目次
教父と古典解釈 予型論の射程
- 秋山 学
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序章 本書の構成と目的について 古典文献伝承と教父神学
第一部 ビザンティン時代における人文主義の成立と神学
第一章 地中海世界における書物史 カイサレイアのアレタスまでの文献史
第二章 アレタスの人文主義的神学 『黙示録注解』を中心に
第二部 カッパドキア教父たちの古典観と神学
第三章 バシレイオスと「ルネッサンス」 神学と人文主義の関係をめぐって
第四章 ニュッサのグレゴリオスにおける「神の像」理解の変容 人間性の再構築
第三部 終末論と予型論
第五章 オリゲネス的終末論の展開と証聖者マクシモス アポカタスタシスを中心に
第六章 証聖者マクシモスにおける終末論と神化 旧約聖書解釈との関連で
第四部 教父神学から古典解釈ヘ
第七章 アレクサンドレイアのクレメンスによる『オデュッセイア』解釈 古典の神学的受容
第八章 コンスタンティノス大帝とウェルギリウス『牧歌』第四歌 「異教予型論」と古典の受容
結章 人文主義的教父神学の地平と終末論的予型論の射程 総括と展望
あとがき
注
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