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いつまでも、それは主人公の名前のように、読み続けていたくなる物語である。こんな小説に僕は出会ったことはない。終わったのに、続きが気になるのである。
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面白かったです。
途中、「これ実話か?実話か?」
と何度も思ったんですがw、
どうやら作者の岩崎さん、あとがきによると
Numberのような文体を目指したそうで。なるほど・・
とある高校の野球部のサーガです。
歴代エースたちと監督の壮大な物語なんですけど、
ラストは「終わりの始まり」です。
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C0093 あとがきで、ボツ原稿だったことを明かしてます。ベストセラー作家の余裕でしょうか。売れれば正義ということでしょう。それほど野球が好きなら、とことん突き通せば良いのですが、途中で余計な恋愛話を中途半端に入れてきます。この陰鬱な展開も文才があれば、純文学的にもっていけるのでしょうが、それも叶っていません。
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小説というよりビジネス書みたいな文体と思っていたら、Numberを意識して書いたのだということ。即、野球オタクの弟に回した。
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話としては面白くもあり、感動するところもあったが、文章が読み辛く、同じ話が何度も出てきてしつこい。
もっとスッキリした文章だったら、もっと話に集中できたのに…残念。
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「もしドラ」の岩崎さんの作品。作品としてはこっちが先みたいですね。確かに「エース~」を軸に練って精査して、で、見直して「もしドラ」に繋がったというイメージはあります。
野球知らない人はあんまり楽しめないかも。とある高校の野球部監督が主人公。弱小野球部が甲子園を目指す10年の軌跡。
想いは伝わってきます。ただ、「野球」とあの独特の文体がずっと続くと飽きちゃうかも。3作目ってあるのかしら??
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感動した。
映画メジャーリーグで感動した時を思い出した。
この作品が世になかなか出れなかったことが運気なんだろうな
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これはなんなんでしょうね。
小説と呼ぶには稚拙すぎるような文章だし、「もし~だったら」「後に~となる」そんな言葉が多すぎるし。かといって、もしドラのような「ビジネス書超入門」的な要素も少ない。淡々と10代にわたるエースやチームとの成長や努力の過程を繰り返しては…。で、正直ちょっと飽きちゃいました。野球がすごく好きで、さらに野球部顧問やコーチとかされてたりしたら、もっとおもしろく感じられたのかもしれません。
でも、最後の一章だけはちょっと泣きそうになりました。
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期待してなかったんですが、面白かったです。
人物がいきいきとしているわけでなく、
感動的なドラマってのでもなくって
淡々とした表現の文章で10年間が綴られるのですが
さわやかな読了感の残る作品でした。
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野球部すらなく弱小同好会からスタートした学校が、高校野球で甲子園を目指すべく活動した10年間を、エースピッチャーを中心にして綴った本。文章の中に会話文などでてこず、説明口調に終始しています。甲子園へ出場できる学校の栄光の裏に、敗北を味合わねばいけない学校の思いが伝わってくる本でした。(2011.4.29)
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まあね、試合の展開とかにかんしてはあえてなんも言いません。
54球カットしたとか。
もしドラで結構無茶苦茶なこともやらかしてますし(ノーボール、ノーバントとか)。
ただね、主人公の行為でどうしても納得できないことが一つ。
「捨て」の大会と表現したこと。
そりゃね、強いとこやったら1年生からレギュラーにして英才教育を施すっていうのはあることやとおもいます。
けど、この主人公は確かに甲子園を渇望しているが、一方で投手には無理をさせないという指導方針を「約束事」にしています。
言うなれば選手をとても大事に考えている人。
けども、残念なことに大エースが3年生になったときのことを中心にしか考えていない部分がある。
野球は9人のスポーツなんだから投手以外にも8人の選手がいるわけです。
その選手たち以外にもベンチのメンバーがいてベンチ外のメンバーがいて。
その中心以外をいうなれば切り捨ててしまっているわけです。
本のタイトルが「エースの系譜」なんでこの物語は投手が中心なのはわかります。
けども、それ以外のポジションがあるということをもうちょっと考えてほしいなとおもいます。
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物語としての魅力は十分にある。よくこんなに「エースのバリエーション」キャラを考えられるものだ。しかし、文体としては「小説なのか?」と思っていた。これは「もしドラ」と共通する感想だ。今回あとがきを読んで、少し納得した。これはスポーツ雑誌の記事なのか。
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〈内容〉同好会を再生させようとする監督のもとに綺羅星のように現れ、力投し、敗れ去っていくエースたち。その思いは次世代へと引き継がれ、蓄積し、次第に大きな願いへと成長していく‥。
「もしドラ」の著者が「どうしても書きたかった」青春野球小説。
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もしドラと作者が同じで、それと同様たんたんと話が進む感じが他の小説にはなく新鮮。読みやすくそれなりに長いが一気に読め面白い。随所に引用されるスポーツの小話やその解説も興味深いし、それが下段に記載されているので、アクセスしやすい。
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文章が盛り上がりません。野球小説とは思えぬほど。否、これは小説ではないのではないかと。
話はまだしも、その描き方に一寸違和感を覚えます。知識を披露したいだけなのだろうかと感じるほど矢鱈と、不必要に感じられるほど野球の知識用語(実在選手なども含め)出てきて引用しておりますし、小説と言うよりは記録文的な趣を感じました。
もしドラもマネジメントというものを高校野球に投影させて・・・と傾向としては同様ですが、
どうやらこれはこの作者の癖のようなものでしょうか。
個人的には何れも小説としては文章に難があるように思われてなりません。
小説と考えず読み進めましたが、それでも描写が俯瞰的で主役が野球なのかマネジメントなのか。
マネジメントなのだと思いますが。それほどマネジメントを高校野球に当て嵌めようとの拘りが色濃く感じられます。
マネジメントを通して人の奮闘を描いている舞台として野球に拘ったといった印象です。
カバーイラストに久米田氏を起用したり、一寸売り方も。。。