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友達に進められて読んだハードボイルド(?)っぽい作品。
シミタツ初めてでしたが、文章もキレイで読みやすかったです。でも、こんな展開ないやろ〜とか途中で思い始めてしまったので、私的には……うーん。
でも、このミスで1位だったんですよね?
ラストもちゃっかりおさまっちゃって、なんだかなあって思ってしまった私は、かなり捻くれてるのかなあ?
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地理感のある街々が舞台なので、楽しく読めました。主人公はちょっと人間くさすぎというか、ズッコケ心得てて、ファンになりました。
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ハードボイルド恋愛小説……なんだろうか。主人公は40歳の冴えない塾経営者。失踪した教え子の行方を捜すうちに大きな陰謀に巻き込まれていくという。
独特の文体に、知らないうちに引き込まれました。あと、意外と官能的です。
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自分だけの正義は狂信とも通じるものがある。それがゆるぎないもの、変えられないと思ってしまうと余計に。自分の思い込みの怖さを思う。
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「1991年このミス大賞」の帯に惹かれて買う。でも結論から言うともうひとつ。どうも僕はハードボイルド調の作品はあわないようだ。無意味に斜に構えた比喩とかが苦手だ。ストリーもありきたりに感じる。まあ15年も前の作品ということもあるのかも知れない。
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このミステリーがすごい!1992年版国内部門1位&第9回日本冒険小説協会大賞国内部門大賞受賞作。
卒業後とはいえ、自分の教え子と恋愛・結婚をしたことで騒ぎたてられ、都内の名門女子高・敬愛女学園をやめさせられた過去のある波多野。今は故郷でひっそりと塾の講師として働いている。が、その塾の教え子・広瀬ゆかりが突然いなくなってしまい、波多野は彼女を捜すために再び東京へと出てくる。
塾の教え子の失踪も、実は昔勤めていた学園が関係していた・・・!というミステリーであるにはあるのだが。途中からえらくハードボイルドに(?)なっていったなぁ。学園内の複雑な権力関係の説明がだらだら続くのがかなり苦痛だったこともあり・・・最後まで入り込めず。
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徹頭徹尾、男のロマン。
これぞ王道。
どうやら本書、またブームがきているらしい。
書店で平積み+POPが多くみられる。
シミタツファンとしては嬉しい限り。
1990年度このミス大賞作。はい、古い作品です。
畳み掛けるような心に響く言葉の数々。
あっぱれな描写力にリリカルな文体。
闊達な文章力。 とまぁ、志水節をこれでもかー!と、
噴出している作品でもある。
「志水節」に酔いしれる読者、続出なのではないかな。
ストーリーは、ミステリィとは言い難い…。
ハードボイルド色の強い、恋愛(夫婦)小説だね。
12年前、私立高校で教師をしていた主人公・波多野。
生徒との恋愛沙汰からその職を追われ、結果、
結婚生活も職場も失い、東京から逃げ出した…。
郷里の丹波で塾を経営している40歳のオヤジだ。
ある日、彼の教え子が東京で失踪。
教え子の伯母に頼まれ、少女を捜すため東京へ。
すると、背後に以前の職場である学園の存在が。
物語の展開は、主人公が上京後から急ピッチに進みます。
敵か?味方か?わからない登場人物の出現。
徐々に明らかになってゆく主人公の過去。
そして嘘、裏切り。
でも、
失踪事件をきっかけに、主人公と学園の関係しかり、
過去の追放劇との絡ませ方は、賛否両論。
確かに考えてみると、ちょっと無理がある気もする。
でも、背景の人間ドラマは、心にグッと添うはず。
物語の中の、別れた妻との12年ぶりの再会劇。
いくつものわだかまりを抱えた元夫婦。
事件と平行して展開する二人の関係は、絶妙です。
恋愛小説としても一級品ではないかしらん。
最後に
解説でも取り上げられている志水節を…
「雅子はわたしのすべてだった。いつだってかぐわしく、
温かく、やわらかくて、しなやかで、強靭で、無限だった。
それはなによりもすべすべした感触であり、過敏で、
貪婪で、疼きやまない官能を持っていた。
腕の中で小さな叫び声をあげている雅子の肉体こそ、
わたしの夢と欲望の出発点であり同時に到達点でもあったのだ」
素晴らしいとは思いませんか?
きっと本書に対する皆さんの評価は
手厳しいものだと思うので…
あえて、☆4つ行かせていただきます!
※日本冒険小説協会大賞受賞作
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「91年度このミステリーがすごい!第1位」
という帯と
北上次郎さんの解説に惹かれて読む。
そこそこにおもしろかった という感想。
でも、ミステリーのような、ハードボイルドのような、恋愛小説なような、平均点以上のおもしろさはある。
ただやはり、どこにも感情移入できなかった点が個人的にマイナス。
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このミスで1位になったという作品。
話題作ってことで、一応読んでみました!
エグイ・・・
後半は想像するのも嫌な感じのシーンの連続。
でも、正直なところ、ミステリーより恋愛小説っぽいな。
ラストがキレイに終わってくれたのが救い。
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タイトルに味があります。『行きずりの街』。過去への未練、変わりゆく時代、東京という街。この小説を作り上げているものが、このタイトルに含まれている。過去にスキャンダルによって東京での教師の職を負われた田舎の塾講師。教え子の失踪によって舞い戻った先、東京。現在の事件に、過去の感情も、現在の感情も、複雑に絡み合う。ミステリーとしての展開に大きな驚きはないのだが、この雰囲気、そしてそこからに滲み出る男の寂しさ…。引き込まれて読める、なかなかの秀作でした。
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女生徒とのスキャンダルで学校を追い出された教師がかかわる事件…
なんか古びた感じのストーリーが、哀愁あってよかったです。
と思ったら、やはり作者は結構御年を召されたかたでした…
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先生がすごい(笑)面白かったです。ミステリーかはわかりませんが。ちょっと古臭いけど、まあ、それは書かれた年を考えれば気になりません。
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1991年の「このミス」大賞受賞作。面白かったです。10年以上前の作品とは思えませんでした。内容的にはまあ予想通りの終わり方だったけどね。
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1991年度このミス1位、平積みの帯に惹かれて買ってしまいました。
バブルだ。時代背景があまりにもバブリーだ。
ハードボイルド&男の色気ときたら、イオリンを越える作家はなく、
この方も、そこそこなんだろうけど、辛口りーには歯が立たず。
出版社のリバイバル狙いにうまくのっけられました。
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都内の名門校を女生徒との恋愛で追放された元教師が、失踪した塾の教え子を探しに再び東京へ戻ってくる。そこで彼は自分の追放に関わる学園の秘密を知ってしまい、教え子と共に追われる立場になって行く。
「このミステリーがすごい!」の1991年度第一位、最近の「このミス1位」と読み比べよう!・・という帯につられて買ってしまいました。が!おもしろい〜。久しぶりに一気に読めるミステリー小説。ちょっと古くてハードボイルドなんだけど、これでもかこれでもかと安心できない展開に、映画化したらいいのになぁと思いました。ミステリーにありがちなどろどろした描写もなくここまで持っていけるのはすごい。純愛も有り、プロットの巧みさがさすがだと思いました。