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Myブックツリーを見る本の専門家が独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの”関心・興味”や”読んでなりたい気分”に沿ってご紹介。
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誰もが避けては通れない!「倫理」について考えるための本
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普段の生活の中で「倫理」について考えることは少ないでしょう。その言葉の、少し説教めいた響きに怖気づく方も多いかもしれません。しかし「倫理」について真剣に考察することは、日常を支配する隠れた規範の根拠を問うことであり、極めてスリリングな営みです。そんな「倫理」について考えるきっかけになるような本をピックアップしました。
研究者、植物園の職員、花屋など、植物に魅せられた人々が登場する小説
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人間よりも長い歴史と生命力を持つ植物。ペットのように呼びかけたり、寄り添えるわけではないけれど、身近に植物があると癒される、という方も多いでしょう。ここでは、研究者や植物園の職員、花屋など、植物に魅せられ、職業として植物と深く関わるようになった人々に焦点を当てた小説を紹介します。
国際アンデルセン賞作家・角野栄子と、彼女が愛したブラジル
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『贈り物をあけるときのようにわくわく』した気持ちを抱えて24歳でブラジルへ渡り、2年間の移民生活を送った角野栄子。2018年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞した彼女に、『ブラジルでの暮らしがなかったら、私は作家にはなっていなかったでしょう』と言わしめた体験とは?作家人生の原点にもなったブラジルでの暮らしと、人々への愛が詰まった本を集めました。
小学生が自分で読める!自由研究のお役立ち本
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自由研究を行うには自ら不思議を発見し、調査する力が必要です。今は学校でもタブレット活用が推進されていますが、ネットという情報の海で小学生が著作権を意識し、研究結果をまとめることは案外難しいものです。だからこそ、子ども向けの情報がまとまった本の出番。自由研究のモチベーションが上がる、小学生が楽しんで読める本をそろえました。
この部屋には何かいる・・・!?奇妙な存在との平穏な共同生活を描いたコミック
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得体の知れない「何ものか」との、手探りの同居生活。おどろおどろしいホラー一択かと思いきや、そんな設定で平穏な暮らしを描いている物語もたくさん存在しています。主人公にしか見えない妖怪?それともすべてが幻?相手に対する漠然とした不安を抱え・・・。そんな奇妙な共同生活を描いたコミックを集めました。
彼女たちはどう「ガラスの天井」に挑んだ?女性研究者たちの活躍を描いた本
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ガラスの天井とは、素質や実績があっても女性やマイノリティという理由で正当に評価、昇進させない組織内の障壁を指す言葉で、女性の活躍を阻害するとして、男女格差の課題となっています。そして近年、学術分野でもジェンダー平等推進が謳われていますが、研究者に占める女性の割合は2割にも満たないそうです。綿々と続く男性優位の環境下においても、探求心や使命感に駆られ、地道に研鑽を積み、輝かしい研究成果を挙げた女性たちがいました。ここでは、科学や学問の発展に貢献した女性の研究者たちの人生や事績を知ることができる本を集めました。
孤読から共読へ:書物の共同体のために
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「知の冒険に身を投じ、他者を知るために、書物は最良の道具です。それは誰でも容易に手に取ることができ、電気も必要とせず、移動も収納も簡単です」とル・クレジオは語った。人間が肉体を持つ限り、モノとしての書物も容易にはなくならないのだろう。紙世代の作家や思想家が書物と読書、書店について語ったことを振り返ってみる。【選者:小林浩】
研究って、やめられないほどおもしろい?博士たちのリアルな本音がのぞける本
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自然科学の研究者たちを中心に、彼らが自らの研究やキャリアについて綴った本を集めました。研究という仕事の魅力や、研究者ならではの悩みなど、リアルな本音も明かされています。研究者は普段はどんな仕事をしているのか?どうやって研究者になったのか?そんな素朴な疑問に答えていて、将来を考える若い世代にもオススメです。
動物との共生について考える。動物倫理学に興味を抱いたら読んでみたい本
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大切な家族の一員としてのペット、日々の食生活を支えてくれる家畜、動物園で目にする珍しい動物、農作物に害を与える野生動物。われわれ人間にとって地球上で共に生きる存在である動物との関係は、ときに矛盾するものでもあります。その矛盾に端を発して生まれたのが動物倫理学です。動物との共生にあらゆる角度から考え、論じた本を集めました。
100年後の地球と人のために、今こそ学びたい。宮沢賢治の倫理と思想を知る本
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人類と自然環境との調和はこれからの大きな課題です。持続可能な開発目標である「SDGs」、環境や社会に配慮する企業を重視する「ESG投資」など、経済の分野も自然保護に取り組み始めました。この人間と自然の調和の倫理を追い求めた人に、宮沢賢治がいます。童話作家として有名な賢治の足跡をなぞり、今こそ必要とされる彼の倫理を体得しましょう。
1種類の生物をひたすら追い続ける!?研究者の探求心に感服させられる本
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たった1種類の生物の生態や習性を知るために情熱を燃やす研究者たちは、いわば究極のオタクと言えるでしょう。彼らの著書は対象の生物についての深い造詣と愛情、そしてびっくりしてしまうようなエピソードにあふれています。私たちの人生に思いがけない知識や知恵を与えてくれる研究者たちの、情熱あふれる言葉に耳を傾けてみませんか?
正解は一つじゃない。夫婦&カップルの共同生活を考えるための本
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他人と暮らすことには、喜びや安心とともに困難がつきものです。一緒の時間が長くなるにつれ、言葉が足りなくなっていったり、些細な行きちがいが許せなくなったりしてしまうもの。大切なパートナーと一緒に暮らすことについて、今一度考えてみませんか?あるべき姿にとらわれず、2人に適した生活のかたちを模索するヒントになる本を集めました。
常識が揺らぐ今こそ読みたい!「命」や「倫理」を見つめ直すコミック
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時代とともに変化するのが「常識」ですが、災厄が度重なり、前提とされてきた環境が激変する現在、なおのことこれまでの「正しさ」に疑いを持つべき時ともいえるでしょう。そんな時代に生きるなかで、新たな道しるべになり得るコミックを集めました。「命」や「倫理」にまつわる、人間のあり方を見つめ直すきっかけが得られるはずです。
国際的なことは個人的なこと:ジェンダーが世界を動かす
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国家安全保障、外交、貿易、植民地化と脱植民地化、軍事占領。これらはすべて「ある種の私的関係とされるものに依存している」と政治学者エンローは論じます。「高度な政治力学」(とされているもの)を日常生活から読み解くジェンダー研究書5冊をご紹介します。【選者:望戸愛果(もうこ・あいか:1980-:立教大学アメリカ研究所特任研究員)】
愛と哀悼――不可能なものの共同体のために
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(友)愛をめぐって、あるいは死を、神を、恍惚をめぐって、現代フランスの哲学者ジャン=リュック・ナンシーが、いまなお多方面にインスピレーションを吹き込んでやまぬ思想家ジョルジュ・バタイユと格闘する。二人の磁場に引寄せられたいくつかの書物を紐解いてみよう。【選者:柿並良佑(かきなみ・りょうすけ:1980-:山形大学専任講師)】
科学はこうして発展した!数多の研究者が取り組んだ狂気に満ちた実験の歴史
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日々、数多くの発見が科学分野でなされています。華々しい科学の発展の裏側には、異常なほどの知的好奇心ゆえに、行き過ぎた危険な実験や奇想天外な実験をした研究者の存在があります。そのような科学発展の裏舞台ともいえる、狂気の実験の歴史が垣間見える本を紹介します。
国際バカロレア認定校!開智日本橋中学校で出題された文章
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今回ご紹介するのは、開智日本橋中学校の入試で出題された文章。平成27年より共学校として新たなスタートを切り、国際バカロレアのプログラムも取り入れて生徒に「自ら学ぶ」ことを強く求めているのが教育の特徴と言えます。またキャリア教育も取り入れており、社会で活躍する人材を目指すことに力を入れた学校です。
国際色豊かな英文学――外国人が活躍するイギリスの物語
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大英帝国として名を馳せたイギリスには昔から多くの国の人々が集い、文学作品の中でも活躍してきました。より豊かな暮らしを求め移住して来た人もいれば、植民地として支配を受ける国からやむを得ずやって来た人もいて、視点が異なればイギリスの描かれ方も大きく変わってきます。イギリスの多様な面を知ることができる物語を紹介します。
「幸福学」入門!科学的に幸福になる方法を研究している本
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幸せになるのはどうすればいいのか?多くの人が抱えるこの問いに対して、さまざまな科学的なアプローチで回答しようとする研究「幸福学」が盛んになっています。きわめて主観的で計測不可能なものと思われていた幸福に、客観的なアプローチは可能なのでしょうか?興味深い提案をしてくれる本を紹介します。
起業する前に読んでおきたい!はじめてのビジネスモデル研究
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新しく何かを始めるときは、その分野における先達に学ぶのが手っ取り早いもの。それは当然、ビジネスにおいても同じです。ここではビジネスモデルを学ぶのにぴったりな本をピックアップしました。起業する方、社内ベンチャーを立ち上げる方、何かを始めたいからそのヒントがほしいという方は、ぜひ手に取ってみてください。
資本主義史研究の新たなジンテーゼ?
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J・コッカ『資本主義の歴史』を翻訳し終え、彼の議論の特質について考えています。もしかすると、資本主義史研究の新たなジンテーゼがここから生まれるかもしれない。すでに決着済みのように思われていたものも含め、考えないといけない問題がこんなにもあるのか、と驚いています。【選者:山井敏章(やまい・としあき:1954- :立命館大学教授)】
大人の自由研究~こんなに困った日本の出口をさがす5冊
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失われた10年は30年になった。50年になるだろう。経済がズタボロなのは、政治がまずく外交がまずく、教育も失敗しているから。社会と格闘する自前の社会科学が貧弱だからだ。では、どうする?社会を生き、組織を生きる人間が輝くには、日本人の思索の原石を拾い出し、あなたが磨き上げることである。
客観的に自身を分析!?説得力とすごみがある当事者研究本
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自分は人生の当事者として生きられているだろうか。ここで紹介するのは、思わずそう考えさせられる本ばかりです。病を患った当人が、自身を客観的に分析して、また実際に学問として研究する「当事者研究」。国内では、北海道のある病院と施設から始まりました。当事者をいわば肯定的に引き受けた人たちの語る言葉には、説得力とすごみがあります。
新たな視野が開けてくる!?倫理学的視点を養うためのブックガイド
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高校で倫理の教科書を眺めて以来、「倫理」と名のつく本から遠ざかっている人も多いことでしょう。道徳的な判断をする際に感情的な反応だけを頼りに思考停止してしまうのではなく、判断の根拠を合理的に模索することが倫理学の役目。倫理学的視点を養えば、これまでとは違った視野が開けてくるはずです。
中学から英語で授業!?できて3年目で難関校に!三田国際中学で出た文章
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三田国際学園は戸板女子中学が2015年に用賀に場所を移し、共学化した新設校である。現在すでに難関校としての地位を確立した広尾学園と同じ校長である。学校の特徴としては英語教育に力を入れ、インターナショナルコースと一般コースの2クラスに分け、英語で授業をするといったセンセーショナルでチャレンジングな取り組みをする。
帝都東京、首都東京、国際都市トーキョーの過去と未来はこんなに面白い
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大河ドラマ「西郷どん」でも登場するはずの江戸城無血開城、明治政府の樹立以降、東京は首都として二度の大震災といくどもの戦争を経験し、人々の喜びと苦しみをつぶさに眺めてきました。二年後に控えた二度目の五輪開催、新天皇の即位に向けて、首都東京はどのような変貌を遂げていくのでしょうか。あるようでない東京本、独断でご紹介します。
恋人じゃないのに一つ屋根の下!?ドキドキが止まらなくなる共同生活コミック
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突然恋人ではない異性と一緒に暮らすことになったら・・・想像するだけでもドキドキしてしまいます。生活をともにするということは外では見られない一面が見られるということで、いつもより気が抜けた姿やイメージのギャップに惹かれてしまうもの。一番近くでその姿を見るということは一番ドキドキさせられる、ということなのかもしれません。
奇想天外な危険に挑む!学者の研究ライフが覗けるエッセイ
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白衣をまとって顕微鏡をのぞき、研究室で論文を書くなど、学者といえばインドアな印象が強いものです。しかし研究は、意外とアウトドアだったりもします。研究材料を求めて絶海の孤島やジャングルの奥地へ向かう姿は、さながら体力勝負の冒険家のよう。想定外のトラブルに遭遇しながらも、忍耐強く調査を続ける学者たちが記したエッセイを集めました。
倫理観が崩壊!?「性」と「暴力」に満ちた危ない物語
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文学の主要なテーマとして、時代を越えて連綿と描き続けられてきた「性」と「暴力」。ときに目を覆いたくなるような過激な描写に彩られたそれらの物語は、われわれの倫理観を試すかのような不敵な輝きに満ちています。だけど、怖いもの見たさで覗いてみたくなるのが人の性。読後、あなたの何かを変えてしまうかもしれない危険な本を紹介します。