ブックキュレーター石坂勇三
次世代デジタル世界を紐解く5冊
テクノロジーの開発が日進月歩で進み、それらは社会に受け入れられることで浸透していきます。例えば、仮想世界(メタバース)が浸透することでリアルと仮想空間の行き来が当たり前になるのか、それとも・・・。そんな「もしも」の未来を妄想するだけでワクワクしますね。今回は次世代のデジタルを深く理解するための書籍をピックアップしました。
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世界中で盛り上がっている、新しい暗号資産の形「NFT(非代替性トークン)」。ブロックチェーンの仕組みから、NFTの買い方、NFTの作り方、NFTの売り方、買ったNFTを二次販売する方法まで、NFTのすべてを解説しています。イラストと図解で誰でも「できる」&「わかる」を目指したNFT入門書です。
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仮想世界(メタバース)の注目度が高まっています。そのメタバースの「今」を伝えているのが本書。筆者はVTuberであり、ソーシャルVRサービスのヘビーユーザー。メタバース体験者だからこそ語れるサービスの魅力や課題、そしてサービスに集まる人々。1200名を巻き込んだ独自のアンケートによる分析も必見です。
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NFTや暗号通貨の基幹技術になっているブロックチェーンの活用事例をまとめた1冊。現在から未来も含めた30+1の実例からブロックチェーンの仕組みを学べます。適度にイラストもありわかりやすいです。これからブロックチェーンに触れる人だけでなく、既に業務で扱っている人でも、自分とは無関係の側面を知るのに役立ちます。
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半導体を取り巻く状況がよくわかる書籍。半導体の歴史や半導体が必要とされる理由、国産半導体が衰退したワケなどが解説されています。注目したいのは筆者が代表取締役を務める企業の努力。AI分野への取り組みなど目を見張るものがあります。半導体不足が騒がれる今、半導体の重要性を本書で考えてみてはどうでしょうか。
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AIやブロックチェーン、IoT、自動運転、スマートシティー。こういった先端技術を開発することは凄いですが、開発することがゴールではなく、社会に浸透させる必要があります。その方法論を示すのが本書です。技術の浸透を「社会実装」と呼び、方法論は実例を踏まえて紹介されており、とにかく分かりやすいです。
ブックキュレーター
石坂勇三デジタル・IT系の編集者。執筆活動は音楽、ゲーム、エンタメ、エンタープライズ、テクノロジーなど特定の業種に特化しない何でも屋さん。ブロックチェーンとNFTに興味があり、そして縁があってか「イラストと図解で速攻理解! すぐできる! よくわかる! NFT入門」(イースト・プレス刊)を書きました。NFTのことをめちゃくちゃ丁寧に解説しています。現在は新しい書籍の準備のためメタバースについての取材を進めています。長野県出身。
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