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電子書籍
グノーシス主義とは何か
2024/04/06 09:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
グノーシス主義の神話について3つの文献から訳文を紹介されている。本書を読む前はグノーシス主義といえば善悪二元論という印象だけだったが人間の魂そのものが光の世界から流出したもので人間即神という思想であるという指摘になるほどと思った。
紙の本
グノーシスの宇宙観
2024/04/03 13:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る
グノーシス主義はあるゲームが影響を受けていると聞いてから興味があった。神から人間が生じる過程や宇宙観など、迂遠かつ冗長なせいで難解な原文を整理し、解説することで大まかなイメージを掴みやすくなっている。
ここで登場する神話については「良く考えたらこの神どこか抜けとるやんけ!」の気付きが発端かはともかく、抜粋を見ていると「公式の知識が前提になっているヘイト二次創作」を読んでいる感が強い。一神教的世界観を知っていることが前提で、基礎的な説明を他の宗教に丸投げしているせいで自己完結していない教え。相容れない教義なしには存続し得ない歪な構造ゆえに衰退するべくして衰退したのだなあと、何だか勿体ない気持ちになった。
紙の本
第一人者による素晴らしい仕事
2023/12/30 00:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マルクス・アウレリウス - この投稿者のレビュー一覧を見る
グノーシス研究の第一人者が様々な文献から抜粋、紹介、解説してくれる、時代的、空間的にも幅広いグノーシスの世界をかなり手際よくまとめてくれている素晴らしい仕事と言えよう。グノーシスというのは、その名称とは裏腹に、あまり知性的とは言えず、むしろそう偽装しているためなのか、とにかく文献は難解というか、晦渋というか、素直に読んでも言いたいことがよくわからんのだが、その辺を上手く著者が解説してくれているため、何とか理解が進み、興味が持てるようになっており、流石の手腕と唸らされる。この本で少し自信が持てたら、さらに他の本や原典に当たってみよう。
紙の本
古代キリスト教における最大の異端とされたグノーシス思想から生まれた数々の神話を紹介した稀有な書です!
2020/03/10 09:22
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、古代のキリスト教において最大の異端派とも呼ばれている「グノーシス主義」が生み出した神話について紹介した非常に珍しい書です。グノーシス主義というのは、1945年にエジプトで発見された「ナグ・ハマディ文書」から分かった思想で、紀元1世紀頃に地中海地域で形成され、その後、古代キリスト教において最大の異端とまで呼ばれるまでに至り、宗教世界はもちろん、哲学、神学、科学において絶大な影響を与えたとされる思想を指します。同書では、この思想から生まれた様々な神話や物語を、原本である「ナグ・ハマディ文書」や、その影響の強いマンダ教やマニ教の経典などから抜粋して紹介してくれます。とっても興味深い内容です!
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