紙の本
やっぱり本当の家族がいいのか?
2014/05/06 23:37
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投稿者:英現堂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
文庫本になったら読むぞと決めていたが、文庫本になって早や11年半。やっと手に取った。『火車』、『レベル7』、『返事はいらない』、『淋しい狩人』を読んだのが16年前。『スナーク狩り』を読んだのは15年前。この頃はけっこう読んでいた。
いやーひさしぶりの宮部みゆき。いいですね。本人はNHK特集的にやろうとしていたみたい。殺人事件が起きて、犯人はもちろん、その事件の周辺にいた人たちの事件への関わり方や、どういう家族と暮らしてきたなどの背景が詳しく語られる。かれらも事件にかかわったのは一部でそれまでの、それぞれのドラマがあるのだ。物語はインタビュー等、事件を振り返る形で進められる。殺人事件が物語なのでなく、それに関わった多くの人間の物語だ。1999年の直木賞受賞作。
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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰。にまつわる話ですが、
サラーっと読み始めるとあまりの登場人物の多さに、
誰?!と慌てることになります笑
最終的にはメモを取りつつ読みましたが
まぁ、考えさせられたけど
読み終わるまでが大変だった笑
紙の本
長くて読むのがたいへん
2016/04/12 11:42
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投稿者:よしくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮部みゆきが直木賞を取った作品。
たいへんわかりやすい文章だが、長くて読むのがたいへんだった。
内容も殺人事件の話で重い内容だし。
5段階評定すると内容は5だけど、おすすめ度は2ぐらいです。
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荒川の高層マンションで起きた一家四人殺し。 しかし、そこに住んでいるはずの家族はほかの場所で暮らしていた。 殺されたのは誰か、殺人者は誰なのか。事件はなぜ起こったのか。
殺人事件の重要参考人が保護されるところからはじまり、 色々な人々によって事件が語られていく。というスタイル。 読者にはわからないだけで、事件解決後という設定なので、 ミステリー独特の緊迫感はあまり感じられない。 しかし、第1章からキーマンが登場するだけに、誰が、どのように、この人にかかわってくるのだろうと、知らず知らずのうちストーリーに引きこまれた。
とにかく登場人物が多い。 最初、何がどう起こっているのかもわからないうちに、 次ぎから次ぎへと登場する人々に少々疲れました・・・
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ザ・クライムノベル。
むしろキングオブクライムノベルといっても大袈裟でない。こりゃ直木賞とるわなあ。
被害者より加害者に激しい同情を覚えとてもやるせない思いになった。これはもう世界名作劇場に分類しちゃう。
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東京都荒川区の超高層マンションで起きた凄惨な殺人事件。殺されたのは「誰」で「誰」が殺人者だったのか。そもそも事件はなぜ起こったのか。事件の前には何があり、後には何が残ったのか。ノンフィクションの手法を使っています。宮部みゆきさんの最高傑作といってもいいかも。人物描写のうまさは当然あります。う゛ーノンフィクション手法が使って逆に落ち着いてしまったかも?
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母は途中で読むのやめちゃった理由が、最初から犯人がわかっているから、だそうで、でもわたしはおもしろかったので全部読んだ。これ、wowowかどっかでドラマ化したよなぁ。
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おもしろかった。インタビュアーらしき人が「誰やねん」とは思ったけど。ぶ厚い本にハマり出しました・・・
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2003/3/31〜読みはじめます。
久々宮部みゆき楽しみo(^-^)o ワクワク
読みはじめた途端に宮部ワールド突入デス。
思わず『うまいよな〜やっぱり・・・』ってつぶやいてしまいました。
ちなみにコレは『直木賞』作品。
でも分厚過ぎぃぃ┐('〜`;)┌ いつ読み終わるのかなぁ。
〜2003/4/11読み終わりました。
いや〜〜〜〜オモシロイ!!!面白過ぎる!!!!
さすが宮部さん!!っと言ったところでしょうかねぇ。
超分厚い本なのに、飽きそうかなぁ?読んでて具合悪くなるかしら?
なんてちょっと思ってたケド、飽きるどころかス〜ラスラ読めてしまって、
自分でもビックリです。
まだ読んで無い方の為に、詳細は書けないけれど、これまたお勉強になった一冊。
競売というコトバは知っていたし、トラブルがあるって言う事も以前テレビで見てた事が
あったのでフムフムと思うところがあって勉強になったわぁ。
宮部作品の中でコレはオススメ!です。(^∇^)σ
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宮部みゆきさんの直木賞受賞作です。とっても濃厚と言うか重厚です。読むのが遅々として進まなかったのですが、ようやく読破しました。この作品に十分に浸って楽しんで見たい作品です。
内容は、ノンフィクション形式で事件を振り返っています。つまり本来、こうしたノンフィクション事件回顧となれば、事件そのものは判明しているって訳だけど、この作品は、誰が殺されたかも、なぜ、どのようにと言うのが全く分からないまま(と言うか謎が二転三転しながら)話は進むと言う異例の内容になっています。それは良く出来た構成だなあと感心すること、しきりです。そして何よりもひとつの事件と言うものに非常に多くの人がかかわりになっていて、それぞれに人間ドラマがあるんだなと思い知らされます。犯人当ての推理小説が、時には、限られた世界ですすめられる事件だったりしますが、それとは対極にあるような感じです。とにかく未読の方は「理由」を読もう。2003.1.16
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はじめのほう、専門的だし、展開についていけなかった気がする。意味がわからないなりにも、読みました。読んでよかったです、まんなからへんから楽しかった、とても。実際にありそうな話で怖いですね。(こんな感想ばっかし)
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一体何が起こったのか? そして誰が犯人なのか?被害者は一体誰なのか?それがドキュメンタリー風に書かれています。
私が通勤に利用している電車が北千住駅を通る電車なので気になってどんどん読んでしまいました。
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内容(「BOOK」データベースより)
事件はなぜ起こったか。殺されたのは「誰」で、いったい「誰」が殺人者であったのか―。東京荒川区の超高層マンションで凄惨な殺人事件が起きた。室内には中年男女と老女の惨殺体。そして、ベランダから転落した若い男。ところが、四人の死者は、そこに住んでいるはずの家族ではなかった…。ドキュメンタリー的手法で現代社会ならではの悲劇を浮き彫りにする、直木賞受賞作。
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私の初宮部。この手の軽い本は昔は好きじゃなかったけど、話題だったので、つい...。
やはり、受け狙いも見えるし、「家族」でまとめたいところもすぐ見え見えなところはがっかり。この手の本はそうなんだよなあ。ただ、風呂で読むにはこの人の本はぴったりだ。と気づかせてくれた。
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ハードカバーを持ってるのけど読み返し用に。
で、やっぱり途中で挫折しそうになった…直木賞作品は苦手です。