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面白かった…かな?
一気に読んだけど、なんだろうこのすっきりしない感…。
エイリアンたちがあまりに常軌を逸してるように思えたからかなー。
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ここまで役立たずでここまで役に立ち、更にここまで主人公としての存在感があるようなないような主人公というのも珍しい。
百之喜は天才的役立たずの墓穴掘りの方向音痴のくせに、何故かいつのまにか事件の確信を本人は全く理解せずに掴んでいる。
そして周囲の人間が振り回される、と・・・。
まさしく茅田さんらしいストーリー展開。開いた口が塞がらない物語っぷりです。
ネーミングセンスも最高。
百之喜を始め、弁護士の雉名、公務員の鬼光、格闘家の犬槇、舞台役者の芳猿と、まあ、多彩なキャラクター設定に、・・・なるほど桃太郎のご一行ですか。
個人的には、今回の主人公は百之喜ではなく、雉名弁護士・・・少なくとも雉名弁護士はがんばってます。
そして恐らく一番貧乏くじを引いてます。
・・・がんばれ、雉名弁護士!
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いつもならテンポ良く続きが気になって一気に読んでしまうんですが、今回は3日に分けてちょっとずつ読みました。
特にテンポが悪かったとかって言うわけじゃないんですが、余りにも現実にありそうな問題で拒否反応が出たのかな?
それでも登場人物は魅力的なので次回もでたら即購入するんだろうなぁ。
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2010 11/29読了。有隣堂で購入。
クラッシュブレイズは一休み、とのことで次はどういう作品で来るのか・・・と思ったらいつも通りの強キャラ・濃キャラ多数+敵役は話の通じない上流階級、という設定で吹いた。
安心して読めるけど、ここまで敵役の類型が共通だと(桐原家の頃からか)、茅田さんが何かそういう輩を敵に設定することで強く訴えたいメッセージがあるのか、それともそういう敵が一番書きやすくなっているのか・・・と勘繰ってしまいそうになるな。
そして百之喜太郎周辺の人々がけっこう面白そうな割に、今回は敵の描写メインであまり目立ってなかったので、今後続刊での出番に期待。
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日本を舞台にした探偵もの、というと少し違う気もするが新しいパターンであることには間違いなかろう。
作者らしい会話の進め方も顕在だけど、ある意味それがすべてな作品かな、と。
登場人物の名前からしてモモタローだと思ったけどなー。
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日本語の名前の本は久しぶりとか書いてあったけど、名前を桃太郎から取りすぎです。それにしても日本の昔からの旧家の因縁の事件で、どろどろとした血族の話がこの作者が描くと笑える宇宙人として読めるのが、作者のカラーですねぇ。この設定とキャラクターでいくつも物語が出来そうだけど、すぐ続きが読みたいと次を待つほどではなかったのがちょっと残念。面白いのは面白いんだけどねぇ。次のデルフィニアは待ち遠しいです。
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デルフィニア戦記のファンです。期待に違わず軽妙な語り口で楽しめました。ただ、お供の人たちの活躍が少なかったのが残念。まあシリーズ化前提でしょうからそのうち書いていこうということでしょうね。デルフィニアの外伝も読まねば。
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さすがに軽快。おもしろかった。女性が強い。続き読みたいなぁ。しかし「ごく普通の人々の話」ではないと思う…。
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『やる気も根性も能力もない主人公』というオビの文言にときめいてジャケ買い。その触れ込み通り、主人公・百之喜は恐ろしいほど何もしない。”主人公”という冠を彼に掲げていいのかと思うくらいに。だけど、幼馴染達の言う「真実との遭遇」の率が神掛かり。彼の周辺のキャラも個性的で面白かったが、出来れば雉名以外の幼馴染3人の活躍をもっと見たかったかも。今回の事件そのものは『相棒』辺りによくありそうな内容でそんなに肩に力を入れんでも楽しめた。続編が出る事を期待。
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茅田作品新作発売ということで発売日に購入して即読。舞台変われど、時代変われど、よくも悪くもこの方の定番コースだなぁと感じました。
面白いことは面白いんですが、デルフィニアの頃のわくわく感とどきどき感がすっかり薄れてしまって…茅田先生ならもっとできるはず、まだまだかき混ぜられるはずと思うだけに非常にもったいない気がします。
次作に期待です。
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著者久々の現代日本モノとあって、某クイーンやキングや天使たちほどぶっ飛んだキャラはいないものの、主人公は変人だし、妙齢の女性キャラはことごとく男前なので、満足して読めました。“お友達”がまだそれほど活躍していないので、諺ともども続刊に期待。
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人物たちの会話は茅田さんらしい(本領発揮)だが、いまいち不完全燃焼気味。
だが、やはりあれだけ大勢キャラクターが出てきて、書き分けが出来ているのはすごいと思います。
やっぱり茅田さんは、キャラクター小説の方が面白いのでしょう。
何冊か続けて書いていく中で、キャラクターがしっかりと性格と位置付けされていくストーリーテリングの方が向いてらっしゃるかと。
ミステリーのようでミステリーではない、というのは『クラッシュ・ブレイズ』シリーズで、既に書かれているのでは?と思いました。
初めて茅田さんを読むという方にはおすすめしません。
勿体無い。
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やる気なし、根性なし、能力なしの事務所の所長が、凶器あり、指紋あり、目撃者あり、動機もありで現場不在証明なしの被告人の無罪証明を頼まれた!?茅田砂胡の新境地
茅田砂胡の新シリーズということで、かなり期待していたのですが、今までのシリーズほど衝撃はなかったです。キャラはそれぞれに立ってたのですが・・・これから続編が出るのでしょうか・・・それに期待します
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確かになんちゃって探偵ものだった。
しかし、キャラものと見せかけて意外にも事件の骨格はしっかりしていて寧ろそっちがメインになってる。それはそれで面白かったけれど、折角個性的なメンバーがいるんだから、探偵組がもっと前面に出るような話でも良かったかも。格闘家らしき少年くんが気になる。
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ぼんやりとした印象の、けれど直観力は鋭い探偵さんと、
彼をサポートする美人(?)助手やひと癖ある4人の親友達が織り成す、
人情派探偵サスペンス…?
テーマ性は、今までの茅田先生の作品を踏襲している印象。
今回も、(異文化とも言えそうな)化石めいた保守的な慣習や風習に、リベラルで革新的?な価値観を持つ主人公サイドの対立、という構図が成り立っていましたね。
正統派勧善懲悪快進劇という感じが好きな方や、
中高生にはとてもおススメな一冊。