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梁山泊始動!
武松の悲哀。男として解るような、そんな純情って考えにくいような。
公孫勝好きです。到死軍凄すぎ!
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登場人物は多いけど、案外、わかるものですね。
いや〜、それにしても面白い。
まだまだ先は長いけど
ずっとこんなに面白かったらどうしようw
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前巻にも増して面白かった!
公孫勝や致死軍が好き
訓練とかやることが凄い
日本で言ったら忍みたいなものかな
私そういう裏方のプロみたいなのに惚れやすいな…と
あと武松は辛いなぁとは思いつつ虎との戦闘ではあまりの強さに笑ってしまった
素手…か…
梁山泊も手に入れたことだしこれからが本格始動ですかね
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快調!北方水滸伝2巻!期待を裏切らない面白さ。これがまだ十数巻続くと思と、読書好きとしては堪らん!ただ、もうすでに登場人物が多過ぎて、少しこんがらがる。
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水滸伝の2冊目を読了しました!
この作品は梁山泊の礎となる山寨を支配する王倫から林沖が奪回するというところまでの話となっております。
これで義勇軍の要塞が整った形になりますね。
いよいよ政府軍との戦いが迫っているような感じで面白くなってきました。
立て続けに3巻目をいきたいと思います。
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替天の章。
梁山泊を手に入れる。
林冲、林冲、林冲の巻でしたな。
林冲と魯智深の会話が好きです。
「眠ったまま首を掻かれても、夢を見続けている男だな、おまえは。」
「わからんのか。眠ったふりをしていただけだ」
何この坊主と槍使い。可愛いんですけど。
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梁山泊が完成し、替天行道の旗をあげ世直しに向けた大きな一歩が踏み出された第二章。
あまり出番はないけれど、王進がすごくかっこいい!
王進みたいな人は目立たなくても絶対にいなくてはならない人だと思う。
登場人物が多いけど、物語とともにその名前が形になっていくのも面白いです。
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せっかく第1巻でもやってみた各章のサブタイトルと、そのサブタイトルが示す人物の相関図からまずは記録しておきたいと思います。
天傷の星: 行者・武松
地幽の星: 病大虫・薛永
天暗の星: 青面獣・楊志
天間の星: 入雲龍・公孫勝
地耗の星: 白日鼠・白勝
天異の星: 赤髪鬼・劉唐
地妖の星: 摸着天・杜遷
地魔の星: 雲裏金剛・宋万
この第2巻の物語としては武松の悲劇 & 虎退治、楊志 vs. 林冲の戦い、公孫勝 & 劉唐による致死軍の創設、梁山泊乗っ取りのためのあれこれ(白勝、杜遷、宋万の働き)といったあたりなので、このサブタイトルと中身がほぼ一致しているといってもいいのではないかしら?
梁山泊に集まってくる一人ひとりの背負う問題、反乱軍に属さなければならない事情といったようなものが浮き彫りにされ、キャラを読ませるという手法で描かれた物語になっていると思います。
基本的に KiKi は水滸伝で集まる108人の豪傑という輩は、国家権力側から見れば単なる反乱軍(一揆と呼んだ方がいいかもしれない)で、実際のところは志もへったくりもなくて、替天行道(天に替わって道を行う≒世直し)な~んていう大きな Vision なんかなかっただろうと思うけれど、あの頼りない宋江(梁山泊のリーダー)の存在意義を高め、説得力をもたせるために「志」なんちゅう実態のよく分からないものを持ってきたあたり、なかなか考えたもんだと感心することしきりです。
そしてこのちょっと鬱陶しいまでに出てくる梁山泊側の「志」の対抗馬として出してきたのが、青蓮寺なる体制擁護派の頭脳集団(別の呼び方をすれば諜報機関)であり、その依って立つ思想が「王安石の新法」ときましたか!! これは巧い!! 時代的にもピッタリマッチしているだけに妙な説得力があります。
さて、この巻でちょっと前に読了した「楊家将」 & 「血涙」の楊家軍の末裔(「楊家将」で不遇の死を遂げた宋国建国の英雄・楊業と「血涙」で楊家軍最後の生き残りとなったその息子六郎・延昭の裔を継ぐ者)として登場しました。 もちろんあの伝家の宝刀「水毛剣」をひっさげています。 六郎までは独立した軍閥だった楊家だけど、どうやらその子孫たちは宋国の武挙を受けていわゆる「国軍」に組み込まれる軍人として生きてきた模様です。
ちょっと時代背景と物語のプロットを振り返ってみると、「楊家将」は五代十国の後期、宋が北漢を併合するところから宋の遼への親征までが扱われ、「血涙」ではその親征の2年後から澶淵の盟が結ばれるまでの物語が描かれていました。 大雑把に言ってしまえば、群雄割拠状態の多くの国がお互いの「国家主権」とでも呼ぶべきものを軍事力で脅かしあっていた戦国時代から、宋・遼という2大国家に集約された時代、さらにその2国間でも同盟が結ばれ平和が訪れたという時代にあたります。
そんな時代の流れの中で、軍に求められる役割が劇的に変化していったことは想像に難くありません。 弱肉強食・群雄割拠の時代には重要な役割を担っていた「精強な軍閥」はもはや必要なくなり、中央政���の扱いやすい軍が求められていく・・・・・という風に。 そうであればこそ、「澶淵の盟」を結ぶ直前に宋と遼の2国の最強の軍閥であった楊家軍、耶律休哥軍の決戦が命じられ、楊四郎(=石幻果)も楊七郎もその闘いの中で命を落とすことになってしまった・・・・・そんな風に感じるんですよ。
まして、かつて「世界史」の授業で学んだように宋という国は徹底した文治主義の国家です。 そんな時代背景の中で、この物語に描かれる軟弱な禁軍、腐敗した軍機構(含む地方軍)という状態があるし、青蓮寺みたいな頭脳集団の暗躍もあるし、かつての軍閥の裔である楊志のモヤモヤがある・・・・・と考えると、なかなか練りに練られた勢力図をベースに書かれた物語であるように KiKi には感じられました。
林冲と楊志の対決場面で楊志が「水毛剣」を出さなかった理由だけがちょっととってつけたような印象があったけれど、まぁ、まぁ、家宝ともいうべき剣をふるう場所は戦ではあっても盗賊征伐であってはならないわけで、それもありかなぁ・・・・・と。 そして、本人が決して納得していないにも関わらず、AさんからBさんへの賄賂を運ぶ護衛となり、悶々としつつも「下された命令を果たすのが軍人の本分」と拘り続ける楊志の姿に、楊業や六郎の抱えていた苦悩が思い出され、「血は争えないなぁ」という感慨を抱きます。
KiKi は何度もこのブログでお話しているように「正義とは立場が変われば変わるもの」という考えを持っていて、さらに言えば「耳触りの良いスローガンだけの、人によってどんな風にも解釈できるキャッチコピーは実は危険」とさえ思っている人間なので、本来ならこの物語のように「志」「志」と最初から連呼されちゃうと斜に構えちゃうようなところがあるんだけど、この物語でそうならずにすんでいるのはやっぱり梁山泊の対立軸に据えられた「青蓮寺」が存在しているから・・・・・だと思うんですよね。
言ってみれば梁山泊はかなりアナーキーな集団で、テロリストと根本のところは大差なく、結局は力で現政権を倒そうと考え、行動する人々なわけです。 そこに「志」という実態のわからないものが出てきただけで単なるテロリストではなく革命軍と認識されている・・・・・・というような。 でも、実際のところは現状をすべて破壊して新たなものを創るのではなく、今ある枠組みは生かしながら改革をするという考え方は一方にあるべきだし(それが平和ボケと呼ばれちゃうにしろ)、やはりそのせめぎ合いがなければ「結局最後は力でしょ。」となってしまったりもするわけで・・・・・・・。
さて、ようやく梁山泊に替天行道の旗が掲げられました。 でも、まだまだ宋という大国と対決するには人的にも経済的にも生産力的にもあまりにも貧弱な反乱軍です。 第3巻に進みたいと思います。
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仲間が集まり、梁山湖の本拠地も手に入れ、基礎地は固まったと言うところか、話にのめり込んでいき早く次が読みたい。
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第二巻。梁山湖の砦を奪いとり、本拠地を確保した。次第に集まっていく同志たちのキャラが魅力的だ。特に終盤の孤高の林冲よりも序盤のほうが社交的。少しずつ力を蓄えていく様子にわくわくする。
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武松、楊志登場、そして、梁山泊の立ち上げ。武松ってこんな奴だったけ。なんだかなあ。安道全とともに山寨に入り込んだ林冲、初登場時よりすごさが増してる感じ。楊業の子孫楊志、林冲との戦いのときにあれって思ったんだけど、あの剣は使わなかったのか。
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登場人物も増え、物語も全体像が何となく見えてきて、面白くなってきました。
人と人との関わりも深まり、今後の展開が少し透けて見えてきて、物語が加速していくのを感じます。
でもやっぱり女性の扱いに「うーん」と言わざるを得ない。
しかし1巻よりはいいので、このまま変わっていってくれればと願わずにいられない。
それとは別に、物語的に先が楽しみ。
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王進ハイスクールに新たな生徒、武松が入学します。彼は魅力的な講師陣のもとで立ち直っていくでしょう。
王進先生はついに陶芸に手を出し、土との対話が始まりました。この巻では出番が少ないので残念です。
その他の見所は吹毛剣の使い手、楊志と林冲のバトル。致死軍の設立。安道全の医療。梁山湖の山寨の攻略から梁山泊の旗揚げでしょうか。
山寨の首領であった王倫の最後が呆気なく物足りないのですが、アジトを手に入れた梁山泊の今後に期待です。
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いよいよ梁山泊始動ですね。いろいろなタイプの英雄・豪傑が出てくるし、それぞれのバックボーンも読めるので、人物への感情移入がしやすく、読んでいて様々な思いにとらわれます。
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だんだん盛り上がってきた。
2巻の最終盤でようやく梁山泊結成。よかったよかった。
しかし・・・武松は・・・あれはいただけないなあ。そこはやはり、少なくともなんらかの刑事罰は受けるべきであるような・・・。