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表紙が好き!角田光代さんの本はいつも装丁が可愛い。これは短篇集で、コンパクトにまとまっててちょっと物悲しい話が多い。主人公が崖を転がり落ちるようにしてひたすら不幸になっていく「花畑」というお話が一番素敵だった気がします。あと、何だか無性に海に凧を埋めに行きたくなります。
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短編集なので、まとめて読まないで、チマチマと読んでいきました。毎日ちがう恋愛が楽しめてよかった。特に前に付き合っていた人の家に忍び込んで、貼ってあるポスターの右上の画鋲だけ外す女の子の話が好きです。この文庫、あそびに来た友達に奪われそうになった。
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短編集。この人の本は表紙がすごくいい感じで好きです(もちろん文章も好きです)。「海と帆」「転校生の会」この本のタイトルにもなった「だれかのいとしい人」がオススメ。
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角田光代・初読。
表紙とタイトルに惹かれてなんとなく購入。
8つの短編が入ってます。
一応恋愛話なんだけど
恋愛だけじゃない、
他のもっと深いものが書かれてると思う。
言葉に出来ない、でも過去に確かに味わった事のある感覚が書かれてて
読み終わった後切なくなりました。
今一番お気に入りの一冊。
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こないだ直木賞を受賞した作家さん。私とほぼ同年代の方のせいか、なんだか読んでいて懐かしい気がしました。ちょっと不幸な男女の恋愛を描いた短編集です。表題作と、誕生日休暇が気に入りました。すごく心に残るフレーズとかが出てきてちょっと感動。短編で泣きそうになるのは始めての体験かも。
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ずっと読みたくて、文庫版を発見した時は即・購入。初めて角田光代さんの本を読んだ。
「誕生日休暇」がスキ。
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かる〜〜く読めた。たしかに一つひとつの話の題材はとても身近なもので、感情移入もしやすかった。ちょっとネット小説に近い感じがした。装丁がすごくかわいくてよかったんだけど、帯のアオリが『負け犬予備軍、必読!』だったのはなぜ(笑)いまだに意味が良く分かってません。
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いろんなところのいろんな女性のいろんな恋のおはなし。全部の話、本当全部面白い。元彼の家に忍び込んでポスターを盗み出す話、わくわくします。
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書かれている人が、みんな、すっごく、かっこ悪い。
かっこ悪くて、無様で、本物だ。
本当の恋は、かっこ悪いものだと思う。
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全8編の短編集。ドラマチックな筋書きのものは一つもないがどの作品にもちょっとした
出会いやごく当たり前の風景が閃光のごとく焼きつく瞬間がある。身近な日常や人との
関わりは偶然と運命の大きな流れの中にあって実は儚いものだと言う視線があり、儚いが
ゆえに描かれる光景の一瞬一瞬が輝きお気に入りの風景画のように愛おしい。失う余韻と
出会う喜びをさざ波のように繰り返し味わい読み終える。
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こんなん読んでる時点で既に負け犬な気がするけどキニシナイ!「バーベキュー日和」が一番好き。なんでこんな愛し方しか出来ないんだろう、と思うけど、自分もそうだよなぁ、って。角田光代の書く話は誰しも触れられたくない心の弱い部分がリアルに描かれているから、共感できるけど怖くもある。
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恋する気持ちが、ギューってつまってて楽しく読めました!!一番好きなのは、前の彼氏の家に忍びこんで、ポスターのピンを取る所。誰もがしてみたい事じゃないかな。。05.12所要2日
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忙しい毎日の中で、一息つけるような作品です。
そしてふとした瞬間に思い出して、また読みたくなる。そんな作品です。
角田光代さんを好きになったのはたぶんteen ageからです。
ささやかな日常の中で感じる1つ1つが共感できて、読んでいて懐かしいようなせつない気持ちで、癒されます。
この作品の中でお気に入りなのは「バーベキュー日和(夏でもなく、秋でもなく)」が読んでいて共感できる泣き方でした。「地味、ひまわり、夏のギャング」も結構好き。
(1/17)
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何でもないような話がつらつらと書き綴られていて、よく入浴中に読む。さくさく読めるのに、淡い印象ばかりが残ってしまって、けっこう読み返してしまう本。
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不器用じゃないと、恋は出来ないんじゃないかと思った。ひとつひとつの恋の形。表紙のイラストが酒井駒子さんなのも嬉しい。