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ミステリー小説ファン必見!江戸川乱歩賞と私 江戸川乱歩賞・受賞作家が語る“とっておきの受賞作”

数々の有名作家と人気作品を世に送り出してきた江戸川乱歩賞。“ミステリー作家の登竜門”と言われる賞の60年を振り返る。

私が選ぶ乱歩賞作品・作家 第11回受賞 西村京太郎

  • 天使の傷痕

    受賞の思い出『天使の傷痕

    私は、四回目の応募で受賞だが、四、五回というのが、平均の受賞らしい。何回もトライしたことは、別に恥しいとは思わないが、私が受賞した年に、乱歩さんが亡くなられて、永久にお会いすることが出来なくなったことが残念で仕方がない。受賞後乱歩邸にごあいさつにあがった時、ご子息の平井さんにお会いして、生前の乱歩さんの話を聞けたのは、せめてもの幸いだった。

  • 写楽殺人事件

    推薦作品『写楽殺人事件
    高橋克彦

    選者として読ませて頂いた時、文章の上手さと、ストーリイの展開の巧みさに感動し、同時に脅威を覚えた。

私が選ぶ乱歩賞作品・作家 第26回受賞 井沢元彦

  • 電子書籍 猿丸幻視行

    受賞の思い出『猿丸幻視行

    実は私、乱歩賞に関しては6浪なのである。初めて候補作になったのは19歳の時だったが、後から聞くと候補作自体は大した出来ではないが、若いので将来に期待するという意味で当時の選考委員が候補に推してくれたらしい。ところが若造であった私はいい気になって、すぐにでも賞が取れるような気分になってしまい、水準の低い作品を応募し続けた。その間は1度も候補にならず、一念奮起して書いたのが受賞作「猿丸幻視行」なのである。

  • 推薦作品

    乱歩賞受賞作はどれもオススメなのだが、現在のベストセラー作家のデビュー作となった作品を読んでみたらどうだろう。
    高橋克彦『写楽殺人事件』、東野圭吾『放課後』、桐野夏生『顔に降りかかる雨』、池井戸潤 『果つる底なき』、福井晴敏 『Twelve Y. O.』といった作品群である。

江戸川乱歩賞60年を網羅しよう!!

電子書籍 電子版『江戸川乱歩賞ハンドブック』

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創設から2014年で60周年、日本を代表する推理・ミステリー小説の登竜門として定着した江戸川乱歩賞。
これまでの受賞作家・受賞作品を完全網羅!さらに歴代受賞作家の西村京太郎さん、森村誠一さん、池井戸潤さんらが「受賞の思い出」や「推薦乱歩賞作品」、「受賞作家のおススメ代表作」を大紹介!
推理・ミステリー小説好きは必読のハンドブック!

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最新!第60回受賞者・下村敦史さんインタビュー

下村敦史

‐小説でしか表せないものを書いていきたい‐

全盲の男性が、あるきっかけから、離れて暮らす兄を偽者ではないかと疑い始める。男性のもとには謎の手紙や「本物の兄」を名乗る人物からの電話が舞い込むようになり……。

緻密な構成、説得力に満ちた謎の設定と鮮やかなその解法、人物や光景を濃やかに描き出す丁寧な文体。第60回江戸川乱歩賞受賞作の下村敦史『闇に香る嘘』は、新人の作らしからぬ堂々たる小説。それもそのはず、この受賞作、一朝一夕に成ったものではない。
「これまで9年連続で応募を重ねてきました。その間、最終選考には4回残りましたが、結果は出ないままでした」
と下村さん。永年の積み重ねの末に、今回の受賞と相成った。結果を得た今作は、過去の応募作と大きく異なるのだろうか。

下村敦史

「前作までは作中に大きな仕掛けを施して、いかにもミステリー作品らしさが色濃いものを書いていました。今作はミステリーとしての仕掛けをできるだけシンプルにして、登場する人間をしっかり存在させることを意識しました。そこが自分の中では大きな違いです。とはいえ、今回こそいけるという自信があったわけでもない。最終候補に残していただきましたが、ダメだったときの連絡をいただいたら何と応えようかとばかり考えていて。そのせいか、受賞を知らせていただいた電話を受けたとき、何も言葉が出てこなかった。『はい。はい』と返すばかりで、気の利いたことのひとつも言えませんでした(笑)」
今作の主人公は、視覚障害を持つ69歳の男性。外界を見られない人物の視点からストーリーを語る小説とは、あまり類例がない。この発想はいったいどこから得たものなのか。

インタビュー続きは『honto+』vol.12へ

最新受賞作をCHECK!

闇に香る嘘

闇に香る嘘

下村敦史(著)

出版社:講談社

税込価格:【電子書籍】1,350円 【紙書籍】1,674

村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、不適合だと分かる。和久は兄の竜彦に移植を頼むが、検査さえも頑なに拒絶する兄の態度に違和感を覚える。中国残留孤児の兄が永住帰国をした際、既に失明していた和久は兄の顔を確認していない。27年間、兄だと信じていた男は偽物なのではないか――。全盲の和久が、兄の正体に迫るべく真相を追う。有栖川有栖氏が「絶対評価でA」と絶賛した第60回江戸川乱歩賞受賞作!

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