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新潮文庫化で再読。結局、最後までシリーズ再読してしまった。続けて読むと、各物語が相互に多くの伏線やキャラで繋がっているのがよくわかる。図南で描かれた王になるための試練たる昇山が雲を超えて飛べばあっという間とか、シリーズ世界観の根幹にかかわる天と人のかかわりに関する登場人物の悲痛な叫びが印象深い。この続きを読みたくて待っている人が多くいるだろう。
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これまでの十二国記の物語全てがこの物語の伏線になってしまうという超絶技巧。
早く続きを読ませてください。
おねがいします。
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戴の王と泰麟が姿を消した! と言うことで戴があれているとこで、李斎が慶に助けを求めてきた。そこでできることをするために延王、六太、陽子、景麒、氾王、氾麟、廉麟などが活躍して泰麒を蓬莱から取り戻す。そこには前の慶国の乱で活躍した虎嘯、祥瓊とか桓魋が出てくるのは非常にほほえましい。今回は王生母、碧霞玄君なども出てくるので非常にバラエティに富んだ登場人物達が話の内容を盛り上げる。
ただ 最後は李斎と泰麒がまた戴へ戻るところで終わってしまうので話としては未完のまま。続きが早く読みたくなるが、この本の元もかなり前に出てから全く後編が出ていないのでどうなることやら。 ただ新潮社から続編が出るような予告が出ているのでもしかしたら続き話なら良いけど。
まあ今年には何かでるでしょう!と言うことで待っています。
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十何年ぶりかの再読。相変わらず色あせないなぁすごいなぁおもしろいなぁ。
ファンタジーとしての面白さもかなりレベル高い(個人的にはこれより上を知らない)けど、途方もない宇宙みたいな理に呆然となるこの感じは、どこまでもリアルだなと思う。なさけはひとのためならず。
新刊はやく読みたい!
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以前、買っていた版と読み比べ。
加筆部分が物語を良い方向に。
李斎の慟哭が胸を打つ。
次で出る新刊が本当に楽しみである。
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久しぶりに陽子たちがでてきました♪戴国に突如起きた謀反で、戴国の主上の行方と泰麒の麒麟としてもとに戻れるか…次の巻が楽しみです。執筆中とのことですが、いつかな?今年中だと嬉しいのだがーー!
『…景王ですか?』
『中島 陽子です』
『…高里です』
なんだか新鮮!!
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2014/03/29 購入。十二国記の旧作であり既に読んでるけど、本屋でページをめくってたらもう一度読みたくなってしまった(完全版って何が違うのかしら)。
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07/01/2014 読了。
読み応え半端ないですね!
魔性の子の高里のその後も知ることのできる物語。
魔性の子と対になっている話でもありますね。
泰麒は戻すことが出来たけど、王はまだ行方知らずで・・・
早く続きの巻を!!
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はいきた~!十二国記新刊~。つーわけで即買い、即読み。
途中で読むのを止めることができず、今日は少々睡眠不足でした。
表紙の長い髪の女性、だれかなー。陽子は上にいるしなーっと思ったら、李斎だった。
ちょっとアニメとイメージ違った。けど、これはこれで美麗。
魔性の子、の十二国記側のおはなし。
戴で何が起こったのか。
詳しいことはまだまだ闇の中、ですが、とりあえずの概略は了解。阿選かあ。うーん、まあ、正直戴は泰麒と曉宗と李斎あたりしか顔浮かばないんで、誰が裏切ったかとか言われてもピンとこないんだが、なんか、
その後の阿選のありようが不審。李斎の言が不気味だった。ただ王になりたい、とかじゃなく、戴を憎んでいるよう、とは・・・・。そして曉宗はどこに?
あ、そうそう曉宗の泰麒に対する認識に李斎と同じく、
うわあっと。なるほど、民意、ねえ。
いやあ、ホント、この人ザ・王様って感じ。
まあ、只今行方不明中だが・・・。この状況は少しは予想の範囲内だったのか、全くの予想外だったのか。
曉宗側のお話が、メッチャ読みたい。
使令もなくし、転変もできず。隻腕の将軍と、泰麒とで、一体何ができるとゆーのか。
ひっじょーーーに心配。
麒麟への憎悪と怨嗟の念。全く泰麒のせいでもなんでもないのに、この状況。
王が死ねば自らも死ぬ、とか、よく考えると、非常に不条理な存在な麒麟ですが、泰麒の場合、更に、
その不条理度が上がってるよなあ。仙子にしたって泰麒を守ろうとして必死だっただけなのに、ねえ。
そして、その不条理度マックスな状況での、泰麒の言葉。無力であるということに安住するほど幼くない、とか、自らが支えることができてこその我とか。
ぎゃーきたー、十二国記名言!!
正直、李斎にめっちゃ共感しました(いやいや、この状況で戴に帰るとか無茶でしょ?と)が、
それでも李斎は泰麒の言う通りにするんだよなー。
なんとゆーか、踏みとどまれる人間ってすごいなーっと。
うう、がんばれ~~!っとしか言えない。
鈴とか祥慶とか陽子たちの周りがみれてよかった。
待つ、新作。
あーでもやっぱ文庫書き下ろし、にはなんないよなー。
うーん、ここまで文庫で集めたから文庫で揃えたいんだがなー。
新潮さんなんとかしておくれー!
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「魔性の子」の対となる作品。十二国側の視点。
前半は、王と麒麟が消えた戴国の惨状が、将軍李斎を通して描かれ、とにかく苦痛。しかし後半は、景王(陽子)発起のもと、殆どの国の王と麒麟が結束し、泰麒の捜索に当たる!
戴国はまだまだ酷い状態だけど、無事泰麒を蓬莱(日本)から連れ戻すことが出来て、少しは希望が見えてきた感じ・・??
続編(今度こそ新作!)が待ち遠しい!
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このシリーズはいつもながら私に色々な事を教えてくれます。
今回も印象的なセリフや一行が沢山ありました。
早く続きが読みたい!
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十二国記は新潮文庫で追っています。刊行されると割とすぐに読んでいたのですが、これの次は書き下ろし長編。いつ出るかわからないので、もったいなくて読めずにいたのです。次に出るのが確定してから読もうと思っていたのですが、あれから1年以上過ぎ待ちきれなくて読みました。いやはや。
このシリーズは毎回、つらいことが次々に起こり、我慢して耐えて抗って最後に大逆転! という展開にカタルシスを味わえます。しかし今回はつらさを背負ったまま続くので、余計に早く次を切望しますね。これで次に出る長編新作が別の時代別の国ならどうしましょう!? という怖さもありますが。
天に祈り天に助けを請うのに、何故天は助けてくれないのか。形としての天ならば心の拠り所に過ぎないだろうが、天が存在するならば一体天は地の人々をどうしたいのか? 十二国記の世界がシステマチックであるからこそ、余計にそこにある矛盾とも思える非情さが浮き彫りになる。その世界を生きるとはどういうことなのか。そこに思いを馳せることは、現代を生きる身にも反映されるのでしょう。
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またまた一気に読んでしまった。ホワイトハートで読んだ時もこの後どうなるの⁈ってなったのを思い出した。次巻早くでないかな〜。
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新潮社版 十二国記 エピソード8
戴国で起こった変事を中心に話が進んでいき、この一冊だけでも十分に楽しいですが、エピソード.0の『魔性の子』がこの話の裏側というか…別サイドからの話なので、それを読むとより楽しいかもです。
さらに風の海 迷宮の岸 (EP.2)』や『華胥の幽夢 (EP.7)』の短編 冬栄にもつながってます。
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泰麒のその後が気になるし、魔性の子とこの本が対になってるように泰王側からの話も知りたい!とにかく続きが気になる!
いつも通り考えさせられる言葉がいっぱい。
中盤の延王、六太、陽子の会話は思わず笑ってしまいました。
後半の六太と尚隆の会話
「お前…行くか?」
「行ってもいい。」
この会話、この言葉、この単語、色んな思いが乗っかっているのではないかと…。
なんかね、ちょっと切ないな、と。
(追記)
西王母に対面し、陽子は天意を奇跡の一種だと見做すことができなくなってきた、とあるが尚隆がどう感じているかは描かれていない。
風の万里で「ーーー俺は雁を滅ぼしてみたくなる…。」と尚隆は言っている。黄昏で蓬莱に行き、すでに異国だとは言っているがあの時失くした小松を思わない訳にはいかなかったはずだ。
500年延王で有り続け初めて西王母に会い、蓬莱をその目で見た尚隆は何を思ったのか。
この先の戴の行方も当然気になるが、尚隆の今後も激しく気になるのでした。