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このシリーズは、一年に一度書かれてるし
主人公が吹奏楽やってたのもあって、
学生の頃からとっても好きでした。
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新プロジェクトの立ち上げで活躍する杉原爽香。
女性の活躍は見ていて気持ちが言い。
それでも、いろいろな障害がある。
仕事の障害ばかりでなく、知人や家族の問題に巻き込まれる爽香。
社会的な視点と個人的な視点とが錯綜する物語になってきている。
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爽香シリーズ第15弾。杉原爽香、二十九歳の秋。高齢者用ケア付きマンションで働く爽香は、親会社が計画する新プロジェクトの準備に参加して多忙な日々を送っていた。爽香の恩師・河村布子は、新しい職場を見付け教壇に復帰するが、夫・太郎の「秘密=愛人の早川志乃が、女の子を出産」に悩んでいた。そして、身体を壊し刑事の現場から離れている太郎は、ある夜偶然、ホステスの荻原栄が刺殺された事件現場に出くわし、勝手に捜査を開始する。里美ちゃんが登場。爽香は、働きすぎを栗崎英子に忠告される。ヘタレの爽香兄は相変わらず・・・・
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ここ何話かは大人の恋愛というか、すこしドロドロしてきている。本作品では、終わってみたら、ゆがんだ欲望の話。ストレスでロリコンというのもありうる話だが、描き方が浅いので、単に他人事のような感じがする。まあ、この軽さも赤川小説なのかもしれない。読みやすいことは間違いない。隙間は読者が埋めるしかないのだろう。
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働くサヤカの生活がすごすぎて、読みながら一緒に疲れそうだった(笑)いろんな人とつながりがある人って、すごいよなーて思う。マンションの運営て、、やってみたいよね、なんてことも思ったり(^^)笑
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前巻で爽香がホームに突き落とされたと思ってました。どこにも触れられていないので、爽香ではなく、自殺だったのかな・・・河村の不倫相手早川志乃の赤ちゃんも生まれます。布子は気づいているが核心を聞きだせず・・・爽香の周りの男の人は本当にどうしようもなさすぎます。挙句の果てに今回はロリコンの大臣まで出てきてその秘密を隠すために殺人まで・・・・遂には兄の充夫も不倫相手に子供ができてしまいます。この人は爽香への感謝の気持ちはないのか・・・爽香、がんばれ!!!
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ホステスが殺された。娘の里見が殺された母が生んだ一郎を育てる決意をする。河村からの依頼でさやかは里見の就職を世話する。赤川作品には度々子供に性的興味をもつ男がでてくる。ストーリーにシリアスなテイストを加えているが私としては好きではない展開。
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内容(「BOOK」データベースより)
高齢者用ケア付きマンションで働く爽香は、親会社が計画する新プロジェクトの準備に参加して多忙な日々を送っていた。爽香の恩師・河村布子は、新しい職場を見付けたが、夫・太郎の「秘密」に悩んでいた。そして、刑事の現場から離れている太郎は、ある夜偶然、殺人現場に出くわし、勝手に捜査を開始する!登場人物が読者とともに年齢を重ねる画期的シリーズ第15弾。
令和2年1月6日~7日
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政治家:成田が『足長おじさん』かと思いきや『ロリコン大臣』であった。今回も爽香の機転で何とか無事にピンチを乗り切る。河村も現場復帰をして昔のような頼りがいがある人に戻ったようだが、彼にも問題は山積みであり、まだまだ一波乱ありそうな感じ。
それにしても兄の充夫は本当にダメ人間になっている。その内、大きな事件に巻き込まれてしまうのではないだろうか。爽香ももっと激ギレしてもよいのになぁと思ってしまう。
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49歳→39歳→40歳→41歳→42歳→43歳→44歳→48歳→47歳→46歳→45歳→38歳→37歳→36歳→35歳→34歳→夢色のガイドブック→33歳→32歳→31歳→30歳→29歳
「何もかも自分一人でしょい込まないで。責任にも順番をつけるのよ。その第一から始めて、第三で手一杯になったら、第四以降は他の人に任せる。それだけのゆとりがないとだめ」
「とことん、続かなくなるまでやってからじゃ遅いの。余力を残している間に、切りかえるのよ」
「そう。お父さんなんか、外での顔と家での顔と、どんなに違うか。お母さんだって、見たくないものは何も見ないで、自分の楽しみに熱中して、いやなことを忘れてる」
「頭にあるのは次の選挙のことだけ。 地元のために、いりもしない道路を作り、国の税金を注ぎ込む 。税金は 君のような若い子からお年寄りまで、あらゆる国民が苦しい 暮らしの中から払ったものだ。それを 奴らは自分のポケットマネー のつもりでバラまく」
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毎年1冊出てる杉原爽香シリーズの15作目。爽香は29歳に。相変わらずクズ男満載だけど、私も慣れてきたわ。今回はマシやった。ホンマにどうしようもない男どもばかりやけど、それを許してる女どもにもええ加減にしいやと云いたいわ・・・