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  3. オカメ八目さんのレビュー一覧

オカメ八目さんのレビュー一覧

投稿者:オカメ八目

226 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

紙の本時間は存在しない

2020/08/22 13:08

別に「灰色の男たち」に盗まれたわけではない。

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ミヒャエル・エンデの「モモ」に出てくる「灰色の男たち」に盗まれて、「時間」が存在しないわけではない。ーーー読めば分かるが「時間」とは、「時間がない」状態のところから、ある相互作用と言う「出来事」により「生まれて」くるものらしい。ーーーこの本を、少し飛躍して解釈すれば、少し昔のツッパリたちが、何かと言うと「そんなの関係ねェ!」と吐き捨てたように言ってたのは『時間がねェ(そんなの分かる暇がない)!』と言ってたことになるな、と感じた。ーーーだから「灰色の男たち」も、この本を読んでいたなら、「モモ」の物語のスジも変わって、ヒトの「時間」を盗まずに、発電機ならぬ『発時機』なんぞを造って結構儲けていたかも?ーーーまた、日本語の「時間を作る」と言うのは、案外と「時間」の本質に迫った言い方なのかもしれない。ーーーちょっとばかし「頭がウニ」に成りそうにもなる、超最先端のサイエンスを、よくぞ、ここまで数式を使わずに、人の感覚に訴えかける文章で著してくれた著者さんと、それを「頭がウニ」にもならず(もしかして、成りかかったかも?)翻訳して下さった訳者さん、ありがとう!!ーーーその位、読むのに結構「ホネ」だが、「コロナ禍」を、ほんの一瞬でも逃れたかったら「頭がウニ」にらぬ程度に、少しづつ拾い読みや、流し読みをするがいいかも。 まるで、その昔の、ヨーロッパの「ベスト禍」を逃れてイギリスの田舎で、木から落ちてきたリンゴを見て「万有引力の法則」を発見したアイザック・ニュートンのように、一瞬成れるかも?ーーー勿論、この一冊で「時間の謎」が全て解けるわけじゃない、「時間の謎のロマンの旅」はさらに続いて行く。

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紙の本

伊集院さんの「当てようとして外す」が、超コワイみたいな所が出てる

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

伊集院さんの「当てようとして外す」が、超コワイみたいな所と、養老先生の「外れっぱなし(失礼!!)」の様な所が、奇妙にかみあったり、また、いつもの様にズレたりの、やり取りの妙が楽しい本。 読書疲れの「箸休め」にいい。 勿論、面白い話テンコ盛り!

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紙の本

紙の本方丈記

2018/10/28 08:25

「読まず嫌い」でした。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

知ったかぶりで「ほうじょうき?ーーーなんか、古い話みたい・・・・」と思ってた。ーーーーところが、ちよっと読んでビックリ!ーーー「日の下に、新しきものなし」で、800年前の京都という「大都市」も、今の東京と言う大都市と同じで「新陳代謝」が激しかったと見えて、鴨長明の方丈記によれば、建物がしょっちゅう変わってて、ちょっと見ない内に変わってて、しかも、ちょっと前までは大きかった建物も、小さくなってたりするといった観察眼はすごいと感じた。ーーー今の東京でも、「同じ現象」が観られるからだ。 また、鴨長明が生きてた、鎌倉時代というのを、学校で習うと「なんか、随分昔!」って、感じがしてたが、こうして、実際に生きてた人の記録(随筆)を目の当たりにすると、まるでタイムマシーンにでも乗ったかのようにスーーーッと、その「時代」へと行ける、、一種のタイムトラベラーとなれる、面白さがある。 さらに本書は、「諸行無常」を表していると、一般的に言われてるが、それだけではないことが書かれているから、ずっと読み継がれてきたとも感じる。

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紙の本

流石と言っては失礼だが、「その道」の元プロであった著者氏ならではの分析と評価

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

流石と言っては失礼だが、「その道」の元プロであった著者氏(念のため言うが、スパイではない。日本の外務省の、情報分析の仕事をしていた人)ならではのリヒャルト・ゾルゲとそのチームに対しての、分析と評価だ。 只、物凄く情報量が多いので、ゆっくりと読めそうな、かなり暇な時に読む本としてはいいかも。 そうでないと「脳がウニになり」、マンガのように、頭の毛が逆立ってしまうかも。ーーーそれでも勿論、読む価値は高い。

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紙の本

初めは、とっつきにくい本かも。しかし、じっくり読むと「いい味」が!

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今や、ダイバーシティ、多様性、SDGsとかが賑やかだ。 また、反対に、いじめ、虐待、差別、ネグレクト何かもヤカマシイ。ーーーーそんな中、『では、では、自分と価値観が違った人や、人たちと、どう向き合えばいいのか?』との迷いは半端ない。 そんな、迷いからの脱出に、ついて行く気になれたら、かなりいいガイドさんとなってくれそうな本の一冊。
 自分の「狭い」感性を、例え少しでも、押し広げたいと願うのなら読んで損はない。ーーーーーーー『俺様の様な正しきものが、どうして受け入れられないか?!」と憤(いきどお)るよりも、『例え、仕方なしでも、曲がりなりにでも、こんなヘンなヤツを少しででも受け入れてくれたッ!!』との軽い驚きと、静かな喜びと「同行二人」で行けたらなぁ〜と思うので、今やこの本はおすすめです。

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紙の本

「納豆は、日本人しか食べてない!」と信じてる人が読めば、「井の中の蛙」が「大海」を知るだろう

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「納豆」を通しての壮大な時空の「旅」だ。 「時」は縄文時代の一万三千年前で、「空」は東南アジアから西アフリカまでだ。ーーーまだ、仮説の域を出ていないが、日本の「農耕」は弥生時代の稲作からではなくて、縄文時代のツルマメ栽培から始まっていたーーーみたいな話も出てくる。 そして、そのツルマメを「大豆」へと品種改良して行ったーーーみたいなことになっていくから、一般的に「大豆は大陸から伝わった」と言う話とは違うーーーなんか「右翼」がズイキの歓喜の涙を流して喜びそうな話にもなりそうだ。 それでも、ヒトが「より美味しいものや、より身体に良いもの」を求めて苦労と努力を重ねる情熱は、どんな「時空」でも共通だとわかる本。ーーーそして、そして「発酵モノ」のトンデモない奥の深さも感じ等れる本でもある。
 また、この著者氏の「納豆」の定義は、あくまでも「納豆菌」で発酵したものであって「カビ菌」で発酵しているテンペは含まれないことは、本書にも書かれている。ーーーかなり「ネタバレ」っぽく書いたが、それこそ「糸引き納豆」の糸の様な不思議な縁で繋がっていた話は、読めば読むほど、面白いし、静かにエキサイティング!

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紙の本

長い間、「なぜ、自分に好都合な事に、強く期待しては、いけないか」が分からなかったが、本書に、その具体的な答えが有った!!

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

長い間、「なぜ、自分に好都合な事に、強く期待しては、いけないか?」の具体的な答えが、本書に有った!!ーーーーその意味でも、凄い本。 初版、半年で二刷が出るのも、うなづける。ーーー「優しさ」や、「情緒」や、「愛」や、「感情」や、「道徳」などに根ざして生きてきた人たちには、この、少々理詰めの、しかも、人間の心の皮を、ひっぺがしたような、発達障害の解釈は、もしかすると、冷水を浴びられたかのようにも映るかもしれない。 が、当事者として、別の当事者さん達を、たとえ少しでも、変えて「育てよう」とした時の、ある種の厳しさが、そこには、どうしても出てくるのだ。ーーーなぜ厳しくなるのか?ーーーじっくりと考えながら、読むがいい。ーーーそこには、真実があるゆえに「目が痛い(本を、目で読むので、耳は痛くない)」と言うことになる。ーーーーそして読むにつれ、目からは何枚ものウロコが、ボタボタと音を立てて落ちる。 また、文章が、キュッと締まってて、とても読みやすい。 大人になってしまった当事者が、読んでみると「ああ!そうだったのか!」言う部分が、あちら、こちらに出てくることだろう。ーーー何も、現役の当事者だけの本ではない。 それでも、役に立つ一冊。

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紙の本

私は、さんざ親を泣かしました。(つまり、かつての「育てにくい子」)

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

もう70を、とっくに過ぎたヤツですが、「育てにくい子」とは、暗号の様な物で、「育てる=解読する」みたいな所があり、また、『親を泣かした』とは、一種の悔しさであり、さらには「怒り」であり、天童荒太氏の「永遠の仔」の様でもあり、『怒りは年をとらない』であって、自分で、例え僅かにでも、その「暗号」を解読出来たら、いつでも、こうした類の問題へとアクセスが可能となる。ーーーーそう出来たら、そこが、「こころのオアシス」とも成り得ると考えて選んだ本。ーーー「こころの喉」が渇いたら、飲み(読み)にくる「オアシス」と成りそう。

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紙の本

タイトルは硬いが、要は『遊びを、せんとや産まれけん』です!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人は自分の頭(知恵やアイディア)と体を使いたくないと思うと、カネを使うことになる。 反対に自分の頭と体とを使うと、より愉快なことにもなる。 そんなことを具体的に創って行こうと言う本。
 一体全体、本当のホントの愉しさってなんなんだぁ???ーーーーーーーーーもしかして、それって猛烈地味なんじゃぁないのか?ーーーーもの作りが好きな人で、時々「作って居るあいだが愉しい」と言う人が居るが、この著者氏がやっている「非電化工房」のHPへ行ってみると、そこは、そんなもの作りの哲学を実践してるワンダーランドです。 無ければ、
自分の頭と手をフルに使って生み出そう!と言う心意気に、もう、溢れかえってます!
 私は、ここのHPで、手回し発電ライト付きラジオを買って今使ってますが、手回し発電さえ怠らなければ、電池も 100V電源も要らずに、いつも聞いてます。
 また、アングロサクソン系の文化が盛り上がってる頃に出来た、今の「資本主義」は、常に『どう頭を使ったら楽になるか?』を中心に徹底的にやって来た物だった。ーーー所が、そうやって見たら、期待外れの「当てようとして外す」になり、グローバルウォーム(地球「過熱」化)が起きて来て、結果、ちっとも楽にはならなく成りつつある。ーーーそこで、新たなる「発想」や「思想」が今や必要とされ始めている。ーーーそんな問題提起から、この著者氏は「非電化」と言う方向へと具体的な「手作り」への行動をしている。 その行動の中より生まれた、いくつものアイディアが、ぎっしり本書には詰まっています。 
 そっち(非資本主義)の方向へと「遊び」に行きたい人には「お宝」!

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紙の本

重たい話を「タメぐち風」にして・・・・・

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読み始めて、なんか文のケツが、一々「タメぐち」っぽいのが、ハナについて仕方がなかったが、少々そのハナを摘んで読み進んだら、決して「軽い話」ではない話を、『どうにかして伝えたい!』と言う書き手の、ココロの表れかもなぁ〜と気付いたら、ハナの洗濯バサミは取ってしい、読めるようになった。 それは、その昔、重たい石の下にコロを入れて引っ張って運んだのとよく似てる。ーーーまた、それは、一度でも清掃工場の建物の中に入った時にも似てて、入りたては臭いのだが、暫く居るともう「臭わなく」なるのと一緒。 そうして「読める」様になったら、 そこには、人生色々、ゴミも色々で、多種多彩な「人間模様」が、キレイなものから、それは、それはモロ、(当たり前だが)汚ないモノまで百花繚乱、酒池肉林、言語道断のごとく、目の前に広がっていた!!ーーー平気でゴミと、それを回収する人たちを、やれ「臭い!」とか、やれ「邪魔だ!!」とか思ってたりする人たちの、すぐ隣にある「もう一つ別の世界へのガイドブック」。

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紙の本

NHK-BSプレミアムの「英雄たちの選択」の司会者として、著者を知っていたので本書を選んだ。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

あの「英雄たちの選択」での、著者氏の生き生きとした歴史解説に、引き込まれて、いつも番組を楽しませてもらっているが、本書は、それとは一味も、ふた味も違った味の「歴史」のようだ。 この著者は、本書を読むと、遺跡発掘の人たちが、せっせと土砂を掘り、また、かき分けて遺物発見を喜ぶように、古文書の中を「発掘」する「古文書発掘、探検家のインディージョーンズ」のような人だと感じた。 特に本書の4章は「災害大国」に暮らしてるンだなとつくづく感じ入るものだし、また「石川五右衛門」の章は、何やら凄みすらあるから、単なる「歴史の愉しみ」程度からは外れると感じた。

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紙の本

紙の本家族という病 2

2018/09/05 04:33

以前の「家族という病」の読後感想に『家族が病気だとは思わなかった』という非常にトロイことを買いたい。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

以前の「家族という病」の読後感想に『家族が病気だとは思わなかった』という非常にトロイ反応を書いた。 しかし、今度「2」を読んでみて、かつて自分が、家庭内暴力の小さいのをやり、また、不登校の小さいのもやって、今にして思えば、今は亡親を泣かせたなぁ〜と、思い出していて『やっぱ、家族ってビョーキあるっ!』て思えるようになった。ーーーそして、偶然かもしれないが、今でいう所の「引きこもり」になってて、テレビをよく見てた頃に、この著者のアナウンサー時代の画面を白黒で見てて『表面はしっとりと穏やかで品もあるが、何か、一種の迫力のようなもの』を感じてたのを、本書を読んでて思い出した。 また、私は「一年位植物状態になり生還したタクシードライバー」に出会った事があるが、その人も、独特の迫力を持っていた。 それと、私のセンスで感じる限りは似てる。 今思うに少々偉そうに言うと、いつ何時、どこに居ようと、人生とは、一番治りにくい病を治そうとして、判断力、感性、センスを磨く旅だとつくづく思う。さらに、期待、思い込む、こだわる、信じ込む等を「やり過ぎ」て「過ぎたるは、及ばざるがごとし」や「当てようとして外す」に結果的になり、腹立たしくてたまらずイヤにも、寂しくなるのなら、期待、思いこみ、こだわり、信じ込み等『はもう既にちゃんと充分に、やっているはずだ!』と少々決めてしまい、もうそれらを、力を入れてまでしないと、やれるように成り、今では自分自身や、他の人の「期待」の「圧力」からいくらかフリーに成りつつある。
 まっ、だからと言って、判断力弱いですから、下手な安心はしないとも少し決めていて、さらに自分の「学ぶ力」と同行二人で「旅」をし続けることにした。 なにせ諸行無常。 ちょっとでも立ち止ろうとすれば、押せ押せの変化の流れに蹴倒されるか、弾き飛ばされるかだから、
「学び」は死ぬまでか、さらに「死んでからも」続く。

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紙の本

漱石の「この世が、棲み難いと思ったら、そこから詩が産まれ、文学ができる」の一節を思い出した。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

嫌になる自分自身も、自分から見たら「内なる他人」なのだ。 だから、それを例え一時的にしろ、無視したり、忘れたり、イヤがって切り捨てようとしたりも出来ちゃう、ある意味での恐ろしさがある。 じゃぁ「無視」や、「忘れる」で、すべてが終わるのか?ーーー現実は、そうじゃない。 まだ先がある。ーーー「腹も身の内」と言うが、嫌になった自分自身も「身の内」なのだ。 だから「無視」や「忘れる」なんてすれば、いずれ、その報いが回って来る。ーーーーーーーだからじゃぁないが、あえて言う「嫌になった自分自身を、味わう時間を、意識してつくろう」と。ーーーーこの著者氏は、ここまで描くのに、かなりの苦労と努力を積み重ねたものと、私は想像するので、こうした読後感を、さらに強くした次第だ。 しかし、この重たい題材を、いとも軽く描いて下さったのも、この著者氏のウデだと思う。

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紙の本

「事故のあの時」を、また彷彿とさせるデータの数々

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ひとつ、ひとつの、細かなデータを眺めてると、「原発事故」の、あの日あの時に、静かに引き戻される。 その「空気」だけでなく、細かな出来事を、ひとつ、ひとつ観て行くと、現場じゃ、こんな風にやっていたのか、と強く感じるものがある。 ある意味、物凄い労作だ。

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紙の本

紙の本笑うお葬式

2017/11/21 18:41

ちょっと失礼かもしれないが、タイトルが何かグロく見えた。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ちょっと失礼かもしれないが、タイトルがグロく見えた。 しかし読んで見れば、それは全く違ってて、「事実は小説より奇なり」であり、そんな読む前の「思い込み」も吹き飛んでしまうほどの、この著者の「絶叫マシーン並みの人生を歩んだ父」の実話なのだ。 ある種のスケールの大きな、そして、また、ある種の「人徳」を醸し出して、破天荒に生きた、著者の実の父、そして母の実話と、著者の「身の上話」を合体させたような「ファミリーヒストリー」と言ってもいいかも。 しかし、あちこちで照れると、話にオチを付けて来るクセがある。 だが、読む者を引きつける、スピード感あふれる文体で、読み出せば一気に読める。 そして、生きる力をもらえる本。

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