ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
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校門の時計だけが知っている 私の「校門圧死事件」
細井 敏彦(著)
校門圧死事件を起こした殺人先生が書いた言い訳本。高校1年の女子生徒を殺しておきながら裁判で有罪になり、学校も懲戒免職になっても自分の罪を認めず、自分は学校のルールに従っただけで殺したことは悪くない、と言い切る。これ遺族が読んだらどう思うか犯人は考えなかったのだろうか・・・マジで気が滅入る本。
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少女・15歳 神戸高塚高校校門圧死事件
朝日新聞神戸支局(編)
教育熱心で指導にも完璧な先生が、遅刻指導マニュアルを額面通りに実行し、事件は起きた。学校の先生、死んだ生徒の友達、近所の住民たちに徹底取材。その日に何が起きたのかをドキュメント形式でまとめた衝撃事件の真相暴露・・・いや、この事件マジ気が滅入る。
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平成時代に起こった胸糞悪い猟奇凶悪事件127件を細かく紹介。当然「女子高生校門圧死事件」も収録されてる。それにしても平成は少年犯罪すごい。名古屋アベック事件、女子高生コンクリ事件など何度読んでも気が滅入る・・・
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先生、その門を閉めないで 告発・兵庫県立神戸高塚高校圧死事件
保坂 展人(編) , トーキング・キッズ(編)
事件があった高校の生徒や他校生のインタビューメインの単行本。この校門圧死事件はどう考えてみても学校と門を勢いよく閉めた殺人先生が100%悪い。学校側も殺人先生も言い訳しまくりだけど生徒が殺されたわけで、人を殺しておいて言い訳しないでほしいと言いたいね・・・マジ気が滅入る。
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校門を閉めたのは教師か 神戸高塚高校校門圧殺事件
外山 恒一(著) , はやし たけし(著)
事件当日、女子生徒が死んだのに予定通りテストが行われた。そして校長が「事件は遅刻してくる生徒が悪い」と全校集会で発言。門に挟まったら死ぬとわかってたのになぜ彼女は門に飛び込んだのか?遅刻するとまずいことがあったのか?などと著者はいうが、殺した先生が悪いのであって生徒は何も悪くないと思う。ホント気が滅入る・・・
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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