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面白かった。時代小説の著者の作品を幾つか読んでおり、どれもかなりお気に入りなのだが、今回の警察小説も相当好み。解説の方が言われているように、筋金入りの警察小説ファンという著者の書く作品が、同じく警察小説ファンの私の好みにあてはまらないわけがない。最初SROの構成メンバーを見て、今野敏さんの「STシリーズ」の二番煎じかな、とも思ったけど、もう少し現実的なキャラに出来上がっていた。しかしながら、やはり現実とはかけ離れている設定、展開ではあるのだけれども、山根のプロファイリングも納得できるし、ミステリとしてもそれなりに興味深い。前半のメンバー紹介部分が丁寧、かつ冗長すぎず、とにかく文章が上手なので、楽しく一気読みできる作品だと思う。すでにシリーズ化されており、迷わずⅡ、Ⅲも購入。続きが楽しみ。
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設定的にかなり無理があるものの物語としては面白い。
事件の解決がかなり早足でそんなうまくいかないでしょ的な
展開にちょっとなあ。
まあでも次が出るなら読んでみるかな。
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舞台は警視庁に設立された「広域捜査専任特別調査室」
通称SRO(Special Research Office for
Extencive Investigations)という一癖も二癖もある
刑事達が集まった機関で起こる犯罪捜査を描いたミス
テリーです。
SROの目的は、FBIと同じような組織を日本に作り、難
事件を解決する事にあります。ただ、そこは急転直下
で出来た部署だけであって色々と裏事情が・・・・。
それはさておき、室長である山根が注目したのはある
白骨死体でした。しかし犯人像が中々割れずに、捜査
は遅々として進みません。それどころかメンバー自体
が仲間割れを起こすなど、チームで動ける様にはなっ
てないようです。
ですが、いざとなるとまとまって動ける彼らです。
メンバーの一員に危険が及ぶ可能性がある事がわかる
と、山根を筆頭にある残忍な犯人を追い詰めていきま
す。最後の最後には驚くべき真実が待ってます。
尚、このSROはシリーズ化されております。
次回作は、「SRO〈2〉死の天使」となっております。
興味がある方はご覧ください。
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7月-9。4.0点。
FBIをモデルとした、広域捜査室。キャリアばかりの集まり。白骨死体から、連続殺人鬼の存在を暴いていく。
シリーズ第一作。登場人物をしっかり書いていて、面白かった。次作も楽しみ。
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初めて読んだ作家さん。
警察物と言う事で購入。シリーズ物みたいだったけど、どうなるかわからなかったから、一冊に留めてたけど、すぐに次を買いに行きました。
久しぶりに面白い?と思えた?
県警の壁を越えた広域捜査。単なる行方不明とされてた人たちがつながって…
キャラクターも良かったし。今後にも期待できそうです?
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日本でのFBI、それだけでも面白いのに、キャラ立ちが半端ない。シリーズで楽しめそう。内容はジウに近いかも。
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久々の警察もの。新鮮で、面白かったです。富樫さんも初めましてな作家さんでした。設定とかいろいろありえないけど、エンタテイメント的に楽しめば、そういうありえない感じもスッと入ってくる。気がする。ちょっとね、話がガツガツ進みすぎなところ?会話がわざとらしくて小説っていうより台本みたいなところ?そのへんが気になったけど。でも面白かったです。なにより、近藤房子がむかつく!なにこの女!喋り方(想像だけど)が腹立つ!SROシリーズ三弾でまだこの女が出てくるらしいので楽しみ半面ユウウツ。ここまで感情移入しちゃうSRO、もうファンになりました。
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おもしろかったー!
サスペンスは好きで結構読んできたけど、細かく書いてるなーという印章(・ω・)
で、前半は読んでて、正直このペースで事件解決まで書かれてるのか不安なくらいにSROメンバーの詳細が事細かに書かれてて、でもそれですごくそれぞれのメンバーをイメージできました(・ω・)
中盤から展開が変わって…後半の畳み込みまでは一気に読んじゃいました☆
人物の描写、心情の描写、情景の描写が詳細でよかったです。
2も3も読みます☆
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クセのある警察キャリアだけで未解決事件の犯人を追いつめられるか??? 各キャラが立っていて、どんどん読めます。
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ドラマの脚本を読んでいるようでした。1人1人がこの俳優さんならとか、キャラがきちんとたっていて、後半は一気でした。連日の会議出張の合間にちょうどよかった(^-^)/ 前半がその複雑で魅力的なキャラの解説に成らざるをえず、そこがちょっと星がさがったところ。シリーズになれば最高に面白いし、TVになりそうですp(^_^)q
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「広域」というと、「はみ出し刑事情熱系」という数年前まで放送されていたドラマを思い出しますが、この小説はどちらかというと、最近流行の「コールド・ケース」を解決する部署が舞台のようです。警視庁に新設された広域捜査専任特別調査室、通称「SRO」。総勢7名の小所帯にもかかわらず5人がキャリアという、管轄の枠を越えた花形部署のはずが、その内実は訳ありだった。山梨で発見された白骨死体をきっかけに、史上最凶の連続殺人犯「ドクター」を追う調査員たち。警察組織の限界に迫る、新時代警察小説の登場 というのがアマゾンに出ていた梗概。著者の富樫氏は、今までは時代・歴史小説や伝奇小説を書いていた方のようです。さて、何かと訳ありの七人の警察官(捜査にあたるのは五人)の物語は、スタートから快調。次回作も近々登場するということなので、楽しみにしたいと思います。余談ですが、犯人の住まいが我が家の近所という設定になっていたのにはびっくり!
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読み始めたら止まらなくなって一気に読み終わってしまった。SROのメンバーそれぞれが魅力的なキャラクターなので飽きずにどんどん読み進めてしまう。続編読むのが楽しみ。
本筋とは関係ないけどAppleのスティーブジョブスのエピソードみたいなのがあった。Apple製品好きなのかなあ?
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「SRO - 警視庁広域捜査専任特別調査室」を読了。面白かったけど、シリーズの最初ということもあってかキャラ紹介に半分くらい費やされてて、犯人側の描写が物足りない感がありました。もっと犯人の怖さを感じさせてくれた方が、必死で追いかける動機付けが強く感じられたかも。
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時代小説作家の(って言い切っちゃっていいと思う)富樫倫太郎が警察小説を書くと…面白い。一癖ある面々で作られた部署が、お宮入りしていた事件を解き明かす。キャラも立ってて、ストーリーもテンポよく進む。警察小説入門編としてもおすすめできそう。
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おもしろい!警視総監や上司の一声が葵の御紋な世界で、水戸黄門ならぬ隠密同心が凶悪犯にせまる。
最近、脳内3Dが癖になり、ついつい登場人物に俳優さんを割り振っちゃう。30代エリートコース狙いの芝原麗子役が決まらない。ピタリな人、いるのかな。