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書架(もしくは頭蓋)の暗闇に巣食うものたち
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「死とは空虚な名である。人が死に、魂と肉体が分離する時、なにものも滅することはないし、無に帰すこともない」(アグリッパ『隠秘哲学』第3巻36章)。死の気配が濃密さを増す暗い時代に不死性を統覚することは可能か。死の表象が反復する、狂おしい生のはざまに目を凝らしてみる。【選者:小林浩(こばやし・ひろし:1968-:月曜社取締役)】