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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 11件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2008/11/07
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/226p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-717768-3
文庫

紙の本

ホットドッグの丸かじり (文春文庫)

著者 東海林 さだお (著)

山で食べる塩むすび、縁日の焼きそば、そして風が吹きわたる野球場で食べるホットドッグの美味しさ…食べ物の適材適所に思いを馳せつつ、肉まんや桃缶の正しい食べ方を遂行し、人柄も...

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ホットドッグの丸かじり (文春文庫)

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商品説明

山で食べる塩むすび、縁日の焼きそば、そして風が吹きわたる野球場で食べるホットドッグの美味しさ…食べ物の適材適所に思いを馳せつつ、肉まんや桃缶の正しい食べ方を遂行し、人柄もよく成績優秀な人参君がなぜ出世できないのか悩む。今日も大忙しのショージ君、ついに豚肉料理店で豚攻めに遭うことに。【「BOOK」データベースの商品解説】

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評価内訳

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紙の本

「丸かじり」三代記

2009/10/25 07:57

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 世襲はむずかしい。
 先の選挙でも世襲はだめだとか、まあそうはいっても今回はいいじゃあないかと喧しいものだったが、選挙が終わったら、しーん、としてしまった。
 なんだか、またこそこそと、ひそひそと、「お父ちゃん、世襲ゆずってね」なんてねだっているのだろうか。
 別に政治家だけが世襲問題で悩んでいるわけではなくて、先代がこつこつ地道にこしらえてきたものを二代目がはちゃめちゃにしてしまうなんていうのは、たくさん目にする。

 ここに饅頭屋があったとする。(どこにあるのかと聞かれても困るが、あるものは仕方がない)
 毎週毎週こつこつと、地味に、といっても、そこは先代も馬鹿ではなく、かなりの大手の流通経路にくいこんで、なじみのお客がたくさんついている。
 屋号は、「あれも食いたいこれも食いたい」。
 れっきとした老舗である。
 この饅頭屋の二代目もそこそこやり手である。
 世間でいう、馬鹿息子ではない。
 「父ちゃん、屋号が長すぎて、お客さんが舌かんじゃってる」みたいなことを、無口な先代に進言したにちがいない。
 そして、新たな流通経路までこしらえて、「父ちゃんの丸かじり」として、まとめて売り出した。
 もともと先代の味がいいから、売れないはずはない。
 しかも、新しい屋号がうけたから、二代目も成功した。
 だから、この饅頭屋は世襲に関しては問題なかった。
 さらに、三代目が才覚に富んでいて、「父ちゃん(これは二代目のこと)、これってパッケージを変えたらもっと売れるんじゃない」みたいなアイデア商売を始めた。
 流通経路も変え、価格も低価格戦略にうってでた。
 パッケージは専門業者にお願いした。さらに、有名人のあれこれに推薦文を依頼した。
 これが評判を呼んで、売れに売れた。

 いまでは「丸かじり」というだけで、みんなが「あれはうまい」というまでの認知を得るまでに急成長している。
 世襲がこれほどうまく成功した例は、近代日本経営史でもまれである。
 今日も、先代は毎週毎週こつこつと、二代目は先代の働きに感謝しつつ、数が集まるのを待って、さらに三代目はよしよしと舌舐めずりしている。
 それでも、お客は喜んでいるのだから、こんないいことはない。
 「丸かじり」三代記は、きっと、日本のベスト世襲として、国民栄誉賞をとるにちがいない。

 ◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でご覧いただけます。

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2010/04/20 23:15

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