投稿元:
レビューを見る
題名どおり元刑事が主人公の短編集。どれもハッピーエンドでは無いけれど本人なりに落とし前をつけているので、むしろすっきりしたような感覚で悪くない。「罪と罰の果てに」もよかったし最近のお気に入り作家。
投稿元:
レビューを見る
雪国での話がいちばん楽しかった。
読み終わってからのなるほど感といったらもう。
でも親子鷹の話も展開的には好き。
人間的にはレディPの女教師が好きだなー。
投稿元:
レビューを見る
す、すげー。
タイトルを考えずに読んで正解。
一作目の重たさにちょっと沈み、二作目でめまい。
三作目はなんどもなんども読み直し、ため息。
四作目は幻想的なエンディングにしばし瞑想。
そうして、最後で息が苦しくなった。
短い中にスリラー、恐怖、幻想、狂気、苦しいまでの重たさ。
ちらほらとのぞく日常がよけい、すぐそこにあるかもしれない隣人の陥穽を思わせる。
お腹に力を入れて息を詰めて読む、がつんの一冊。
この作家は、なんだ?
投稿元:
レビューを見る
渋いデカ物。
最近警察内部の話とかになぜか凝っていて(笑)
ついつい借りて読んでしまいます。
きれい事だけじゃない感じが、
まさに事実であるのでは…と思わされます。
もみ消しとかね…うん。
投稿元:
レビューを見る
さまざまな理由で退職した、もしくは退職間近の(元)刑事たちが主人公の短編集。某デカ本屋さんで偶然見かけ、タイトルに興味をひかれ買ってみました。切り口というか設定というか、その辺は斬新だと思うのですが、なんだかストーリー的にスッキリしないというか、重苦しくて救いがないというか、いま一つでした。なんというか、「主役は別に刑事じゃなくても良いんじゃね?」という気も若干します。ワタクシの好みには合わなかったです。辛口でいきます。
投稿元:
レビューを見る
刑事をテーマにした短編集。
一つ一つがじっとり、重い。好きなタイプの小説ではないけど、読み応えはあった。