紙の本
ウイルスと共生
2022/08/23 02:04
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
この著作物は、2006年の著作物なのに、すでに、ウイルスと共生……といった、現在、世界的に行われ始めている事について書かれています。コロナウイルスについても、やがてそうなるのでしょうか?
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この本を読むと新型インフルエンザの恐さとウイルスの進化のスピード早さに驚かされます。今のインフルエンザは、感染の早さ、殺傷能力がとても強い。そして、厄介なのが進化の早さ。その時にインフルエンザに懸った時に打ったワクチンが効かないのである。こうなると、新しいワクチンを研究して作るしかない。しかし、その間にもインフルエンザは、感染を拡大させてしまう。ほんとに怖いウイルスだと思います。この本を読んで皆さんもインフルエンザに関する知識を身につけてみて下さい。
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[ 内容 ]
アジアを中心に流行している鳥インフルエンザ。
病原性の強いこのウイルスが人間への感染力を獲得するのは、もはや時間の問題かもしれない。
グローバル化が進行する現在の世界において、地球規模の感染症対策を考える際に忘れてはならないことは何か。
第一線で対策に奔走する著者が多角的な視点から提言する。
[ 目次 ]
プロローグ―渡り鳥の死
第1章 いま私たちの住む世界―「適切な危機感」を共有するために
第2章 歴史のなかのインフルエンザ―経験・記憶・対策
第3章 ウイルスとの共生を考える医学へ―生態系のなかで
第4章 新型インフルエンザにどう対応するか―国境を越えて
エピローグ―もうひとつの世界
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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新型インフルエンザの発生のしくみや、今考えられている予防策など、概観はつかめました。ウイルスとの「共生」の考え方はおもしろいと思います。
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新書らしくインフルエンザウイルスや過去の流行について一般的な知識しか書いていないのでもっと「新型」のインフルエンザについて踏み込んだ記述が欲しかった。いずれにせよ考えなければならないのは、パンデミックのような事態になった時に限られた抗ウイルスやワクチンを誰にどのようなタイミングで使うのが適切かという事だろう。エピローグでのシミュレートでは、死者2億2千万人の内2億人が非先進国である。