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投稿者:kuzira - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は冬休みの話です。
父も子もそれぞれ成長していきます。
そして、ついに母も登場。
大人も子供も成長していける。
坂木さんのほかの作品と少しリンクしていて、
発見できると嬉しくなります。
紙の本
ホリデーシリーズ続編
2021/06/29 14:59
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投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
ワーキング・ホリデーの続編。登場人物のキャラが更に立って、前作よりも私はこちらの続編の方が好きです。坂木さんの作品はイヤな人が1人も登場しないのが好き。今回は物語そのものも好きだったのですが、あとがきにあった3.11の時の宅配業者さんたちの取り組みに感動しました。大変な時だからこそ荷物を待っているお客様はたくさんいます。コロナで緊急事態宣言が出された時も宅配便だけは逆に動きまくっていたのもあとがきにある内容を彷彿とさせました。仕事に誇りを持って働く人は凄い!!
紙の本
今作は冬
2019/11/12 13:52
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作「ワーキング・ホリデー」が夏休みだったのに対し手、続きの今作は冬。
皆さん、いろいろな人間模様が。
楽しく読めて、温かい気持ちになれます。
電子書籍
寒い夜にほっこりさせるんで、そこんとこ夜露死苦!
2015/01/27 19:03
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投稿者:やきとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
ワーキングホリデーの続編。元ヤンで元ホストの主人公の大和が息子の進と出会ってから半年。今回は進の先にいる母親(元カノ)の由希子との関係もクローズアップされ、イベント盛りだくさんの秋から冬が描かれます。Xmas、正月、バレンタイン、ホワイトデーとハチさん便も書き入れ時で取り扱い品もバライティーに富んでおり、お仕事小説としても色んなウンチクが学べる。
前作でハチさん便の配達エリアが作者の他のお仕事モノ「切れない糸」「和菓子のアン」の生活圏内と重なるなとは思っていましたが今回はハッキリとその関係性がわかる事に!「洋菓子屋かとれあ」と女子大生の桜井さんが登場。どのエピソードにどの様に登場するのかは読んでみてのお楽しみ。
成長する息子とシングルマザーとして生きてきた母親由希子との距離感。父親としての資格だ、責任だと悩む大和が家族を意識して七転八倒する姿は笑えるんだけど心がほっこりする。寒い夜に炬燵や布団の中でニヤニヤしながら読んで欲しい秀作。
紙の本
次の展開が楽しみ
2015/01/26 20:22
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投稿者:か~ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ワーキングホリデーの続きが気になって購入。父子の関係に加え大和と由希子の距離が少し近くなったことでこれからが楽しみです。ジャスミンの言葉にはジンとします。
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ジャスミンさんの言葉。どれもきちんと心に届く。
作者の坂木さん、これらの言葉をどこでどうやって手に入れたのだろうか。経験や生きてきた年数だけが醸し出すあったかみと厳しさと親身さが沁みるフレーズ…今作では、それがとても心地よかった。あ、雪夜やナナも、前作よりさらにかっこいい!
もちろんストーリーの横糸、輪郭がくっきり鮮やかな個性の持ち主たちの人間模様も、冴えていた。時に底抜けに楽しくて、時にしんみりとして。縦糸のヤマトと進の父子の物語も進展があって、とにかく見過ごせない。
はあ…なんか癒されてしまうのだなあ。坂木作品。
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ワーキング・ホリデー続編。
新たに息子君の地元での友達や新バイト君、それから前回よりは出てきてくれたお母さん!とりどり織り交ぜての連作短編集でした。
ぐっとくるよね。ほろりともくるよね。
いつかきっと、誤解も解けてまあるくまとまるといいですよね!
和菓子屋でバイト中のサクライさんには思わず吹いてしまいましたよ。
気になる方は、是非和菓子のアンを!
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前作より、登場人物を好きになってきた。
大和や進はもちろん、ナナも成長したし、ジャスミンや雪夜は相変わらず優しい。
ジャスミン語録が欲しい位、ジャスミンの言葉は心に響く。
今後、大和と由希子の展開が気になる。幸せになって欲しい。
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前回に引き続きほっこりとするアットホームな作品。親子関係に切り込んだあたりは1歩前進か?登場人物たちがしっかり顔を持っている作品。
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【冬休み、期間限定の父子がふたたび】元ヤンキー&ホストで現・宅配便ドライバーの父としっかり者の小学生が再会。イベント盛り沢山のこの季節にはトラブルも多くて――。
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ファミリー小説にほんのりミステリー風味。冬期の配送業の描写もリアルで、特におせちのくだりは、あぁ大変なんだろうなぁというのがよく伝わってきました。
わりとボリュームのある1冊ですが、ぐいぐい引き込まれるので意外にさくっと読めました。
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坂木司さんの小説は、本当にホッとする
押し付けがましくなく、納得される言葉に
正直であって、やさしい思いに
人を傷つけてしまうことに後悔して
まっすぐに、自分を受け止める清さに
読んでいる時間が、とっても暖かい
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ホリデーシリーズを読み始めたとき、ナナは最も現実感がなく、自分からはとても遠かった。
お金は有り余ってて、ホスト通い、寂しいと嘆くだけの女の子。
ウインターホリデーでは、そんなナナの変化が最も鮮やかに残った。
「お客さん」だと、素敵な体験を受け取れる。とっても楽しい。でも、いつも「お客さん」はつまらないものだ。お客さんではなくなって、自分から生み出したり、がんばってみると、もっと楽しい。
バイトし始めたナナは、身近な元気でかわいい女の子に映った。
なんだか自分も仕事頑張るぞと思えました。
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デジャブか・・・年末の試練の時間を思い出した.
彼もこれを読んで気付くものがあると良いのにと思えてならない.作品は終始,ほのぼのとした雰囲気が心地よい.シリーズものの第二巻にあたるようで,遅ればせながら前巻も読んでみようと思います.
以下あらすじ(巻末より)
元ヤンキーでホストだった沖田大和の生活は、小学生の息子・進が突然に夏休みに現れたことから一変。宅配便のドライバーへと転身し子供のために奮闘する。そして冬休み、再び期間限定の親子生活がはじまるが、クリスマス、お正月、バレンタインとイベント盛り沢山のこの季節は、トラブルも続出で…。
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再びひと時の間一緒に過ごすことになった大和と進。お互いにどこかちょっぴり照れてるところもあり、歯がゆい感じもして、読んでいて面白い。進は本当にいい子だなと思う。宅配便業者のクリスマス、お正月、バレンタインの大変さは読んでいて驚かされます。前作より、進の母、由希子の登場も多くて、今後大和との復縁はあるのかな?想像していた女性とは全く違うけれど、この方が大和にはお似合いな気がする。そして「和菓子のアン」に登場していた彼女もちらりと登場。ナナの行く末にも驚かされました。