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男性同士の恋愛もの、いわゆるBL（ボーイズ・ラブ）が人気を集めて久しいですが、女性同士の恋愛物語もどんどんおもしろくなってきています。そのなかでも特に、揺れ動く繊細な心を持つ少女同士の恋愛には読者も強く引き込まれてしまう、甘酸っぱい世界が広がっています。ここでは学園を舞台にした、少女同士の百合コミックを選書しました。

「女三人寄ればかしましい」と言われるように、女子が集えばおしゃべりは止むことはなく、その連帯力や突破力は1人のときとは比べものになりません。それぞれは非力に見えても集まれば驚くようなことをやってのける、痛快なガールズパワーが発揮される本をコミックを中心に集めました。女子たちの底力から元気がもらえるはずです。

江戸、明治、現代と、さまざまな時代を舞台にした「百物語」を集めました。小粋な江戸怪談に、ゾッとしながらも最後にホロリとさせる人情噺、怖くて悲しい妖怪話など、かつての怪談は原因も理由もはっきりしていて、納得できるものばかりでした。しかし文明とともに怪談も変化して、現代では起承転結がはっきりしない不気味な怪異が語られているようです。

学生時代に古典の授業や学校教育の一環として、競技かるた、百人一首を体験された方もいらっしゃるでしょう。大人になった今、また少し興味がわいて、百人一首について知りたくなった人は、まずは本で知識を深めてみませんか？百首の歌を味わう本、誰が何の目的でこの百首を選んだかの謎にせまる本から、競技かるたに関する本まで、幅広く紹介します。