ブックキュレーター京都大学特任准教授 山本康正
全業界に必須なテクノロジー・ビジネスの考え方
新型コロナによって、デジタルの活用が急速に進みました。しかし、日本では経営のスピードの遅れから、海外の取組みや、スタートアップのスピード感にうまくついていくことができていません。この講義では日本だけの視点ではないものでバランスよく実務と理論を学べるものを選びました。
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テクノロジーには国境はなく、国内のテクノロジーだけを見ていたら海外の優れたテクノロジー企業にひっくり返されかねません。単に時価総額順に並べるのではなく、産業を塗り替えるポテンシャルのあるスタートアップ、テクノロジーにフォーカスした本。
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うちの業界には技術は関係ない、と思っている人にこそ読んでもらいたい本。携帯電話がカメラ市場を破壊したように、相手側にはその気がなくても自社の業界が業界外から破壊されるケースはこれからも続くでしょう。特にGAFAだけでない次の波に注意。
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画期的な技術とメディアで評判でも、きちんと裏を取らなければなりません。有名な人が投資しているとか、目利きを人に頼った時点で、思わぬ落とし穴がでてきます。イノベーションがブームとはいえ、実際のベンチャーの裏側を知る重要な視点を学べます
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大企業が新しいテクノロジーを導入しづらい一番の弊害はノスタルジアです。未来はすでに新しい技術普及を見込んでいるにも関わらず、様々な利害関係者が過去の製品にこだわり、動きが遅くなってしまうことがあります。その処方箋を知ることができます。
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日本は既存のビジネスを洗練することは得意です。しかし技術による地殻変動があった時にビジネスモデルそのものをどう変えたらいいか、また地殻変動をいかに正確に察知するかがより重要になりつつあります。イノベーションのジレンマに対する1つの回答です。
ブックキュレーター
京都大学特任准教授 山本康正大阪府生まれ。京都大学を卒業したのち東京大学で修士号取得。米ニューヨークでの金融機関勤務、ハーバード大学大学院での理学修士号を取得を経て、Googleに入社。その後はベンチャー投資家として活動し、日本企業のコーポレートベンチャーキャピタルへのアドバイスなども行う。
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