ブックキュレーター近藤哲朗/沖山誠
会計をビジネスに活かす
会計は、一般のビジネスパーソンと専門職・専門家との間で、関心や知識の隔たりが大きいジャンルです。会計と無関係でいられる人はいないのに。そこで、会計のしくみ、事例、歴史の側面から、その隔たりをやさしく、かつ面白く埋めてくれる5冊を紹介します。
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会計に興味を持って学ぼうとしても、初めて会計に触れる人には難しい専門的な単語ばかりで挫折しがち。そんな初学者がつまづきがちなポイントを解決するために、「会計の地図」というフォーマットでシンプルに会計用語とその面白さを解説しています。
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100個のビジネスモデルの事例を、統一された図解のフォーマットで紹介しています。それぞれのビジネスを比較して分析するだけも面白いですが、それぞれの儲けの仕組みがどのようになっているのか、会計と結びつけて分析してみるとより楽しめると思います。
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会計が歴史を通じてどのように今の形になったのかを学べる一冊。会計というと、数字やルール等の細かいことを学ぶイメージがあるかもしれないけれど、本書は、歴史と会計を結びつけることで、広いスケールと視野で会計の全体像を「楽しく」把握できます。
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「企業の価値は何で決まるか?」というシンプルな問いに明快に答えるのが本書。ビジネスに親しんでないと出てくる用語は難しく感じるかもしれません。そんな方には、第一章だけでも読んでほしい。なぜならそこに、本書のコンセプトが凝縮されているからです。
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「会計とは何かと問われれば、それは事業の言語である」という一節が本文に出てきますが、まさに事業の言語としての会計を総合的に解説されています。実際に実務に関わっている方にも、トピックごとに分かれて解説されており、読み応えのある本です。
ブックキュレーター
近藤哲朗/沖山誠近藤哲朗/株式会社そろそろ代表取締役・図解総研代表理事。千葉大学大学院工学研究科修了後、面白法人カヤックに入社。2014年、株式会社そろそろを創業。2018年に『ビジネスモデル2.0図鑑』を出版、国内外での発行部数が9万部を超える。2020年『共通言語の発明』をコンセプトに、ビジュアルシンクタンク「図解総研」を設立し、大手企業・研究機関・行政との図解を通じた共同研究を行う。共著に『会計の地図』など。 沖山誠/「図解総研」理事。1995年東京生まれ。明治大学経営学部会計学科卒。経営コンサルティング企業を経てフリーランスとなり、現職。ビジネス書・教養書などを図解したnoteの解説記事が人気を博し、フォロワー数は3万人を超える。図解をベースにした「本を読まずに参加できる読書会Booked」を主催し、大手企業や教育機関等に提供している。共著に『ビジネスの仕組みがわかる 図解のつくりかた』(スマート新書)など。
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