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この本はいいです!
分かりやすい!下手な地頭力系の本を本書の1.5倍程度のお金を出して
買うなら、こちらの方がよっぽど血となり肉となります。
(もちろん、本書のトレーニングを毎日行ってですけどね。)
所謂、抽象論で書かれてなく具体論的に書かれてます。
だから、分かりやすいのでしょう。
価格もお手頃だから、手に入れやすい。
そして、本書の要点は、
1.数字化=具現化、よって具体的で分かりやすい!
2.毎日数字力を鍛えよ!数字に関心を持て!持ちまくれ!
3.部分から全体を考える。つまり推論力を鍛えよ!
の三つになります。
これは、コンサル系地頭力的な考え方に極めて酷似しています。
ってか、、むしろそう(笑)筆者も「最近では、こういった事を地頭力が〜」
と冒頭で説明しています。
ただ、類書に比べると入りやすいし、理解し易いと私は思いますね。
問題が要所で入っていて、練習になります。
また、他の本と異なって「主要な数字は覚えるべき!」という主張も
理解できます。
だって、日本の人口、世界の人口、主要国の人口を知らないと、
世界のマーケットを推論しようとした時に全く推論できませんよね。
もちろん、国の面積から算出する方法もあるでしょう。
または、エネルギー使用量とかからでも。
ただ、手っ取り早いのは「人口」ですよね?
こういった事は、他の本には書かれていないと思います。
これは絶対に買うべきでしょう。
買って損はさせません!(笑)
また、著者の「発見力」も購入済みなので、こちらを早く読み終えて
レビューしたいと思います。
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まったくこの著者の本はいつもいつも頭を使う。読むのに疲れるのである。しかし、けして不快な疲れ方をするわけではない。読んだ後に満足感があるのだ。しかし、私にとってこの本はまだ難しく、どこまで理解できてるのか、それさえわからない。もっともっと勉強せねば…!と思わせられた。
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エクササイズが随所に収録されている。非常に読みやすく面白い内容であるが、電車で立ち読みして終わってしまっては非常に勿体ない。是非数字に強くなるトレーニングを実践すべきだろう。
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小宮一慶氏の「養成講座」の本。2008年。「発見力」養成講座に続く内容であり、あらゆるものに関心を持ち、その数値の意味を把握する、数値同士の関係を把握するなどの考え方を紹介している。地頭力と似たような印象。細かいテクニックはおそらく徐々についてくるため、地頭的な部分は誰でもできるようになると思われるが、問題は関心を持つ、という点。これには何らかの責任感が必要であり、テクニックを学ぶことよりも重要かもしれない。薄い本の割に、簡単に学べることが多く、星5つ。
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http://umagoon.blog17.fc2.com/blog-entry-1641.html
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「数字力」とは何か?
それは3つの力を総じて表現した言葉である。
1つは「把握力」、もう一つは「具体化力」、そして最後は「目標達成力」である。
この数字力を身につけることにより、説得力も高まり、目標達成の確立も高まり、新たな発想が生まれますよということを書いた実践本である。
具体的な進め方として・・・・
1.まずは関心を持つということ
2.次に数字の定義を知ること
3.そして数字と数字を関連づけをすること
4.基本的な個別の数字を把握すること
5.以上より、未知の数字に対して推論をたてる
6.数値の具体化により、目標プロセスが見え、意
欲が高まる
以上により数字の把握力強化を図るのである。
また、数字力の強化方法としては・・・・
1.主な数字を覚えること
2.定点観測をすること
3.部分から全体を推測すること
4.数字を関連づけながら読むこと
5.常に数字で考えること
以上の5点が重要となる。
但し、以上の方法を実践するにあたり注意すべき点として、数字を見るときはいくら客観的に見ているとしても、解釈には必ず主観が入るため、自分は主観的に数字を見ていると思うようにすることが重要である。
以上、ビジネスに必要な把握力・発想力・推定力・目標達成力を身につけていくための実践方法が記してある。
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別冊宝島の「考える極意」で考えるプロとして
紹介されていた小宮氏。
そこで初めてこの人の存在を知った。
よくよく見てみると以前買っていた日経マネーにも
紹介されており、かなりの有名人であることを知る。
とにかく面白い
『考える人は、具体化が出来る人。具体化のひとつの究 極の形が「数字」』
『物事を具体化しない人はただ感覚だけで好き嫌いを決めています。だから思考が深いところまでいかない。』
この本は、あらゆる面での「関心」や「把握力」を
高めていくのに役立つ情報がぎっしり詰まっています。
以下の定義と数字が言えない人は必読!!
【マクロ】
・GDP・日銀短観・景気動向指数・現金給与総額
・有効求人倍率・M2+CD・マネタリーベース
・国内企業物価指数・外貨準備高・国際収支
【ミクロ】
・資産、負債と純資産・売上原価と仕入れ、製造原価
・棚卸資産・減価償却・売掛金と買掛金
・売上総利益と営業利益、経常利益
・営業CFとフリーCF・利益とCF
・財務会計と管理会計・時価会計
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読みやすかった。
社会人として必要な「数字」やツールが沢山載っていて、仕事を始めてから時々見直すと役に立ちそう。
私も大きい数字は苦手だなぁ・・・
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● 具体化することにより、説得力も高まり、目標達成の確率も上がり、新たな発想も生まれる
●できるかぎり数値化し、定量化して、分析する
●個別の数字を把握することによって、現状を客観的かつ正確に把握し、どの数字が変わればどこの数字に影響するかの関連を知る
●その数字が全体でどの程度の割合なのか、全体はどのくらいなのか(全体の数字をつかむ)
●数字は定義を「覚える」のではなく、「理解して知る」ことが大事
●数字を主観的に、自分なりの感覚で見ている。
⇒ その感覚は経験の範囲内のものとなっている。
⇒ 経験を広げると数字感覚が磨かれる
⇒ 日ごろから数字に注意して、自分の感覚と比べながらものを見ること!
●主な数字を覚えておくことで基準をもち、世の中の全体が見えやすくなる。
●「高い」「安い」「よい」「悪い」「少し」などの表現が出たらすぐに、それは具体的にいくら?という質問をする。
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・数値化=具体力が目標達成力を高める
・できる限り定量化して分析する
・漠然とした言葉が出てきたときにさらに深く考えるかどうかが頭のよしあしをかえる
・マクロだったら有効求人倍率や消費者物価指数、ミクロだったら売上総利益や営業利益
・その数字は全体の中でどれくらいの割合を持つのか、その数字が属する全体の数字はどれくらいなのか
・全体と個別のバランスは見つつも、大きい所は絶対に外さない
・その状況に応じて、もっとも相手の判断に適した位の数字を言う
・数字はなんらかの比較を伴わないと、それを本質的にどういう意味を持つものか判断できない
・多くの数字は他社や他国と比較することで、より多くの意味をもつ
・相関の高い項目を見つけること。全体の満足度に最も大きな影響を及ぼしている項目を知ること
・平均ではなく個別の数字を見ることが大事
・数字を鍛えるために大事なこと、
1:主な数字を覚えておく
2:定点観測する
3:仮説を立てて、部分から全体の数字を推測する
4:数字を関連づけて読む
5:常に数字で考える
・規準を持つことで世の中や経済のことがより具体的に分かる
・毎日、毎週でも同じ項目の数字を見続ける。定点観測する。
・目標は必ずメジャラブルにすること。メジャラブルとは測定可能なこと。目標は測定可能でないと目標にならない。
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「数字が大切」を唱える本。日本には数字を苦手とする人が多いと言われている。しかし数字を意識することは社会や現状を知ることにもなる。日本の人口、GDP、子供の数、会社の利益等々、あなたは答えられますか?このような数字を知っていてそれぞれの数字を関連させていくと、社会、情勢が見えてくる。新聞を読む時はもちろん、町に出た時にも数字を意識する。そうして意識していくと数字にも慣れてきて、数字によって物事を判断することに慣れてくると述べる。数字をただの点ではなく、点と点をつなげて面にしていく。慣れてくるとそれが面白くなってくる。また社会を知るだけでなく、目標も数字化することによって具体化され、より目標が達成しやすくなるというところには、共感を覚えた。小宮さんの著書はわかりやすくて読みやすい。
格言「数値化するということは、物事の究極的な具体化です。」(p56)
<目次>
第1章 「数字力」で世の中の見え方が変わる!
第2章 数字の見方 七つの基本
第3章 数字力を阻害する六つの罠
第4章 数字力が高まる五つの習慣
付録
読了日 2009/1/14
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今まで数字に対して無頓着だった人に対しては意識を変えてくれる一冊になると思う。
物事を考える時に漠然と考えるだけではなく、数値化して考える。
また、数字を比較する事でより明確に見えてくる事柄がたくさんあることを教えてくれる。
書かれている内容は、新しくて目から鱗が落ちるような衝撃は無いが非常にわかりやすく
理論的に纏められておりとても読みやすいと思う。
ただ、一度、読んだら何度も何度も読み返すような一冊ではなかったので
星3つ。
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はじめに
発見力=ものが見える力
第1章 見えているようで、何も見えていない
新幹線の改札機から出てくる切符、特急券と乗車券、どっちが上?
思い込みの罠
なぜ、よくお金を拾うのか? あなたの時計は……?
見えているつもりになっているだけ!?
見える力の大原則
第2章関心と仮説でものが見える
まずは関心
次に仮説
分解してポイントを絞って見る
新幹線のグリーン車で、景気を見る小金井カントリークラブの会員権相場でお金の勢いが見える
同僚が髪を切ったのに、いち早く気づくには?
サラダバーのプチトマトのへたを取ってあれば一流レストラン!
関心→疑問→仮説→検証 仮説を立てるポイントは、関連づけ
旭川動物園が上野動物園より入園者が多い理由
拡大している介護市場より、少子化の塾市場のほうが儲かっているのは?
コンサルタントの工場視察、どこを見るか?
最近見ないコマーシャルから、企業の栄枯盛衰を知る金のロレックスをはめている社長の会社は儲かっているか?
こうすればものが見えてくる!
第3章 たとえば、こんなふうに見えてくる!
小宮流よい会社の見分け方
儲かっているレストランを見分ける方法
会社の売上げを推測する方法 一秒で財務諸表を見る方法
第四章見える力を養う方法
1 ほかの人より少しよけいに勉強する
2 新聞を読む
3 ふつうのものをたくさん見る
4 問題解決を極める
5 関心の幅を広げ、深める
6 思想を持つ
★第五章 ものが見える10の小さなヒント
1 先に要点を知る
2 ヒントを先に得る
3 分解する
4 情報を減らす
5 気づいたことをすぐメモする
6 比較する
7 一部を取り替える
8 視点を変える
9 複数で話す
10素直になる おまけものが見える人は幸せになれる
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全体像を推測しうる1点を見つける
数字の見方
・時系列で見る
・関連性の仮説を立てながら見る
・ノーマルなものをたくさん見る
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多いor少ない/高いor低い/増えたor減った、のような抽象的な表現ではなく、
具体的な数字で物事を把握することの重要性を教えてくれる一冊。
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数字の使い方以上に数字の意味や考え方を中心とした内容で本に入りやすい。
部分ごとに「この言葉の意味は?」のような演習があり、少しずつ数字への感心の幅を広げる作りになっておりうまいと感じるとともに
日常生活を通じ自然に数字を意識していくようになると思います。
数字同士の関連や流れについてもう少し踏み込んでいる本が、本が作者の別著書「発見力要請講座」ですね。
数字に感心を持ち、意味を正しく理解することと、その意味を理解すると関心が高まり、時空列で考えられるようになります。
そして数字は流れと共に他の数字との関係を比較することで更に生きた数字と発展することでしょう。
全体を把握し、詳細を把握する。他と関連つけをして数字から何かを推測することが重要であると思いました。
「数字の見方」や「数字力を高める方法」は平素から実践することが重要でしょう。
成人式は子供の人口、敬老の日は高齢者人口、のように日時に数字を関連して意識するとたしかに印象に残りやすいです。
比較的初心者向けの数字本です。ニュースの数字を単なる数字としてしかみてない人はこの本で数字の繋がりに興味を持って欲しいです。