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朝の電車の中で読むのは薦めません。狂気に満ちてて好き。
だけど読み終わったあと、若干情緒不安定になります。
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作者の悪い癖(と、私が勝手に思っている点)が沢山あってがっかり。中盤迄は結構興味深く読み進められたんだけどね。
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初めて読んだ柳美里作品。エロティックで不思議な感じが面白かった。
初めて読むにはオススメできないけど、柳美里作品を読んでどのようなものを書くのか理解してからなら大丈夫かも。
私は一番好き。
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俗人の醜さと弱さを強調する描写に終始。
軽く、人間不信になります。
魑魅魍魎がうごめく世界観。
「ゴールドラッシュ」といい
この作者は色々な意味で毒されているというか病んでいる気がしてならない。
タイトルのセンスは抜群!
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柳美里らしい狂気に満ちている。調子の悪い時に読むものではない気がするけど、何となく嫌いな内容ではない。狂気染みたタイル貼り。
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部屋中にタイルを敷きつめる男。離婚した妻、管理人、女流作家。都会の日常に潜む恐怖と殺意を描いて絶賛された純文学ホラー傑作
実際こんな殺人したらすぐに捕まると思う。
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『タイルが完成してしまうと、男にはそのあとの物語がなかった。行き止まりのトンネルが口を開いて待っているだけだ。トンネルの入り口には外光が射しこんでいるが真っ暗闇だ。男はトンネルに足を踏み入れ目を凝らしている。』 (p.139)
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濃い…。まともな人間が一人も出てこない。
特に主人公の狂い方が(セリフとか)キてななぁ。
なんていうか落ち込んでるときに読むものじゃない。
ホラーといえばホラーかな。
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読書後の変な満足感は最高だが、序盤のつまらなさを踏ん張って我慢読みをして迎えるものとしては釈然としない。後半の読みたくないけどやめられない感は大事。悪くないけど、もっと面白い本がある。
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この人は本気の変態だと、この人は本気で狂気に満ちてると、気持ち悪くなるほど衝撃的な小説でした。
無理矢理エロかったりグロかったり、雰囲気だけ格好付けた鬱ストーリーはこの世に腐るほど転がっていますが、この小説は作者の内面が全部曝け出されている上にそれが救いようのない変態っぷり…。
登場人物全員救いようがないです。
苦笑いするしかないような小説です。
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柳美里の本は初めて読んだけれど、なんていうか、すごく、自己陶酔型の本だとおもった。いっそここまでいくと突き抜けている。案外常識人の方が狂人を書くのが上手い、みたいな。分かっていながら狙って気持ちの悪いことを書いている感覚。わたし女なのに、こんなに生々しく男の性欲について書けますよ、みたいな。
ホラー純文学というワードに惹かれて読んでしまったがホラーとしても純文学としてもわたしの好きな方面ではなかった。でも総合してこういう自己陶酔型の本、嫌いじゃない。なんで女流作家があんな目に合わなければならなかったかについては結局よくわからなかったけれども。
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「狂気に理由なし」と感じさせられた柳美里さんのエロティック&黒い笑い&血みどろのホラー小説です。妻に拒絶され離婚したやもめ男が引っ越したマンションの一室で憑かれた様に一心不乱に部屋にタイルを敷き詰め続ける。コンビニで缶ジュースを先に飲んで空き缶で清算したりデパートで水着(赤いパンツ)を試着したまま買ったりしている内はコミカルな笑いで済んでいましたが、男にはとんでもなくヤバイ事をやらかしそうな半端ない異常な気配が出まくりでしたね。不能男の一瞬の変貌が恐ろしく過信と油断が招いた血の惨劇に心が凍りつきましたね。
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なんですか、ホラー純文学???。柳美里さん、1997年の作品(2000年文庫化)「タイル」。私は全く意味がわかりませんでした。無念です!
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タイルが好きな男?のお話でした
いろいろ理解不能だし、どうしてそういう流れになるのかって感じでした
ただ、気になるのはあのあとはいったいどうなるのかってことくらいです