じるのも中国史には、
よくあります。
 漫画、「蒼天航路」の呂布に対する、陳宮なんか気持ちなども、
よくそれが出ていました。
まぁ、このへんは、ものがたり力というか、主人公パワーに井上さんも
負けていったのかなぁと、思いつつ読んでいました。
 大河ドラマでは、万人受けするいい人バージョンの勘助が描かれると
思いますが、
 本来、めちゃめちゃズルいのが、軍師なので
ズルい勘助も、読みたかったなぁと、思ったりしています。

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紙の本

風林火山! このタイトルが懐かしいです。

2022/01/31 13:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る

◆風林火山! 四字熟語のような、重々しい、このタイトルが懐かしいです。
◆昔、NHKの大河ドラマでやっていませんでしたか? 
◆親が大河ドラマが好きで、見ていたような気がしますが、私は見ていませんでしたので、それ以上の記憶はありませんでしたが、風林火山、このタイトルだけは印象に残っています。
◆武田信玄の話なのかな、とボンヤリ思っていたのですが、実際に読んでみると、この小説の主人公は、山本勘助なのでしょうか?
◆ちょうど、この本の前に、海音寺潮五郎先生の『天と地と』を読んでいて、これは上杉謙信を描いている物語なので、やはり、どこに焦点をおいて、人物を描くかで、武田信玄のイメージもこんなにも変わるんだな、というのが印象として残りました。
◆寝る前に、布団の中で読むのに最適だと思います。

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紙の本

最初の軍師小説?

2015/08/28 20:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:historian - この投稿者のレビュー一覧を見る

2007年大河ドラマ原作。武田信玄の軍師・山本勘助が武田家に仕官してから川中島の戦いに倒れるまでの日々を描く。史実と異なるシーンもある(書いたのが1950年代だから仕方ないのだが)が、戦いに明け暮れる中でも、由布姫との心の通いを井上靖らしい淡々とした文章で描く、味わいのある作品だった。
大河ドラマも主演の内野聖陽の演技が光る、完成度の高いドラマだった。

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2006/01/08 05:01

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2006/04/07 22:54

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2006/09/19 22:50

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2007/02/10 21:10

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2006/12/27 21:10

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2007/01/06 21:13

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2007/01/07 14:57

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2007/02/12 16:41

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2007/02/23 01:11

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