投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
国民航空再建の過程を描いたこの一冊。
前冊とは打って変わって企業の中のドロドロの利害関係などを描いているだけあって、読んでいて萎えてくる部分も多かったです。
でも、大学4年生で就職を控えている今の時期だからこそ、読んでいてもリアリティが凄く、退屈と感じる部分は少なかったです。
自分は企業に入った時にどんな人間になっていきたいのか
もう一度考えさせられた一冊でした。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
酷い!とにかく酷い!腐っている!の一言です。
もうやりたい放題ですよ。昔はこんな会社だったのかと思うと本気でむかついてしまいました。今はこうじゃないと思うけど…
左翼に対する扱いってこんなにも酷かったんだね。左翼じゃないのもかかわらずだけど。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
国見さんが会長になって、御巣鷹山事故一周忌を迎えるまで。
政官財の癒着とか、そうゆう汚いものがいっぱい見えてくる。それでも国見だなんだとおれの価値観からしたらクリーンな人たちもいるわけで、世の中おもしろい。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
史上最悪の航空機事故を起こした国民航空は、空の安全をないがしろにし、利潤の追求に突っ走った経営体質が問題視される。政府は国民航空を抜本的に立て直すべく、現経営陣を退陣させ、産業界から新会長を招聘。主人公はその新会長が新設した会長室のスタッフに就任する。今までの社内の腐った体質を一層しようとすべく奔走する主人公は、想像だにしなかった会社の暗部を垣間見ることになる。そしてそれは終わりなき見えない敵との戦いの始まりだった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
いよいよクライマックス。
外部から会長を迎えて首相命令の元、国民航空再建へ取り組むが汚職の闇は果てしなく深かった。
会長直結部隊、会長室部長となった主人公にも容赦なく及ぶ卑劣な手。
小説としての結末は敢えて濁してあっても、現実はそこそこまともな方向へ向かっているのだと信じたいです。
本作は映画化も決定され、再注目されているようですが、肝心のその航空会社の現状を探ってみたい気もします。
機内食の改善など些細なところの変更があるという事は、大きなところも改善されているという事なのでしょうかね。
5巻にも及ぶ大作ドラマは小説いうよりもドキュメンタリーに限りなく近い。
5年もの歳月をかけた取材から生まれたこの物語が企業で悩み、奮闘する人々に与える力は大きいのではないかと思います。
読後、唯一心残りに感じたのは、行天が恩地を裏切りものと判断し、道を別にしたシーン。こんなにも切れ者の行天が何の証拠もない堂本の言葉を信じてしまった事。長い物語の原点にもなるシーンのため、もう少し納得できるような理由がほしかったところです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
この本に限った話じゃないんですが、山崎豊子さんの本ってとてもいい娯楽。何より素晴らしいのがすぐには完結しないので、次に何を読むか悩まなくていいトコロ。こちらも美味しくいただきました。4巻。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ちょっと昔の勧善懲悪の世界だ。
英雄と悪者が決まっていて、分かりやすい。
国見会長は、宋江で、恩田は、林冲か。
水滸伝の世界だ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
(「BOOK」データベースより)
「空の安全」をないがしろにし、利潤追求を第一とした経営。御巣鷹山の墜落は、起こるべくして起きた事故だった。政府は組織の建て直しを図るべく、新会長に国見正之の就任を要請。恩地は新設された会長室の部長に抜擢される。「きみの力を借りたい」。国見の真摯な説得が恩地を動かした。次第に白日の下にさらされる腐敗の構造。しかし、それは終わりなき暗闘の始まりでしかなかった…。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
愚弟の本
内容(「BOOK」データベースより)
「空の安全」をないがしろにし、利潤追求を第一とした経営。御巣鷹山の墜落は、起こるべくして起きた事故だった。政府は組織の建て直しを図るべく、新会長に国見正之の就任を要請。恩地は新設された会長室の部長に抜擢される。「きみの力を借りたい」。国見の真摯な説得が恩地を動かした。次第に白日の下にさらされる腐敗の構造。しかし、それは終わりなき暗闘の始まりでしかなかった…。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
遺族会から一転、新会長が設立した会長室付き部長に抜擢される。
会長特命のもと、グループ会社や社内の問題の解決に取り組む。
しかし、恩地の抜擢をよく思わない社内勢力や、既得権を守ろうとする勢力の抵抗にあり、改革は思うように進まない。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
金の亡者がうじゃうじゃしてます
正直今、日本を動かしている人たちとその下の天下り法人にいる人たちもそう変わらないんじゃないの!?と
気分が悪い
ちょっと気になる記事を読んで色々考えた
名前は違うけどこのお話は日航機墜落の事をまんま書いていて
でも小説だから脚色もあったりで
この本を読んで傷つく人がいること
この小説はお話だけど、破綻してしまった日航が現在あるという事はどういうことだろう
経営をちゃんと考えていたのか
フィクションとはいえ沈まぬ太陽の映画を社員に向かって批判したTOPの人がいたり
落ちた事実
亡くなった方がいる事実
その辺りはどうなのだろう
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
お金と権力好きな人でドロドロ。
ドラマにしたらわかりやすいかも。
昼の1時半ぐらいから毎日やってる真珠夫人の枠で。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
汚職だらけで、くさりきった管理職と回りの登場人物がさらに増え、ついていくのが大変。。 一方で国見会長みたいな人こそ真のリーダーなんだと感じた。きっと郵政公社とかの内実もこんなんだろーなと思った。人間って不思議。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
御巣鷹山事件の後、国民航空再建のため、とある人物が任命される・・・4巻ともなると飽きもあるのか、読むのに時間がかかってしまった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
でも山崎豊子さんの取材力ってすごい。
別に航空会社に勤めてたわけでも、政治家だったわけでもないのにね。
こんなにリアルに描写できるのが。