ぼくは明日、昨日のきみとデートする みんなのレビュー

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投稿者：英世　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

美大生の高寿は電車で見かけた愛美に一目惚れする。そして彼女と付き合い始めたが、彼女は変に涙もろかったり、何から何まで高寿にとっての完璧な彼女であったのが不思議だった。
第一章の間奏と題名から何となく真実が予想できたけど、彼女の口から秘密を明かされてから、その不思議さが腑に落ち、さらに結末を予想すると読んでいて切なかった。本書は高寿の視点から描かれているが、愛美の視点からの物語も読んでみたかった。

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投稿者：アマタツ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

中年を過ぎた今、この本を読んで甘酸っぱい学生時代の記憶が呼び起こされました。
何をするにも一緒にいたあの日、もう一度帰りたくなりました。疲れた時にリフレッシュしたい男性にオススメの青春ストーリーです。

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投稿者：咲耶子　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

電車の中で愛美に一目惚れした高寿。思いがけず付き合う事になったが、愛美には秘密がありました。
二人にはどうすることもできない秘密。
高寿の子供の頃の思い出からある程度は予測できます。
愛美の秘密が分かってからは終わりに向かう寂しさが悲しかったです。
でも、それは高寿も同じですよね。
限られた時間で、できるだけの事をしようとする若い恋人同士の切ない話でした。

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投稿者：まこと　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

泣ける話だということとタイトルだけで、山田太一さんの「飛ぶ夢をしばらく見ない」と同じような設定の話なのかな？と思ったら、やはり同じでした。しかし「飛ぶ夢」とは違って、こちらはなぜそういうことが起きるのか（ネタバレになりますが、時間が逆行している世界から来たこと）解説してありました。
人物の関係性なども「飛ぶ夢」とは違って、こちらはすぐに恋人同士になり相思相愛です。
（山田太一さんのほうは、随分昔に読んだので、よく覚えていないのですが、設定が同じだけで、小説としてジャンルが全く違うので較べるのもおかしいのかもしれません。あちらは純文学で大人向けで、こちらは
エンタメで若い人向けですね）
お話しは、切なさはかなり伝わってきましたが、私は大泣きするほどではなかったです。（もう、いい歳だからでしょう）
でもこれが、映画化されたら映画館ですすり泣く人続出でしょうね。

それほど、読むのが速くない私でも、１時間半ほどですぐ読み終わる本でしたので、日ごろ読書の習慣がない方でも気分転換に手軽に手に取って読める本だと思います。

余談ですが、個人的に京都の叡山電鉄の路線（修学院です）に住んでいたことがあるので、よく遊びに行った地名がたくさん出てきて懐かしく読みました。

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投稿者：薬学部3回生　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

高校の朝読書の1冊とするために手に取ってみた。
文章を目で追っているだけでもストーリーの
風景が思い浮かんでくる。1人称で語られている箇所もあり、
まるで自分が主人公になったかのような気分になりとても楽しい。

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投稿者：ルリラ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

最初にあとがきを読んでしまった私が悪いのですが、読む前にうすうす結末に気づいてしまいました。でも、なんとなくわかっている状態でも小説の内容に入り込んでしまって、涙なしに読むことができませんでした。本当にあとがき読まなきゃよかったと後悔しています。

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投稿者：ポッター　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

最後は、なんともなんとも切ない気持ちで読了した。彼女が、涙もろいというのは、逆の意味で理由があったのですね。こんな時間を過ごせたら最高!ですが、その分心の整理がつかないだろな〜。

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投稿者：まき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

2年前の春この本に出会いタイトル名の切なさに気付いたとき涙が溢れたことを覚えています。
あれから2年感じることも思うことも少し変わっても感動することには変わりません

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投稿者：MAMI　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

久しぶりに泣きました。
切なくて切なくて。
好きだからこそ、別れなければならない辛さが伝わりました。
だけど、時間の流れが逆さであることが難しかったので、また読み直そうと思っています。

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投稿者：melon　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルどおり、ぼくの明日はきみにとっての昨日なのです。

愛美は異世界人であり、この40日間だけ、日にちをまたぐたびに、昨日へと進んでいくという時間の流れでこの世界にやってきているという設定は少し無理がありますが、斬新であると思います（『Steins;Gate』のように設定に科学的な思考を加えた緻密なものというわけではないところは減点ポイントかもしれませんが）。
タイムリープするものは、大抵同じ時間を繰り返したり、過去に戻ってやり直すなどの設定が多いため、このような設定は他では見られないものだと思います。

主人公高寿目線で物語りは進んでいくため、高寿にとっては最終日を境にいきなり愛美に会えなくなるということになりますが、愛美にとっては徐々に自分との思い出を失っていく高寿、自分との関係が徐々に疎遠になっていくという抗うことのできない、時の流れという残酷な事実を前に、それでも懸命に予定されている事項をこなしていく健気な姿には感動を覚えます。現実世界においては、認知症によって徐々に退行していく様子を目の当たりにすることに喩えられるでしょうか。

前半は高寿の初々しさにほっこりするただの恋愛小説のような様相であり、後半におけるギャップが本作の魅力ではないでしょうか。感動というものは日常と深刻な場面における差が引き立てるものですから。

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投稿者：みなみ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

友達から勧められ読みました。最後に読んだらタイトルの意味が分かるよと言われ興味を持ちました。最初の出会いの場面。そんな運命的な引き寄せられるようなことってあるのかなと思いましたが読んでいくうちに運命だったのだと分かりました。
二人の恋は青春で甘酸っぱく恋っていいなと思えるような作品でした。クライマックスはタイトルの意味がわかりとても切ない気持ちになりました。ですが心がほっこりするような素敵な作品でした。

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投稿者：Ｍ8　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

出会わないはずの二人が出会えて良かった。

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投稿者：ayachin.　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

大切な人を大切に思う気持ちが大事だと気づかされた本でした。最後は涙が止まりません。

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投稿者：ぶーちゃん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

最後まで読んで，もう一度読んで泣きたくなる．
「きみ」の涙の理由，，

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投稿者：TAICHI　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

時間が逆に流れるというのが、とても新鮮に感じられた。また、ハッピーエンドではなく切なく終わる感じがとてもよかった。