ブックキュレーター本の雑誌 炎の営業 杉江由次
手から手へ、本屋さんで本を買う喜びにあふれた本たち
ネットで本を買うのも便利だけれど、たまには本屋さんを訪れ、じっくり棚に並んだ本を見ながら選んでみませんか。本棚に並んでいる本は何気なく置いてあるように見えるかもしれませんが、それは実は書店員さんたちがあなたのことを思って並べた本かも。
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ニッポンの本屋
本の雑誌編集部(編)
ギリギリいっぱいの気分の日、今日こそ本屋さんに寄って気分転換して帰ろうと思っていた・・・のに結局仕事が終わらず、駅に着いた時には、シャッターが閉まっていた。そんなときにはこの『ニッポンの本屋』がおすすめ。日本各地の普段づかいの本屋さん34軒の本棚を写した写真集です。ページを開けばまるで本屋さんに居る気分に浸れます。
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幸福書房の四十年ピカピカの本屋でなくちゃ!
岩楯 幸雄(著)
いつでもそこにある・・・といって、いつまでもそこにあるとは限らない。私鉄沿線の駅前で四十年、雨の日も風の日も毎日本を売っていたお店が、今年の春閉店しました。そこはまるで教会のようにお客さんを迎え入れ、神父さんのように棚が語ってくれました。店主である著者の実直な言葉は、まるで聖書のように胸に響きます。
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本日の栄町市場と、旅する小書店
宮里 綾羽(著)
沖縄の地元の人たちに愛される市場(商店街)で、父親がオープンした本屋さんの店番をすることになった娘さん。その初日、隣のお店でベビー服や肌着を扱う金城さんに「がんばります」と挨拶したら、こう答えられたそうだ。「が、ん、ば、る、な」。商品でもなくお金でもなく、”心”がやりとりされる商店街。物を買う、売るの原点に気づきます。
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モンテレッジォ小さな村の旅する本屋の物語
内田 洋子(著)
かつて本を背負い、時には馬車に乗せ、国中に本を売り歩いて行商する人たちがいた──。ヴェネツィアの古書店でその話を聞いた著者は、イタリアの山間にある小さな街を目指しました。いったいその街の人たちは、なぜ本をそのようにして売り歩くようになったのか。イタリアの歴史が織りなす本と本屋の物語。
ブックキュレーター
本の雑誌 炎の営業 杉江由次書評誌『本の雑誌』のただひとりの営業部員。本と浦和レッズをこよなく愛し、平日は本屋さん、休日はグラウンドで過ごす二児の父。著書に『サッカーデイズ』(小学館文庫)、『「本の雑誌」炎の営業日誌』(無明舎出版)がある。現在「WEB本の雑誌」にて「帰ってきた炎の営業日誌」(http://www.webdoku.jp/column/sugie/)を、雑誌『URAWA MAGAZINE』にて「URAWA DAYS」連載中。
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