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この小説は外資系化粧品会社にスカウトされた沙美が主人公。「原価が1割程度のモノをいかに価値をつけて売るか」コスメ好きには耳が痛い話ですが、目の付け所が面白いというか、興味深かったし、話も面白かったです。ただ私はこの主人公の沙美がどうも・・・。沙美の仕事に対する考え方とかにはすごく共感できるのです。「勝気な自分に責任あるポジションを与えてくれたら、死にものぐるいで頑張る」死にものぐるいはともかく、この感覚はすごくわかる。でもその手法であったり、恋の仕方であったり・・・私にはちょっと共感できませんでした。そもそも、林真理子の描く女性ってこういう人が多くて、私はいつも違和感を感じるのです。でも、それが面白いのだし、共感できる部分もあるってことは、女性は少なからず持っている部分(多分に誇張しているにしても)なのでしょう。
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女性の評価がいいことを考えると、男には分からないものなのだろうか…。
それにしてもひどい。疑問ばかりが残ってしまった。
化粧品業界の内幕については、興味深く読むことができた。男があそこで仕事ができるのか、逆に気になった。
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外資系化粧品メーカーのPR担当に転職した主人公。
一見華々しく美しいが、裏側は女同士のいがみあい、妬み、嫉みの渦巻いくそんな世界に身を投じる。
仕事に生きる女とコスメ業界の裏側を描いた作品。
主人公の生き様をカッコ良いと感じるか、どうしても共感できないと感じるかのどちらかと思うが(私は後者)、コスメ業界については興味深く、また読みやすく、一気に読みきることが出来て、娯楽作品としては十分楽しめた。
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***本の所在地***
神谷デスク(070330)
***********
本の所有者:神谷 俊昭
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仕事と寝る女。
すなわち、寝る仲になった男の欠点には
おおよそ目をつぶることができる。仕事も同様。文句や愚痴を言いつつも結局仕事に惚れてる。
そんな女性の比喩表現。
上手いなぁ、流石だなぁ…。彼女の小説はとっても軽く読めるんだけど、そしていつも特に共感はしないんだけれど、なんだか女の本質を掴んでるしょうね。時々はっとさせられる。
個人的には沙美の取り返しのつかない大失敗を読みたかったかなぁ。
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やっぱりというか、どうして?と思うんですよね。
主人公は美人でスタイルがよくて仕事も出来て・・・ハードボイルド小説に出てくる女性そのものじゃないですか。
これもテンポがよくて、1日かからずに読みきれますが、得るものはないかも。
誰もが仕事に生きがいを感じているわけではないし、感じられる職につけるわけではない。さらにつけたとしても高給を得られるわけではない。
現実から見ると、こういう人もいるんだろうなあと思いました。
何年かたったとき、あの時の流行はどうだっけと振り返るにはいい本だと思います。
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キャリアウーマン。
こんなんだったら良かったなあーって読んでてウットリしました。
仕事の出来る女の話は気持ちが良いです。
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テンポと展開が気になって一気に読んでしまいます。化粧品業界の裏の世界のお話。「仕事と寝ることの出来る女」というフレーズがやけに印象的。……彼女のような人生を歩んでみたいという野心のようなものがチリチリと最後心に残りました。幸せではなくても。もっと年を重ねたらもう一度読んでみたいです。
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コスメ業界の裏情報?満載で、読んでて新鮮でした。恋人か仕事か、と尋ねられた時、恋人に傾きかけてしまう普通の女性が、恋人も仕事の一環という位にまで変わっていく。
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読んだ時期:2007年11月
林先生らしい華やかな世界でした。
仕事に対する姿勢もガツガツしているけれど女性らしさがあり、今の自分との差を感じながらも、どことなく憧れの目で読んでました。
小説だし。。。と思いながらも、華やかな世界観はどこか自分が望んでいるものかもしれません。
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文章の「呼吸」とでも申しましょうか。
林真理子は相性が良いようで、サッと読んでも内容を飲み込めます。
改めて集団における女って怖いとおもいました(笑)
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【レビュー】
忙しく働く女性の事を書いていて、仕事も恋愛も頑張ってる。
こんな女性かっこいいな。
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林真理子エッセイ好きのわたしが初めて買った林真理子小説 美容業界、出版社業界の裏が垣間見えました いやあいろいろ大変なんだなあと小説なのにリアルに感じてしまった 女の生き様面白かった しかしAnegoといい不倫モノが好きだなあ(笑)
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「anego」に続いて読んでみた。
仕事がすきなのは男だけじゃない。
というか、仕事に対して男も女も違いはない。
バリバリ仕事をしながら、ふと自分のことが不安でたまらなくなる主人公。
仕事の臨場感の伝わるストーリーも面白いけれど、
私が好きなのは、登場人物がところどころ口にする「言葉」
結構心理をついたことが多い。
また、読みたい。
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嫉妬、裏切り、不倫、引き抜き…化粧品業界の裏側で繰り広げられるキャリア女性たちの恋と本音と激しいばかりの現実は圧倒的なリアリティを持って描かれる。林真理子のベストセラー小説、待望の文庫化!
バブル後のキャリア女性を取り巻く現実に直面し、打ちひしがれる主人公・沙美だが、自らの人生をあきらめられない。「仕事でも恋でも百パーセント幸福になってみせる」そこから沙美の“闘い”が始まった。嫉妬、裏切り、不倫…化粧品業界を舞台に繰り広げられる“女たちの闘い”は圧倒的なリアリティを持って描かれ、単行本発刊時には「暴露小説では?」と美容業界を騒然とさせた。人気作家、林真理子のベストセラー小説、待望の文庫化。
「私はもう一回這い上がることができるんだろうか」バブル後のキャリア女性を取り巻く現実に直面し、打ちひしがれる主人公沙美だが、それでもあきらめられない。「仕事でも恋でも百パーセント幸福になってみせる」そこから30代キャリアとしての沙美の“闘い”が始まった。化粧品業界を舞台に繰り広げられる“女たちの闘い”は圧倒的なリアリティを持って描かれ、単行本発刊時には「これは暴露小説では?」と美容業界を騒然とさせた。キャリア女性たちの恋と仕事、夢と本音と現実を浮き彫りにしたベストセラー小説、待望の文庫化です。