目次
アジア新興国マーケティング
- 成川哲次
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はじめに
第1章 アジア新興国へ進出するも撤退を余儀なくされる日本企業の現状
コロナ禍を経ても力強く、熱い地域・アジア
存在感の薄まる日本企業
海外進出の歴史的経緯と現在
4強と現地ローカルによる、熾烈な販売競争
ジャパンブランドの代名詞、家電メーカーの苦戦
ベトナム
リアリティショー好きのベトナム人
テレビ需要の高い国の販売シェア1位はサムスン
タイ
タイで人気のボーイズラブドラマは視聴者数2000万人
テレビシェア1位はサムスン
インドネシア
プライムタイムの視聴率は20%超え
まだまだテレビの需要が高いインドネシアで日本企業の影は薄い
増え続けるアジア進出企業、増えない売上
家電の「三種の神器」は、すべて中国・韓国にシェアを奪われた
ベトナム
元日本企業が中国メーカーとしてシェア拡大
一般家庭に一気に普及した冷蔵庫
ベトナム
東南アジアでトップクラスのビール消費大国
ビバレッジ市場は欧米が席巻
タイ
ASEAN最大の冷蔵庫生産国のタイ
日本企業のお膝元でも1位の座は他国に奪われる
インドネシア
コロナ禍で冷凍食品の需要が急伸
冷凍冷蔵庫への注目度も高まる
宗教上の理由によってもアジア進出は阻まれる
普及率の低い洗濯機でも中国・韓国企業が存在感を増す
日本企業に代わってアジアで存在感を増すコンペティターたち
国ごとに異なる個別事情をどうやってマーケティングに取り込めばいいのか
第2章 なぜ日本企業は後れを取るのか?
欧米・中国・韓国 ――諸外国企業にあって日本企業にはない“強み”
日本企業の想定を超えて変化するアジア
中国
アジア全域に影響力を拡大する
世界第2位の経済大国の実態
シンガポール
ASEAN最大の経済大国
富裕層人口81・5%の国
マレーシア
多様な宗教・文化が入り交じる多民族国家
富裕層と貧困層の二極化が進む
タイ
スマートシティの開発が推進される微笑みの国
首都バンコクを中心に中間層の割合は7割
フィリピン
ASEAN域内人口第2位の国
首都マニラ以外の貧困率解消が課題
インドネシア
世界最大のイスラム人口を有する国
人口の7割は中間層
ベトナム
人口1億人は目前
日本との関係は良好な仏教国
ASEANで事業を拡大しているのはどんな企業か
欧米・日本・中国・韓国・ローカルの棲み分けが進む
各国の事情に合わせた販路の確保が重要
共通する勝利方程式=販路見極めとリソースの集中
ブランド力の構築に苦戦する日本企業
各企業のASEAN市場における独自マーケティング
ECの現状と将来性
ASEANで人気のECサービス
第3章 市場規模の把握、競合他社の調査、製品開発・販路確保……
アジア新興国で事業展開するために日本企業がすべきこと
マーケティング展開に必要な基本的要素
数値だけでは測ることのできない市場規模
ASEANにおける将来的な市場規模予想
ベトナム
タイ
インドネシア
フィリピン
マレーシア
ASEAN各国のEC市場事情
ほか
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