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推理と建築が一体となった私としては夢のような作品です。しかも近代建築★建築に関してはたまにマニアックなお話もあるので不意に楽しめます。推理に関しては・・・微妙な感じでした。でもシリーズ物なので大きなお話で謎が多くこれからも楽しめそうな作品です。
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建築の専門学校を出て働き始め一番小説を読んでいた二十歳の頃絶対私と同じ趣味の人がこの本屋にはいる!!と思った本屋で見つけた本です(笑)この頃は建築史を学び直したい・・・なんて思ってたです(若かったなぁ)
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建築探偵シリーズ。ほほぅ、建築ですか。と思って手に取ってはみたものの…。何だか人物描写が綺麗過ぎてナントモカントモ…。うーん…お話自体は面白いですけども。
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建築探偵一作目。古風な屋敷・館が出てくる、本格派(に含まれるだろう)ミステリ。綾辻氏ほど古風・壮大な時代がかった屋敷ではないが、昔の日本、しかし西洋の文化に影響を受けた時代を連想させる、日本でありながら日本離れした雰囲気が物語の背景に深みを持たせている。
探偵役がものすごい美貌な上、ものすごい博識だということが多少現実離れな印象を持たせるが、(それをいうなら蒼の能力もそうか)いたるところに配置された伏線は巧みで物語りの中でキーワードのように使われていたジグゾーパズルのように、ピースを一つずつはめていくと「真実」がゆっくりと姿を現す、そんな感覚が気持ちいい。
一気に読ませられた。
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建築探偵シリーズ。いろいろな建築物が出てきます。・・・頭の中でその図面が再生できないのはちと痛い。雰囲気だけは感じてます(笑)何と言うか、文章が綺麗なイメージあります。女性だからでしょうかね?(偏見とかではなくてよ)
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読みやすい本で、探偵役のキャラクターも立っている。
トリックもフェアだし。
でも、あっと驚くという感じではない。
実は超美形の探偵が前髪で顔を隠してる、という設定もなんだか嘘くさいし。
主役の京介よりも、深春と蒼の方が生き生きとしたキャラを演じているように思う。
私は建物フェチなので、この話の核であるスパニッシュ様式の家を想像することが、謎解きよりも実は楽しかったりした^^;
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建築探偵シリーズだけあって、建築様式に関する話題は楽しい。実は美形の京介よりも、本名の出ない蒼が気になった。
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京介ってばまだこの頃25歳だったんだねー。蒼だって15歳!わーお!
はじめ京介たちがいやに過保護入ってんなーとか思ったらまだこの時15歳なんだもんね;
いやはや…なんていうかな。それぞれの建築には建てた人の思い入れとかいろいろなものがつまってるんですね。
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やっぱし、篠田さんのミステリー好きだなぁ♪よくある探偵物語はただ犯人を明かして、そして終わり。その後の周囲の人たちのケアっていうのか、何ていうのか、そういうのがあまりなくて
事件的にスッキリするだけだけれども、篠田さんの作品はそうじゃなくて、大体事件の舞台となる建築物に纏わる人の心を読み解いていく感じがすごく好きだ。
この未明の家「梁明荘」に、住んでいた家主がどんな想いで住んでいたのか、どんな想いで生きてきたのかも、桜井京介が読み解いていく所が、ミステリーだけれども、犯人発覚の場面よりも好きだ。
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友人の影響で再読。ほんとだ少女漫画だ・・・!(笑)笠井氏の解説も良いです。久々に王道っぽいミステリが読めてちょっと嬉しかった。
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建築探偵シリーズ・第一作。これ読んだの、何年ぶりなんだろなー……事件の骨格そのものは何となく覚えてましたが。後々の話でも微妙に関わりのある人々の初登場作でもあるので感慨深く。あの青い夜明けは想像するだに素敵。
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このシリーズは粗方読んだはずなんですけどほっとんど記憶に残ってないとか脳に問題がありそうな泉です(…)時間があったら読み直したいけど、手元にないからどないしましょーかね。
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建築探偵・桜井京介。彼を訪ねた古風な美少女の依頼は“閉ざされたパティオ”を持つ別荘の鑑定と主である祖父の謎の死を解くことだった。
少女の一族を巻き込む不可解な事故死、そして自殺未遂。
事件はすべて別荘をめぐって起きた。ミステリアスな建築造形に秘められた真実を京介が追う!
建築探偵シリーズ・第一弾!
主要登場人物達のキャラクター紹介と言った感じでした。
これから先で、明らかになるであろうキャラ達の謎が色々と出てました。
京介が前髪を上げて街を歩ける日はくるのか!?
個人的には、蒼が好きっ!(きゃっ、かわいい!)
これから、ちゃんと成長するみたいなんですけどね。
それがどんな感じになるのかは、私はまだそんな先まで読んでませんので、分かりませんが、蒼は蒼でしょうから、よし!と言うことで。
初めて読んだ篠田作品だったんですけど、案外すんなりと読むことが出来ました。
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ミステリー長編。
主人公は大学院生。すらりと長い手足。高い身長。彫刻のような顔立ち・・・。しかし彼はその美しい顔に人々の耳目が集まるのを嫌い、前髪を長く伸ばし、胡乱な出で立ちで暮らしている。そんな彼だが、実は鋭い慧眼を持ち、明晰な頭脳で難事件を解決したことがあるのだ。そして今回、院生として、別荘の鑑定依頼を、また探偵として、その別荘で起きた不可解な死の真相解明を依頼される!!
好きかも。キャラがいいじゃん♪結構な長編だから途中で休憩しようと思いつつついページを捲ってしまう。「もうちょっとだけ・・・もうちょっとだけ・・・」ってな感じに(笑)
ただ、謎解きにいくつか不満が。ミステリーって、パズルに例えると、最初100ピースなら100ピース分の謎がちりばめられてて、最後にそのピースがぴったりとはまってパズルが完成し、お話が終わる。これが私の理想なのですが、今回は最後にパズルができあがった(謎が解けた)はずなのに、ピースがいくつか余ってる感じ。
つまり、布石や謎と思われてた箇所のいくつかが、未解決もしくは単なる偶然でしたってな具合で帰結しちゃってる気が・・・。そこが不満点。
でも、ストーリー展開のテンポがいいし、続きが気になって×2。読ませます。
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建築探偵シリーズ第1弾。大学院生・桜井京介の元へ、スパニッシュ建築の調査の依頼が舞い込む。しかし、その調査の裏には、遊馬家で起った不可解な事件があった。閉ざされたパティオの謎を、実は美貌の持ち主の京介が、助手の蒼、友人の深春と共に解決していく。
京介を始め、本名の明かされていない蒼の過去が大変気になります。続きを読まないと・・・。
ちょっと漫画っぽいキャラクター設定、と思っていたら、もう漫画にもされてるみたいですね。