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BOOK FUN LETTER ~好きな誰かに、好きな本のこと、手紙を書いて伝えよう~

本が大好きなあなたへ たのしいこと、うれしいこと、わくわくすることがあったとき「家族やお友だちに話したいな」と思いませんか?いい本と出会ったときのそんな気持ちを、本が大好きなお友だちが手紙にしてくれました。この手紙は、同じ本を読んだあなたと同じ気持ちかもしれません。はたまた、これをきっかけにその本を読もうと思わせてくれるかもしれません。

受賞作品発表!!

「ちいさなりすのエメラルド」賞
新美さくらさん
「大きくてもちっちゃい かばのこカバオ」賞
野澤晴那さん
「わたしといろんなねこ」賞
森井千穂さん
「青い鳥文庫ができるまで」賞
川畑早紀さん
「ルイジンニョ少年」賞
永島葉さん
「さよならスパイダーマン」賞
髙橋真美さん
「靴を売るシンデレラ」賞
勝又慶さん
「カーネーション・デイ」賞
小山田圭佑さん
書店員特別賞(「わたしといろんなねこ」)
川口倫子さん
受賞作品集

対象商品

●低学年

ちいさなりすのエメラルド
著者:そのだ えり(作) 出版社:文溪堂

書店員から、この本を読んでみたいなと思っているあなたへ

本が大好きなエメラルド。今日は毎晩本を読んでくれるガーネットがお出かけなので、一人で寝なくてはなりません。でもちっとも眠くならなくて……。「この絵本を読んでくださらない?」ちょっとおすましの言葉も耳に心地よい。作者のそのだえりさんは建築を学んでいたそう。エメラルドが訪ねるひつじのおばあさまの部屋はバリアフリーになっていたり、町の階段には小動物用のものがついていたり細かいこだわりが。すみずみまで楽しい絵本です。
(丸善 丸の内本店 兼森理恵)

大きくてもちっちゃい かばのこカバオ
著者:森山 京(作)、木村 かほる(絵) 出版社: 風濤社

書店員から、この本を読んでみたいなと思っているあなたへ

かばの男の子カバオのなにげない日常を切り取った、9編。
子どもの頃から大好きで、10歳の頃に出会って大人になった今でも読み返しています。一番好きなお話は、かわいいネコの姉妹を描いた「ねえさんのいない日」です。今日も、声に出して何度も読みます。読むたびにともだちになる。明日もまた会いたくなる。みんなにも友だちになってほしいなあ。子どもの話にしっかり耳を傾け、自分で考えさせるカバオのお母さんの凛とした姿は大人もハッとします。
(丸善 丸の内本店 兼森理恵)

●中学年

わたしといろんなねこ
著者:おくはらゆめ(著) 出版社:あかね書房

書店員から、この本を読んでみたいなと思っているあなたへ

すぐに余計なことを言っちゃうあやちゃん。そのせいでお友だちともうまくいかなくって、なんだか私のことみたい、と思いながら読みました。正直、最初はそんなあやちゃんにハラハラし通しだったけど、本当は優しくって、ズバッといっちゃうのも理由があって、ちょっとずつあやちゃんと仲良くなれました。小学生らしい日常と不思議な猫が織りなす、キュートな物語。
(丸善 丸の内本店 兼森理恵)

青い鳥文庫ができるまで
著者:岩貞 るみこ(作) 出版社:講談社

書店員から、この本を読んでみたいなと思っているあなたへ

大好きなお話しの新刊。一刻も早く読みたい!はやる心で、そう思ったこと、ありますよね。原稿が出来上がってから、本が店頭にならぶまで、どんな旅をするか知っていますか?本書は、編集者が作家に依頼して、一冊の本が店頭に並ぶまでを、詳細に描いた物語です。長い道のりと、多くの人の手を経ないと、原稿は本になりません。様々な過程を追うなか、物語を生む現場にも、物語があることが伝わってきます。読了後は、より一層、本が愛おしく感じること、間違いなしの一冊です。
(MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 森口泉)

●高学年

ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて
著者:かどのえいこ(著)、福原幸男(イラスト) 出版社:ポプラ社

書店員から、この本を読んでみたいなと思っているあなたへ

『魔女の宅急便』でおなじみの角野栄子さんのデビュー作。見知らぬ世界を見てみたいと切に願い、24歳の時にブラジルへ自費移民として渡った著者。現地で言葉を教えてくれたルイジンニョ少年や彼の家族のことなど、その頃の体験が生き生きと語られる自伝的小説。
これを読んでどんなに勇気づけられたか!好奇心をもって、わくわく飛び込む。簡単そうに見えるけど、しがらみが多くなっていくと、思うように生きられないこともたくさんある。でも、生き生きとした「えいこさん」をみていると、本当にのびやかで憧れてしまう。私のバイブルになりそうです。
(丸善 丸の内本店 兼森理恵)

さよなら、スパイダーマン
著者:アナベル・ピッチャー(著)、中野 怜奈(訳) 出版社:偕成社

書店員から、この本を読んでみたいなと思っているあなたへ

ジェイミーの双子の姉の一人、ローズはテロ事件に巻き込まれ、亡くなってしまいます。5年たった今でも、父親は酒浸りで仕事に行かず、母親は家から出ていってしまい、家族はバラバラなまま。家でも学校でも行き場のないなか、救いになったのはイスラム教徒の少女、スーニャでした。痛ましい状況のなか生きていく家族を、ジェイミーのユーモア溢れる視点で描き、厳しい現実を暖かく照らします。世界中の様々な事件のなかに、ジェイミー達がいる。物語はそう、私たちに教えてくれます。
(MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 森口泉)

●ヤング・アダルト

靴を売るシンデレラ
著者:ジョーン・バウアー(著)、灰島 かり(訳) 出版社:小学館

書店員から、この本を読んでみたいなと思っているあなたへ

高校生のジェナは、シカゴの靴屋で働くアルバイト店員。複雑な家庭環境であることが、彼女の心に影を落としていますが、明るくユーモアたっぷりで、仕事を心から愛し、靴を売ることを誇りに思っています。そんな彼女の仕事ぶりに目をつけた女社長が、夏休み期間の運転手にジェナを抜擢。高品質な靴を丁寧に販売している店を、チープな大量生産の靴を売るようにしようと、乗っ取りを企てる敵に立ち向かうべく、アメリカ横断のロングドライブへと旅立ちます。年齢差60歳の2人のセールスレディが、ハイウェイをぶっ飛ばす!
(MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 森口泉)

カーネーション・デイ
著者:ジョン・デヴィッド・アンダーソン(著)、久保 陽子(訳)出版社:ほるぷ出版

書店員から、この本を読んでみたいなと思っているあなたへ

六年生のスティーブ達は、それぞれ違う性格、家庭環境ながら、教室ではいつも一緒の三人組。病気の為に学校を去ってしまった、大好きな担任の先生のために、授業中に話していた「最後の日」を実現しようとしますが、トラブルが続出。互いに知らない事実や、意外な感情などがあらわになることになります。「カーネーション・ディ」とは、日々過ごしていく中で、あとからふと思い出すような、そんな一日。作中で、そう名付けられた理由を、是非読んでください。さまざまな世代の読者の心に響く、ほろ苦く切ない、少年たちの冒険物語。
(MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 森口泉)

【BOOK FUN LETTER】実施要項

※受付は終了いたしました。

応援コメントいただきました!!

本を読んだら、ドキドキ、ワクワクが止まらなくて、胸から飛び出しそうなとき、あるよね。その気持ち、手紙に書いて送って!楽しみに待ってます 角野栄子(かどの・えいこ)プロフィール 対象商品「ルイジンニョ少年」著者 1935年、東京生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。1970年、ブラジルでの体験をもとにした『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』(ポプラ社)でデビュー。『魔女の宅急便』(福音館書店)で野間児童文芸賞と小学館文学賞ほか、受賞多数。2018年には子どもの本のノーベル賞と言われる国際アンデルセン賞・作家賞を受賞する。『スパゲッティがたべたいよう』(1979年刊)に始まる「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」はじめロングセラーの作品は数多く、自選童話集「角野栄子のちいさなどうわたち・全6巻」(以上ポプラ社)も刊行されている。

「BOOK FUN LETTER」ロゴイラストをご提供いただきました!!

そのだ えり(Erie Sonoda)プロフィール 対象商品「ちいさなりすのエメラルド」著者

1981年生まれ。絵本作家。昭和女子大学にて住居建築を学び、東洋美術学校グラフィックデザイン科卒業。
2007年ボローニャ国際絵本原画展入選。絵本に「ちいさなりすのエメラルド」「エメラルドのさがしもの」(文溪堂)、
「いじわるアイザック」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)等。

関連イベントレポート

対象商品に関するブックトークを開催しました。
各回イベントレポートを公開中です!

【第1回イベントレポート】テーマ本:『ちいさなリスのエメラルド』(文溪堂)ゲスト:そのだえりさん

※こちらのイベントは終了しております。

【第2回イベントレポート】テーマ本:『青い鳥文庫ができるまで』(講談社)ゲスト:岩貞るみこさん/小俣由里さん、日下部由佳さん(講談社編集)

※こちらのイベントは終了しております。

【第3回イベントレポート】テーマ本:『靴を売るシンデレラ』(小学館)ゲスト:喜入今日子さん(小学館編集)

※こちらのイベントは終了しております。

【第4回イベントレポート】テーマ本:『わたしといろんなねこ』(あかね書房)ゲスト:おくはらゆめさん

※こちらのイベントは終了しております。

【第5回イベントレポート】テーマ本:『青い鳥文庫ができるまで』(講談社)ゲスト:日下部由佳さん(講談社編集)

※こちらのイベントは終了しております。

【第6回イベントレポート】テーマ本『さよならスパイダーマン』(偕成社)ゲスト:広松健児さん(偕成社編集)

※こちらのイベントは終了しております。

【第7回イベントレポート】テーマ本『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』(ポプラ社)ゲスト:角野栄子さん

※こちらのイベントは終了しております。

キャンペーン名
BOOK FUN LETTER ~好きな誰かに、好きな本のこと、手紙を書いて伝えよう~
概要
丸善・ジュンク堂書店のスタッフがお薦めする対象商品を読んで、湧き出てきた想いや感想を所定のオリジナル原稿用紙に自由に書いてご応募ください。
スタッフにて、すべてのお手紙を拝読いたします。えりすぐりの素敵なお手紙を、本ページにて公開するとともに、プレゼントを贈呈させていただきます。
応募資格
年齢問わず、どなたでもご参加いただけます
開催店舗
応募受付期間
2019/7/20(土)~9/30(月)
応募方法
所定の応募用紙とともに、原稿用紙に書いたお手紙を添えてご応募下さい。
①応募用紙
開催店舗にて店頭にて配布いたします。hontoサイトからはダウンロードいただきプリントアウトしてください。

②原稿用紙
開催店舗にてオリジナル原稿用紙を店頭にて配布予定です。開催店舗店頭にてお問い合わせください。
400字詰め原稿用紙3枚以内(1200字、専用原稿用紙でなくても可、ただしB4・400字詰め)であれば既製品でもご応募いただけます。

③応募方法、宛先
必要事項を記入した応募用紙と、お手紙を書いた原稿用紙をホチキス止めしてください。
開催店舗設置の専用ポストに投函いただくか、または以下の宛先までご郵送ください。※郵送の場合は9月30日消印有効です。
入選作発表、賞品発送
2019年12月にHP上で入選作を発表予定。合わせてプレゼント発送をいたします。
お問い合わせ先
丸善 丸の内本店
注意事項
  • 作品の返却はいたしません。あらかじめご了承ください。
  • 店頭配布の応募用紙、原稿用紙は数に限りがございます。お早めにお越しください。

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