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話がいろいろと飛んでいるような気がする(自分がパラパラと断続的に読んだせいかもしれない)けど、今いきている時間を精一杯生きることが大事ということはよくわかる。長くても短くてもその重みは変わらない人生。
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2010/08/06-08
全国養護教諭サークルの講演でこの本を知り、購入。読み終わった瞬間、心が豊かになれた気がした。命は、大切にしなきゃいけない、伝えていく姿勢を忘れたくないなって思った。
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震災前後に読んでみたら全く違った感慨を持つ。
震災前は小児科医として子どもの命を見つめ、告知の意義と命と向きあうことの大切さを述べた本としてのみの印象だった。
震災後は1つ1つのタイトルがまるで被災者への励ましのように思えてならない。
苦しんでいる人にどんな言葉をかけますか?日本人としての自信。助けあうことを喜びに。少欲知足の精神。不幸は必ず幸福に姿を変える。など。
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小児科医は本当に子ども好きで純粋な人が多い。自分より弱い人や困ってる人を助けるという感覚はとても大切ですね。
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人生における教訓がいっぱい詰まっている。
幼くして亡くなっていく者たちを見続けた著者だからこそ語れる生きるという意味が、心に響いた。たとえ短い命だろうが、どうやって生き、何を残したかということが重要なのだというのはもっともだ。
豊かな時代に生き、ややもすると拝金主義になりがちであるが、人間としての根源をもう一度考えて暮さなければならないと感じた。「足るを知る」「感謝」・・・、日々の暮らしではついつい置き去りにしてしまうが、強く意識していこう。そして、我々よりもっともっと(物質的には)豊かな時代を生きる娘へきっちり教えていける大人になろうと思う。
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人間は死ぬまでしっかり生きなければならない。
この世とは実に不条理なものです。
どうして子どもが死んでしまうのだろうか。勿体ない。病気の子供らは、かわいそうに、私のように無駄に生きている人もいるのに。。。。
人間の一生もずっとダメという人はいない。
みんながどうしようもない状況になっていても、世の中のためになることをやり続ける大人がいることは絶対に重要。
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細谷先生は、今は現役を退かれているが、長年小児科医療に携わってこられた。
それも、小児ガンや白血病という命に関わる病気の子ども達と向き合ってこられた。
この世に生を受けて、2年や5年でその命を閉じなければならなかった子ども達、どんなに手を尽くしても救えなかった命、そんな子ども達や家族と日々接してこられた中で、人を思いやる、身内でも他人でも、そんな当たり前のことをひしひしと感じたり、この世に産まれてきたと言うこと、その奇跡のようなことをもっと大事にしなければいけない、せっかくいただいた命を途中で切ったりしてはいけない、自分でも他人でも、それは理屈ではない、誰がなんと言おうとそういうものなのだ。もう言わずにはいられない、心からの叫びだと思う。
病気だけでなく、事故や震災で不幸にして犠牲になった人々、どんなことにでも当てはまると思う。
不平不満を口にしながら、当たり前のような顔をして毎日を過ごしている私、何の反発心もなく細谷先生の言葉の数々がすっと心に入り込む。
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幼くして命を終えなければならない子供達の、自らの運命を受け入れる姿と言葉に涙が出た。命ある限り、精一杯生きなければいけないとの思いを新たにした。
後半は人生訓的な内容。