世界で活躍できるハングリー＆ノーブルなリーダーになるための本

「世界で活躍するビジネスパーソンはどれくらいのことを知っていたら良いですか？」という質問への回答です。30歳でこれくらいのことができればどこへ行っても生きていけますし、こうした知識にクリエイティビティや感性が加わった人が一流になれるのだと思います。

人は仕事で何を世の中に残せるでしょうか？お金ですか？事業ですか？でも普通の人はそんなに簡単に残せるものはないものです。生きていれば人の出世や富を羨むこともあるでしょう。この本は人が世の中に何を残せるかを教えてくれる名著です。

みんな知ってるナイキの創業者の本です。実はナイキ創業の裏に戦後日本の影響がありました。米国の若者の冒険譚と彼が憧れた日本のものづくりの逸話。その昔、日本は狡猾で図太いベンチャーな国だったことがわかる起業家物語です。

ファイナンスと英語は日本ではまだまだ価値が高く、これができれば食べていけます。「財務やファイナンスについてはこれから勉強します！」と言う役員は諸外国ではクビになります。そんな恥ずかしいリーダーにならないために20代のうちに熟読して理解したい一冊です。

「結局は各国の政治しだい」と近年のビジネス環境は国際情勢による影響が大きくなっています。トンデモな言説に惑わされず、国際政治の基礎と主流を学ぶことはビジネスパーソンとして、諸外国で会話する時に必須であり、本書は良質な入門書となっています。