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死神が担当する「死を予定づけられた」人との7日間の物語・・・
短編のようで時系列でつながる長編のような話。人間味にあふれた死神・千葉の言動が面白いです。最後の晴天が爽やかです。
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ひとつひとつの科白や文章、物語の構成、すべてが非常に緻密な計算の上に練り上げられた、洗練されたもののように感じられる。読後感もとてもすっきりと後味が良く、例えるならとても上品な和菓子のような物語。
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連続短編小説だが、設定や仕組みが大変特殊だが、とてもうまくまとめられていた。ルールが明確だったので内容が綺麗で新鮮だった。
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死神・千葉が様々な人間の生死をジャッジする物語。
淡々としていて、本人大真面目で話しているってのがおもしろい。
伊坂さん特有の時間差マジックが使われてる。
さすが。
短編の集まりだけど、つながっていなくもない。
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この死神なのにかわいいです。お気に入り。死神なので、人間の常識を知らなくてとんちんかん。人間の常識とは違った世界を生きてるので、時に残酷なこともあるけれど。さくさく読めました。
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前に読んだときより面白い気がするのは、なんでだ?
でも、読んでるときは、「めっちゃ面白い!もっと読みたいのに、もう終わり?」と思うのに、後から感想を書こうとすると、スタイリッシュで楽しいけれど、もうちょっと心情的に深くても・・・と思ってしまうな。やっぱり。
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これは面白かった。短編のようで長編というのが本当に上手い。千葉と青年の出会いを数行読んでから「青年=『重力ピエロ』の春」だと気付いて、嬉しかった。春が好きなんです。
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一人の死神と、死神が担当する死期の近い人間との話。
オムニバス形式の短編がいくつか。だけどそこはやはり伊坂さん。
それぞれの話が繋がる部分もあったりして、うれしくなります。
クールだけどどこか抜けている死神が可愛い。
CDショップの試聴機で“ミュージック”を聴いている人を見ると、死神?と思ってしまいます。
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初の伊坂さん。というか伊坂さんを始めて知った。映画化にあたってJUGEMのランキング1位に入っていて、「死神はCDショップに集まるらしい」のレビューに吹いて買ってしまった。結果、面白かった。
結局のところ、死神のキャラに全てを持っていかれた気がする(笑)。千葉さんナイスすぎる。千葉さんに比喩表現を連発していじりたい。クールな割に、なんでもかんでも、あっけからんと聞いてくるのはちょっと可愛い。キャラに入れ込むと、話が倍は面白くなる。
死神なんだから当然といえば当然……でも死神なんだから執着しないって変じゃね?とも思うけど、生死に興味が無い風が好き。これが人間んだと、結局は最後には生きることに執着しそうだもんなー。
落書き少年が「重力ピエロ」に出てくるらしいので読んでみようかな。なんか手中にはまってる?
2008/02/27 読了
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映画化してます。軽いテイストでさくさく読める。死神の登場する連作短編集。美容院の話が特に好きです。少しずつつながっていて、そういうところもいい。
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死神を主人公にした短編集。死神と死を迎えかけてる人達との会話がやっぱり上手い。最近の伊坂作品同様、ミステリー色はそんなに強くないけど、お得意のリンクが色んなトコに張られてて、最後まで読み切った時の「やられた」感はしっかりあります。
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主人公は死神。
担当した人間が死ぬことを「可」とするか「見送り」とするかを決定するのが仕事だ。
6人の人間との話が、短編として書かれている。
そのうちのひとつ、「恋愛で死神」を読み終えて、放心状態になった。
人間にとって幸せってのは、なんなんだろうと。
そして「死神対老女」で、幸福とか不幸とか関係なく、人生ってやっぱいいもんだなと思えた。
素晴らしい小説だ。
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一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだす死神・千葉が出会う六つの人生。短編集と云う形を取りながらそれぞれの作品に繋がりをもたせ伊坂氏ならではの世界を感じさせてくれてます。なかでも「死神の精度」と「恋愛で死神」「死神対老女」の繋がりは…。おしゃれで好きです。
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「君は死ぬことについてどう思う?」
◆
6つの短編。6つの人生。
人はいつか死ぬ。それなら悔いのないように。
◆
最後の最後でちゃんと落としてくれる。
伏線が綺麗に張られていて、
読み終わったあとは爽やかな気分になれる。
死について書いてるけど、全然重たくない。
なんだか納得して、爽やかな、
悟ったような気分になってしまう。
◆
やっぱり伊坂幸太郎はすごい。
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伊坂作品のなかで一番好きかもしれない作品。
連動したいくつかの短編でなりたっている
どこか抜けてる死神の千葉はほんとうに愛すべきキャラクター。
ウィットのきいたせりふまわしが最高。
「人間が作り出したもので、最高なのはミュージックで、最悪なのは交通渋滞だ」
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リンクの仕方がすばらしい!!
千葉がだんだん人間味を帯びてくるのも乙ですね~。
何度でも読み返したくなります。