投稿元:
レビューを見る
最初から最後までぱぱっと気持ち良く読める感じ。軽く読めるけど、読みながら続きが気になるところがいい。
カンニングに頼りきりではなく、本人もきちんと努力している点はいいなと思ったし、謎解きの方法も分かりやすくて良かった。
投稿元:
レビューを見る
いいなー
こういう友情
それにすごいね
カンニングの技術
そこまでできればもう大人は
怒らず評価してくれるとか
思っちゃった
投稿元:
レビューを見る
分かりやすくて読みやすいサクセスストーリー。が、ちょっとうまく行き過ぎ。もうちょっとひとつひとつのエピソードを掘り下げたらいいなと思う。
投稿元:
レビューを見る
姉の死の真相を知るため、偏差値トップの名門私大の受験を決意した玲美と、彼女の為にカンニングの方法を編み出す3人の仲間達。
カンニングは、いかなる理由で正当化してもルール違反だと思うけど…
でもどんな方法で切り抜けていくのかな、と興味は惹かれて面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
都立K高校3年・天童玲美は、姉の死の真相を探るため、最難関私大・馳田学院入学を決意する。今の学力では合格が覚束ない玲美は、クラスで成績トップの優等生・愛香と陸上インターハイ選手の杜夫、機械オタクの隼人の協力を得て、カンニングによる入試突破を目指す。スリル満点の胸キュン青春コンゲーム小説。
《ブックデータベース より》
《2010年6月26日 読了》
投稿元:
レビューを見る
面白かった!
姉の事故死の真相を確かめるために
難関・馳田大学に入ろうとする玲美に
杜夫、愛香、隼人の3人が協力していく話なんだけど
それぞれのキャラが立っていて魅力的だし、
いろんなカンニング作戦も面白いし、
杜夫と玲美の関係が微笑ましい。青春だ〜w
とても爽やかな気分で読み終えました☆
投稿元:
レビューを見る
カンニングする予定はないけど、無駄にカンニングの心構えみたいなのは知ることができた。全体的に読んでいて楽しかったです!
投稿元:
レビューを見る
2006年に発売され、2009年に文庫化された作品ですが、
携帯電話でのカンニングのニュースが世間を騒がせた今年、
あまりの一致にある意味ぞっとする内容でした。
カンニングは、どんな理由であれ、正当化・肯定できるものでは
ないけれど、この作品の鈴村女史のように、
どんな言葉も言い訳だと切り捨ててしまうのも、同じくらい
正当化・肯定できないものに思えますね。
顛末は、予想していたものではあるけれど、泣けますね…
しかし、天童姉妹は共に少し可哀相にも思えます。
ぶっちゃけ親が悪いかと…
いつも姉ばかりが評価されると感じ、劣等感を覚える主人公・玲美ちゃんも、
自分ばかりが期待を背負わされるお姉さんも。
どちらにもその子だけのものがあるはずですから。
しかし、友人たちの熱心さは凄い。
ホント、これが一番、何者にも代えられない宝。
そして、玲美ちゃんがそれを手に入れることが出来たのは、
楽をするためにカンニングをしたのではなく、
彼女が自分もお姉さんのようになろうと頑張り、「賢く」
なったからでないかな。
勉強は全てではないけれど、正しい形で見に付ければ、
気づけないものに気づくだけの
奥行きを持たせてくれるものではあるなとは思います。
投稿元:
レビューを見る
姉の事故死を探るために姉と同じ大学を目指す物語。
しかしその大学は東大と並ぶほどレベルが高く
今現在のレベルではとても合格出来ない。
玲美は担任の教師から学年20位以内に入らないと
内申書も書かないと言われてしまうし
勉強を必死にやってもとても足りない。
そこで思いついたのはカンニング。
発明が趣味で機械オタクの隼人。
陸上インターハイ選手の杜夫。
学年成績トップの愛香。
彼らの力を借りて前代未聞のカンニングを行おうと
計画を立てる。
「社会に出て必要なのは記憶力を駆使することよりも
その問題に対してどう調べて答えを出すのか」
という言葉が妙に納得。カンニングも正当化されてしまいます。
試行錯誤のカンニングは読んでとても面白かったです!
投稿元:
レビューを見る
カンニングをして超難関私大に入学してしまおうという話。
話自体はそれだけなんだけど、きっかけが結構重たいです。
最後の国語のテストでちょっと感動します。
あたしもああいうテストがよかったなぁ。
受験生を終えた後に読むのがおすすめ。
投稿元:
レビューを見る
いろんな検討して、実行して・・
現実的にはなんかちょっと無理っぽい作戦もあるけど、
最後は感動した。
投稿元:
レビューを見る
暗記はあまり役に立たない。大事なのは必要なときに必要な情報を集め、分析し、構成活用することだ。という意見を述べていたと思う。概ね賛成だけど、この本のストーリーはあまり好きな話ではない。
試験は試験として、限られた時間の中でどれだけの準備をし、どれだけのパフォーマンスを発揮するか、を観る課題であると僕は思う。
これをくだらないと思うのならば、試験形態そのものを最初から考え直さないといけない。誰かやってほしい。
投稿元:
レビューを見る
カンニングをテーマにした青春小説としては標準以上だと思いますが、帯の謳い文句から期待が大きかっただけに、いま一歩物足りないと感じてしまった。
作者の責任ではありませんが、売らんがための過剰な演出が逆に価値を下げてしまう見本でしょう。
投稿元:
レビューを見る
本書のタイトルを見た瞬間、2011年に起きた「大学入試問題ネット投稿事件」を思い出した。主人公の天童玲美は高校3年時に2歳上の姉・芙美子を交通事故で失う。悲しみを押し殺して、受験勉強を始めようと姉の箪笥から赤本を取りだしたとき、そこには姉の手帳があった。「なぜこんなところに?」と不思議に思う玲美だったが、読んでいくと姉の死に関係すると思われるメモが書いてあった。それを読むと、東大と並ぶ偏差値トップの超難関私立大学・馳田大学に姉の死に関わることがありそうだということがわかり、馳田大学の受験を決意する。
だが、彼女の学力を考えると、独力で馳田に合格するのは大変に厳しく、玲美は迷った末、友達に力を借してくれるようお願いすることにした。その友達とは。
並木愛香:玲美とは中学からの友達で、クラスで成績トップの優等生。
平賀隼人:玲美の幼馴染で機械オタク。
椿井杜夫:陸上インターハイ選手。友達の為なら危険を顧みないナイスガイ。
この個性豊かな3人と「チーム・カンニング」を結成する(勝手に名付けてみた)。しかし、意気込む彼らの前に壁が立ちはだかる。担任の安倍だ。安倍は自分の成績と分相応でない大学を第一志望にしている玲美に対してある条件をつきつける。
「次の中間試験で学年20番以内に入ること」
試験まであと2週間。前の期末試験で89番だった玲美にとってかなり厳しい状況である。しかし心配は不要。チーム・カンニングの知恵が炸裂する。個人的には中間試験のシーンがハイライトだと思う。次々に出てくるカンニング・グッズに思わず唸ってしまった。杜夫の原始的なカンニング方法にもご注目あれ。そして、教師陣の名前も要チェケだ。アイドルおたくの著者の拘りが感じられる。
馳田に合格するぐらい賢く、陸上ではインターハイに出場している姉が道路を横切ったというのがなんか酷く間抜けな気がして(歩道橋渡ればよかったじゃんと僕は思うのだけど)、それで亡くなってしまったというのが煮え切らないのと、馳田での杜夫の行動がいくらなんでも無理あるかな~とツッコミたいところはあるんだけど、まあ設定が設定だけにそこは御愛嬌ということで。ちっちゃいことは気にするな♪それ、わかちこ、わかちこ~♪
投稿元:
レビューを見る
文章力、キャラ、意外性どれをとっても平凡かそれ以下。ちょっと文章に腕がある高校生が趣味で書いたような小説。入試でカンニングをするのが本書のストーリーだが、登場するカンニンググッズがどれも安直なものばかりだし、キャラは上手く立ってないし動機は不明だし、恋愛模様は薄っぺらいし、「こういう筋書きにしたいからこういう人を配置しました」って感じが凄い。
まぁ一方で、「こういう筋書き」というのは見えやすいし、ストーリー自体はそこまで悪くなかったので最後まで読めた。
なんていうか、ブックオフで100円の読み切りの漫画本を読んだような気分になった。