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ノモンハンの夏 みんなのレビュー

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みんなのレビュー62件

みんなの評価4.0

評価内訳

57 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

無益な戦いに駆りだされた兵隊達が可哀想。

2003/04/22 22:16

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々木 昇 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 膨大な資料を集めるだけ集めて、ついに司馬遼太郎はノモンハンについて書けなかった。
 その作家の苦悩をまじかに見ていた半藤 一利氏でしか、これは書けなかったのではないか。

 「勝って兜の緒を締めよ」、陸軍のエリート達は陸軍創建以来の連戦連勝に古の教えも覚える暇がないほど勉強に、昇進に忙しかったのだろうか。このエリート達に引きずられた国民ほど哀れなものはない。
 本来ならば軍法会議で銃殺刑であった辻 政信、東條 英機などが処分もされずに生き残ったのが大きな間違いである。国家の行く末よりも自己の出世欲を優先させ、暗記だけが得意な小才が舵取りすると子々孫々までもたたる例である。
 姑息にも辻 政信などは敗戦後には戦犯としての処分を怖れて逃亡生活を送り、なにを間違ったか国会議員にまでなるという破廉恥極まる輩である。「作戦の神様」など馬鹿な尊称を誰が奉ったのだろう。

 半藤 一利氏も憤りを隠さずに書いてあるが、読んでいて猛烈に腹がたってしかたがなかった。こんな無用な戦に駆りだされた兵隊ほど可哀想なものはない。あの司馬遼太郎も激しい怒りで書けなかったのだろうが、半藤 一利氏の血圧が平常値になっているのを願うばかりである。

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紙の本

「戦後」は永遠に終わらない

2003/06/04 17:56

8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:戸越乱読堂 - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は昭和天皇には戦争責任があると思う。しかし、この本を始め、先の大戦の戦記の類を読むと、意見を変えるつもりこそ無いが、ただただ「お気の毒」と同情したくなる。純粋培養された「点を取る技術」のみに長けたバカどもが懲りもせずにやりたい放題を繰り返し、無辜の兵士を、銃後の民を悲惨極まりない境遇に陥れているからだ。昭和天皇は立憲君主制の何たるかを理解し、必要以上の意見を政府に述べることは少なかったようだが、陸軍に対しては相当思い切った意見をし、時には叱責をして、可能な限り戦争を回避し、それが避けられない事態となり敗色が濃くなると講和のための方向づけをしている。しかしながら、その様なことは陸軍のバカどもには蛙の面に小便でしかなかった。「統帥権」を都合良く悪用し、「勅命」の名の下に部下である将兵を平気で死地に追いやる。連合軍はこのような連中を裁く機会を日本人から奪い、東京裁判では「連合軍に仇をなした者」を中心に裁き、「日本国民に仇をなした者」は敢えて裁かなかったのだと思う。この本の中で最高のヒールを演じている辻政信に至っては戦犯を逃れるために逃亡し、後に国会議員になっている。今からでも遅くないから、「日本国民に仇をなした者」たちを日本人の手で裁くべきだろう。そうでもしないと「戦後」は永遠に終わらない。

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紙の本

わかりやすい

2021/10/03 21:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ノモンハン事件の真相が、半藤一利さんらしい分析で、分かりやすく解説されていてよかったです。歴史のとらえ方が、素晴らしかったです。

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紙の本

ノモンハン

2021/09/22 12:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る

関東軍とソ連軍が武力衝突したノモンハン事件は国境を巡る争いであった。しかし世界の流れで考えると日本の軍部は意識していなかったが重要な事件であった。英仏を敵にした独は英仏に対し日本の海軍力を期待し、ソ連に対しては関東軍にソ連の後方を牽制させる役割を期待していた。そのためヒトラーは日本と防共協定を結びたいと考え、締結を迫る。陸軍は自分たちの力を過信し、また世界の流れを理解できずにいたため、米内内閣・海軍が反対しているにもかかわらず、日独伊三国同盟へと歩み始める。そして大東亜戦争へ・・・。

大東亜戦争を敗戦へと導くことになった満州事変・2.26事件・日独伊三国同盟が全て陸軍主導の下で行われたことに怒りを覚える。優秀な官僚も陸軍の力に恐れをなした感がある。報われないのは赤紙で招集されて各地に散っていった兵隊さんですね。

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2006/11/08 02:28

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2007/09/12 21:36

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2010/05/03 13:46

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2010/08/15 00:59

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2011/06/28 01:11

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2011/07/24 22:41

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2011/08/02 08:33

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2011/09/08 19:12

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2011/09/25 13:16

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2012/05/29 23:28

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2012/08/04 08:59

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