ブックツリー
Myブックツリーを見る本の専門家が独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの”関心・興味”や”読んでなりたい気分”に沿ってご紹介。
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「小さなことば」。ことばに疲れ、ことばになぐさめられたいときに
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進む道筋があって、先へ先へといざなわれる物語は心が躍る。けれど、余白にぽつりぽつりと、ことばが染み入る時間を楽しみたいときもある。心に風が吹いたとき、ことばに疲れたとき、もしくは、スキップしたいけれど大人だからちょっと我慢かな、というときなど、詩や短歌、俳句、ことわざ、手紙などなど、「小さなことば」はいかがでしょうか。
猫派でも犬派でもないけれど・・・猫の物語
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猫を飼ったことはないけれど、真夜中に目に見えない何かと追いかけっこをしている友人宅の猫や、いつもそっけないのに帰る日の朝には体をすり付けてくる祖父宅の猫や、旅の街角で出あう猫、句会でしきりに読まれる猫句など、縁は少なからずあります。そして本棚にも猫の物語はたくさんありまして。猫は異世界の濃度を深めてくれる気がします。
心もとない日にまずは一杯、「飲み物」にまつわる本はいかが?
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私にとって本を読むとは、知識を得るより「安らぎ」の方にウエイトがあるらしい。と気付いたのは、時に本の内容から一人歩きして脳内を漂い、私を支えていた言葉のいくつかが、飲み物の名の入った本のタイトルだったからだ。頼りない日、元気が足りない日、まずは一杯、胃ではなく心をうるおす飲み物の本はいかがでしょうか。
旅立つところ、帰る場所ー―私的旅の本
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黄色と灰色がまじる奇妙に明るい雨曇りの日、小学校低学年の私は教室で油粘土をいじっている。近場の遠足を延期するか決行するか、先生方が様子を見ている隙間の時間だった。海が川にまじるように、日常に非日常が侵入し、私はどこへも行かないままに、それは旅だった。旅とは、旅立つところと帰ってくる場所でこそ感じるものなのかもしれない。