投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
誰もが一度は、「人生をやり直せたら・・・」と考えますよね。
でもこの小説を読むと少し考えが変わるかもしれないです。最後のあたりでは、ゾッとする感じでした。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
この本も、僕の書棚に長いこと飾ってあった、バックログ本。
イニシエーションラブを読んだあと、この作家の本は他にないかと本屋に入り、目に付いて買った本。確か品川駅の駅ナカだったかな。
感想。
物語は、本当によくできていて、特に中盤からはぐいぐい引き込まれた。それこそ、めまぐるしく状況が変わっていくさまは、活字を追わずにはいられないという感じで、読み進んだ。イニシエーションラブでしてやられたように、今回も何か仕掛けがあるに違いないという思いが、先へ、先へと読み進ませたのかもしれない。
たまたま、まとまった時間を読書に充てることができたとき、半分くらいを一気に読んでしまった。
そして読了後、な~んとも言えない嫌な感じが僕の心に残った。それは妙な不快感で、まるで自分が味わったかのような、僕の記憶にあった嫌な思い出を思い出してしまったかのような感じだ。僕はこの物語を読んでいくうちに、登場人物の経験を自分の経験として感じてしまっていたのだろう。
基本的にはSFで、その内容的は「絶対に」ありえないと言ってもいいこの物語に、僕はすっかり引き込まれてしまった。
イニシエーションラブとは全く異なる作品だが、やはり乾くるみの本は面白い、といわせる一冊かもしれない。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
読めば読むほど怖くなってくる。運命は決められているものなのか?・・これは努力せず運命を変えようとしてるからこうなっていくのか?
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
現在の記憶をそのままに過去の自分に戻って人生をやり直す「リピート」に臨んだ10人が、次々と不可解な死を迎える。彼らの前に立ちはだかる殺人鬼の正体とは!? 「リプレイ」+「そして誰もいなくなった」の衝撃。
-紹介文より
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
イニシエーション・ラブに比べて少しエンディングが腑に落ちない感じでした。
しかし相変わらず、真相はなんなのか、と考えながら読むのはとても面白いです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
大好きな時間旅行ものの小説
10か月前に戻れる時空の裂け目を見つけ何度も同じ10か月を繰り返していると称する風間という男に時間旅行に誘われた青年・毛利の話
10か月前に戻った毛利は競馬でお金を稼ぎ、ひどい振られかたをして心に傷を負わされた彼女をこっちから振ろうと考える。
大金を手にし、悪い女とも縁がきれることができ人生バラ色と思いきやそううまくもいかず戸惑う毛利。さらに、ともに過去へとんだ9人が一人ずつ謎を死をとげる・・・
小説のメイントリックである、風間に選ばれた一見なんの接点もなさそうな10人の意外な共通点は読んでてすぐわかってしまったのが残念だった。
最後のオチも書くのめんどくなったからちゃぶ台ひっくりかえしただけという印象を受ける。ああいう終わり方がいけないというのではなく、それならそうと伏線を張っておくべきだと思うのだ。もしあんなことがあるなら風間は何度も同じ時間は繰り返さないだろう。
この小説は実際に過去へ行くまでが長い、平凡に生きている人間がもし時間旅行に誘われたらどうするか?というのをみっちりと書いてるため、風間を信じ過去へ行こうと決意するまでで小説の半分が終わる。
読んでるときは早く過去に行けよと思い。あまりにもいかないからこの小説もしかして風間は詐欺師でしたってオチか?と思うくらいだったのだが実際過去へいってからの後半部分を読み終えると行くまでのほうが面白かったw
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
過去に戻る系…昔「タイム・リープ」よんだなぁ。SFというより、ミステリー色が濃いような気がします。「イニシエーション・ラブ」同様、読了感すっきりで、良かったと思います。2008.11.7読了
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
衝撃的だった『イニシエーション・ラブ』。
今回もあのときのようなトリックがあるのかと期待したけれど、そこまでではなかった。
最後のどんでん返しがあるにはあるのだけれど。
記憶をもったまま10ヶ月前の自分に戻れるという「リピート」を経験する10人。
その10人が次々と不審な死をとげて…、というお話。
わたしは個人的にSFって苦手だけど、それでも先が気になってどんどん読み進めてしまう。
期待度が高すぎたのかも。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
乾くるみさんの「イニシエーション・ラブ」が面白かったので、手に取った作品。
現在の記憶を持ったままで、10ヶ月前に戻れる・・・という話。
10ヶ月前に戻れたらどうしようか。。 大概の人が、本の中の登場人物と同じようなことを考えるのかな。
一体どうなるんだろう・・ と終わりが気になってすごいスピードで読み進めた一作。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
駄々長い。つまらない。ただこれは最初の感想。
「時をかける少女」に何だか似ている。
過去には決して戻れない。しかし戻ったら戻ったできっと後悔するだろうな。今のままが1番なんだ。
ま、戻れるなら3年前へ是非。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
オビの"イニシエーション・ラブより驚けます"がなければ
もっと楽しめたのにと思うと残念。
リピートするまでが長いけど、そこからは面白かった。
主人公の感情の動きがリアル。
最後の一文が淡々としていて余計にそら恐ろしくなった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
長かった・・・
けど短かった感じ
サクって読める・・・かな?
意外性は確かにあったし
こんなストーリーよく思いついたと関心した。
けどなーんか物足りない感じ。
恐怖心!
とかはイニシエーションラブよりは起こらなかった。
一人ひとりのキャラ設定は素晴らしい!
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
サクサク読めます。とってもサクサク。
イニシエーションラブよりコッチのが面白いかも。
主人公がどんどんダメ人間になってく様子がリアルで良い。
が、こんなに皆リピートしたいもんだろうか。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
乾くるみは、前回読んだイニシエーション・ラブに続けて2冊目。
アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」とケン・グリムウッドの「リプレイ」に挑戦!
と帯に書かれていたため、ストーリーがだいぶ読めてしまう。。
こういう書籍の広告は難しい。
一番面白いところを説明したいが、そうするとオチがわかってしまう可能性もあり、その加減がなんとも難しい。
面白い箇所もありますが、前回のイニシエーション・ラブの衝撃が強すぎてしまい、フツウに読み終えてしまった。
「リプレイ」は読んでいないのですが、「そして誰もいなくなった」のほうが全然面白い、という印象です。
読み終えたあとに残る気持ち悪さは、前作も今作も同様。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
イニシエーションラブを読んで、衝撃を受けて。
同じ作家さんのものを読んでみようかなって、手に取りました。
ミステリー小説なんて、初めて読んだくらいだったけど
すごく読みやすい。
私だったら、絶対そういう話には乗らない!と思いながら・・
突然恐い。という気持ちでいっぱいになりました。
なんか落ち着ける場所がない感覚。
一人ずつ、謎の死でいなくなること。
次は必ず自分たちの誰かだということ。
あのときこうしてれば。
あのとき私が1分会社を早く退社しただけで、すれちがう人が変わり、乗る電車も違う。
そーすると見たテレビも違って、その話題で盛り上がることがあったりして。
その人と結婚なんかしちゃったりして!?
運命は決まってるってこの本は言ってる。
自分のすこしの変化って、私は多少なりとも身近な人や見知らぬ人にも
まわりまわって影響はあるのかなーと思う!