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博雅の笛を聴いてみたい昨今です。晴明の庭でならなおよし。「ゆこう」「ゆこう」の掛け合いなど、毎度おなじみのパターンに安心させられます。
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このシリーズははずれがない。
『陰陽師-夜光杯ノ巻』
今回も例にもれずとても楽しめた。
晴明と博雅のコンビの掛け合いや後味の良いストーリー展開。そして自然や四季の息吹の描写が素晴らしい。また短編集なのが、ちょっとした気分転換に嬉しい。
次が早く出ないかと楽しみである♪
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都で起こる怪異を安倍晴明と源博雅が解決していくのは相変わらずですが、なんだか穏やかな印象です。季節を感じるさまざまな描写が美しいですね。香しい花の香りとか。
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安部晴明シリーズ最新作(2010/12/04)
今回は月琴姫や浄蔵恋始末などの短編集
個人的にお気に入りは月琴姫と浄蔵恋始末
いつも感じることだが四季折々の晴明の庭の描写がすてきで、二人が杯を交わす情景もありありと目に浮かぶ。
特にどんでん返しというものがないが一つ一つの話が丁寧に書かれている。夢枕氏の作品は良作ばかりだと思う
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毎度しみじみ「文字の力」について思い知らされる陰陽師シリーズ。
文字を読んでいるはずなのに、書かれている風景の中の、花の匂い、風や光の温度、笛音の輝き・・・それらを肌に感じるんだもの。
すごいとしかいいようがない!!
読めて幸せだなあ。
どれも素敵な作品だけど、あえて一番を選ぶなら「食客下郎」かなあ。
晴明と博雅がラブラブで(笑)
「無呪」「「蚯蚓法師」も、ははあ!って感心しました。
問答無用の★5つ。
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2010年の1冊目は陰陽師シリーズ。
このシリーズも長いなー。
いつものパターンだと解かっていながら
安心して身をゆだねられる心地よさですわー。
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めちゃくちゃ可愛い「男二人の会話」ににやけっぱなしです。
「お前がいてよかった」という博雅に「馬鹿」と返す晴明。可愛すぎる~~♪
例によって例のごとく晴明の屋敷で庭を愛でつつ二人して酒を飲んでると事件の話になる。博雅の吹く笛の音に惹かれて出は妖しかそれとも・・・
芦屋道満さんも相変わらずの相変わらずで、悪役チック。
雪の日とか桜散る日とか秋の晴れた日とか、そこかしこに野草が植えられている我が家の庭を愛でながら読むと更に一興な気がする。
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シリーズものは結構惰性で読んでしまうことがあります。
でも、読んでみるとやっぱり面白いですよね。
以前に登場したキャラクターが出てると、「あれー、この人どういう人やったっけ?」となりますが、筋立てがパターン化されているので、読んでいるうちに思い出せて、話の筋にすぐ復帰できます。
あと、短編中心なのと、文体がまるで講談のようで、テンポよく読めるのがいいですね。
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清明と博雅のコンビが大好き
そして清明ってツンデレだわ
平安京のゆったりした時間の流れ
季節の移り変わり、蟲の声、風の音、雨の音、月の光、華の香り
どれをとっても描写がすばらしい
妖怪モノも好きだけど、これは空気そのものが大好き
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この本は全体的に好きは話ばかりだった。
「月琴姫」
沙羅と博雅に名付けられた琵琶の精の話。博雅…罪な男だな…。
「花占の女」
菊で花占をする女の話。書き方によってはおどろおどろしくなるだろうに、綺麗に切なく纏め上げている。さすがだなあと思う。
「龍神祭」
ここでもまた博雅が原因(笑)
笛に魅入られた神々との交流を描く。この本の話はどれも好きだけど、この話が1、2を争うかな。
「月突法師」
枯れた松を切らないでくれと頼む法師の話。ツクツクボウシって7年地中に居るのか…知らなかった。
「無呪」
人の心を映す、古来の神の話。
博雅の心の清らかさが浮き彫りになった話ともいえる。そんな博雅だからこそ、清明が惹かれるんだろうな。
「蚓喰法師」
水が欲しくなる病に次々と掛かっていく。その理由は――?
最後のオチが大好き。この本の中で1、2を争う程好きな話の1つ。
「食客下郎」
どんどん体調が悪くなっていく磐島、その理由は地獄の鬼だった。
地獄の鬼の顔も立てて事態の収束を図る清明があっぱれ。
「魔鬼物小僧」
延々と読経する幽霊の話。真実を知れば切ない話。
「浄蔵恋始末」
老僧の恋の話。こんな風に深く長い愛情って良いなあと思った。
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あっっっさり、読了。なんか久しぶりの巻だったのにー! もっとじっくり読めばよかったーーー! もう一回読んでもいいかなー!
って感じで終了。獏さん、もうちょっと文字数増やしてください…wwww
相変わらずの博雅と清明の、「この二人デキてんじゃないの?」って感じの優雅な掛け合いが素敵。『「ゆこう」「ゆこう」そういうことになった。』の、いつものフレーズも健在で、安心して読める感じ。もともと、今読んでる本が重すぎてちっとも進まないので、かるーく読みたいから買った本。しかし読めば読むほどに「蟲師」とかに似てるよなあ、清明。ギンコと清明、あたしの中でのイメージは同じ人。
今回の一冊では、博雅が鬼と交換した笛・葉二を追って遠く神々の住むところまで船で行ってしまうお話が一番好きだった。博雅の笛は神々さえも魅了する。
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陰陽師第1巻から雰囲気が変わらず続く名作。
「ゆこう」「ゆこう」そういうことになった。
のくだりがすごい「おかしみ」を醸し出してて、楽しい。
虹の話や、セミの話が掲載。
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お気に入りの「陰陽師」シリーズ。
もともと「不思議」な話が好きではあるけど、文章のの独特のリズムが好き。
晴明と博雅のコンビはやっぱりいいな。
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つばさくんとみさきくんさながらの仲良しコンビ晴明と博雅。
そこに悩める子羊が訪問し、解決へと導く陰陽師晴明。
流れ的にはいつも同じ感じで悪く言えば水戸黄門のような短編集。
これ、シリーズものたくさん出てるんだね。長編を読みたいな。
短編はあっさりしすぎて読後どうしても俺の記憶に残りにくい。
何かいい方法はないだろうか。
あと、歴史ものという認識で読みはじめたから、それはもう構えて、
読んだるでござるでごわすって感じで意気込んだけど過去最高に読みやすかった。
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博雅以外の人が弾こうとしても音のならない琵琶の話、月琴姫。
晴明に助けを請い、名僧、浄蔵が40年越しの恋に始末をつける話、浄蔵恋始末。 伊勢の五十鈴川の主が拾われてしまった鏡を取り戻したことで巻き起こる奇怪な現象とその結末、蚓喰法師。
等、どの話も面白かったです。
この巻は、切なく、優しい話が多かった印象です。