目次
「退屈」の愉しみ方
- 名取芳彦
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もくじ
はじめに――「ヒマだ」とぼやく人、「忙しい」となげく人に効く人生のコツ 3
1章 「退屈」っていいものです
「退屈」は実は仏教語です 16
退屈=面白くない、というのは大間違い 18
たとえば、通勤・通学中に何をする? 20
「ヒマ」が人生を成熟させる 22
忙しいのもいい、退屈なのもまたいい 24
教養は「一人の時間」で磨かれる 26
もし、無人島で暮らすとなったら? 28
「いつもの仕事」を愉しめる人、愉しめない人 30
夜は静かに、ゆっくり過ごす 32
休むのも「戦いの一部」です 34
退屈な時間を「投資」に回してみよう 36
あなたは、一人ぼっちじゃない 38
“つまらない人間”の共通点 40
よく経営者は孤独だ、といわれるが―― 42
さびしさを感じたら、身体を動かしてみる 44
友達がいない、恋人がいない……と嘆く人たちへ 46
「幸せ」を持続させるコツ 48
「身の丈」に応じた退屈ライフの愉しみ方 50
私の家族の「退屈の愉しみ方」について 52
一年間の楽しみな目標はありますか? 54
退屈を“シェア”できる人がいる幸福 56
2章 退屈を愉しめると……どうなる?
まわりに流されなくなる 60
無駄なお金を使わなくなる 62
「いらないもの」が見えてくる 64
「嫌われる勇気」が湧いてくる 66
心に「安心感」が生まれてくる 68
いつも「平常心」で生きられる 70
欲が小さくなり、生きるのが楽になる 72
「本当の友人」が見えてくる 74
「自然」に感謝するようになる 76
「五感」が磨かれる 78
「日常」に感動できるようになる 80
「自問自答する力」がつく 82
「淡々と生きる力」が養われる 84
本が無上の友となる 86
人生がシンプルで快適になる 88
「あらゆる悩み」が小さくなる 90
3章「忙中閑あり」ってこういうこと
“眠り猫”のような生き方がいい 94
たまにはスマホから“退散”しよう 96
忙しさの“裏側”にあるもの 98
「これ以上は頑張らない」というラインを決める 100
「無駄っていうのは贅沢ってことなんです」 102
ヒマだと罪悪感を感じるのは、なぜ? 104
バタバタしている人ほど、たいして成果を出していない 106
「人生そのものが趣味」と言ってみては? 108
仕事ができる人の“手帳の中身” 110
朝からバタバタしない。夜までバタバタしない 112
余った時間は仲間のために使おう 114
時間に使われちゃあいけません 116
注意、忙しさは“感染”します 118
身の丈、身の程、分相応を知る 120
みんなそれぞれ“都合”があるのです 122
行きづまったときこそ「一人になる」 124
やることがないなら、掃除でもしてみよう 126
やることがないなら、一人旅でもしてみよう 128
やることがないなら、お茶でもゆっくり飲んでみよう 130
4章 むやみに「人とつながらない」
「友達百人」なんて作らなくていい 134
すぐに「誰かとつながろう」としない 136
それは本当に「自分がしたいこと」ですか? 138
「さびしい」という理由だけで…… 140
「ヒマ」という理由で人を誘わない 142
毎晩のようにつるんで飲みに行かない 144
気が乗らないお誘いの断り方 146
自分と正面きって向き合う時間を作る 148
ほか