紙の本
あたりまえだけどなかなかできない42歳からのルール(中古書)
2016/01/12 01:48
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ああ - この投稿者のレビュー一覧を見る
おもしろい。
参考に出来る。
紙の本
一歩先行く先輩から、ターニングポイントにいる42歳に熱いエール。「人生の本番はこれからだ!」
2010/03/15 05:01
14人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:月乃春水 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あたりまえだけどなかなかできない」シリーズの42歳からのルール。
まさに今、42歳なので読んでみました。
カバーの内側には「人生の本番はこれからだ!」という力強いことばが目に飛び込んできます。
42歳はターニングポイント。大学を卒業して就職した人なら、社会人生活20年目。
「さて、これから自分はどこを目指して行くのか?」という分岐点に差しかかっている。この分岐点で、その後の生き方のスタンスをどう捉えるからよって、人生は180度違ったものになる。「守りの人生」か、「攻め続ける人生」か?
う~ん、最初からうなります。
著者の田中和彦さんは1958年生まれ。42歳のときは、生まれてはじめてハローワークに通い失業給付金をもらう失業者。リクルートで「週刊ビーイング」「就職ジャーナル」など4誌の編集長を歴任しながら、映画配給会社に転職。まったく異業種の映画プロデューサーに転身。その会社を辞めた時だったそうです。
現在は、人材コンサルタント兼コンテンツプロデューサーとして活躍されていますが、そんなご自身の体験、エピソード、実感が込められたルールの提案です。
「生きざま」「キャリア」「働き方」「仕事術」「上司」「人間関係」「学び」「生活とお金」「遊び」「挑戦」の10章、ルールは10個ずつ、全部で100あります。
同世代のライター、知り合いの映画プロデューサーなど身近な人から、元巨人軍のピッチャー桑田真澄、サガン鳥栖のジェネラルマネージャー松本育夫、黒澤明監督、プロ野球の審判員として長年活躍した富澤宏哉、ベテラン女優などの考え方、生きざまも随所にちりばめられています。
・ 会社を辞め、失業者になって「1人の人間として何ができるのか?」ということが最後には自分を助けることになる、と痛感。そこから得た3つのこととは?
・ ビジネスの世界で生きるということは、不自由さから解き放たれて、自由を獲得するための戦いである。その戦いに勝つために必要な3つのこととは?
・ ガラクタチームのメンバーたちの可能性を信じ、一緒に大きな目標に向かって戦うリーダーの姿が描かれているオススメの3本の映画は?
・ 判断を求められて、とりあえずすぐに何かを決めなければならないときの4つのチェックポイントとは?
などなど、見開き2ページの中に書かれたルールの中で、参考になり、活かせることがたくさんあります。
『社会人20年のキャリアを今後どのように際立たせるかで、42歳以降の人生はまったく別物になっていく。大切なことは、自分を客観的に評価し、そこに何をプラスしていけば市場価値の高い存在になれるかを知ることだ。キャリアの本当の意味でのブラッシュアップは、42歳から始まると言っても過言ではない。』(P45)
ビジネスマンに限らず、42歳前後のアラフォー世代に限らず、たとえばこれからキャリアをスタートさせようとしている人にも役に立つヒントがあります。
女性の場合は、出産、育児で社会から離れていた時期も含めて「キャリア」になるのではないかと思います。人生の大きな転機となる出産、育児経験が、これまでにまったく気づかなかった視点を持たせ、未来のビジョンを見せてくれる、というのを実感している女性は多いはず。
最後に、こんな熱いエールを紹介します。
『42歳のあなたには、元気いっぱいでいてほしい。「諦めた大人」にだけはなってほしくない。自分らしい言葉でしゃべり、自分らしい夢に向かって、自分らしい生き方を手に入れようとする存在だ。この国の将来のためにも、心からそう願っている。』(P229)
『42歳で「もう人生も終わっちゃうのかなあ」と思っているのなら、「バカヤロウ!」だ。「まだ、これからじゃないか」と、少し先を歩いた先輩から、あなたにエールを送りたい。』(P233)
42歳になった友人(夫婦ともに同級生の42歳)にこの本をプレゼントしようと思います。
本についてのよもやま話。□□本のこと あれこれ□□
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40代になって数ヶ月。これからの人生をどう生きるか、改めて整理してみようと思って購入してみた。全てに共感したという訳じゃないけど、少し吹っ切れた気がする。
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42歳…果てしなく遠いのか、気づけば近いのか。
30歳で死ぬとしたら、見ることのない世界かもしれない。
けれども、死生観を考える上で、先達の学びを吸収する上で大事なのかもしれない。
20代はほとんどの人が仕事に従事するだろう。
30,40…となると結婚し、家族ができ、守るものができる。
保守的になる。
というのが、俺のイメージ。
どうなのだろうか…
読んで、新鮮なことは間違いない
***
守りの人生」は、失点は少ない。
しかし同時に、得点も見込めない人生だ
何かを手に入れたいのなら、何かを捨てなければならない。
あたりまえのことだが、それこそがルールというものなのだ
「1人の人間として何ができるのか?」のほうが、
名刺や肩書なんかより、最後の最後には自分自身を助けることになる
あなたがいる世界より、あなたのいない世界のほうが、はるかに大きい
今の会社の去り方を常に意識しておけ
自分の世代だけのことを考えるのではなく、子供やそのまた子供の
世代、さらにその何世代も後のことまで考えなくてはならない
年収1000万円を希望する人は、
自分に時給5000円の価値があるかどうかを考えなくてはならない
「代わりがいない存在」になると、人材価値は一気に高くなり、年収も上がる
ある場所ではあたりまえだと思われているスキルや能力も、
場所が変われば、特別な輝きを放つことがある
この世界から、もし自分がいなくなっても、世界は何も変わらない
相手が年下であろうと、自分にはないものを持っている人には、
リスペクトの念を欠かしてはならないのだ
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守りの人生」は、失点は少ない。
しかし同時に、得点も見込めない人生だ
何かを手に入れたいのなら、何かを捨てなければならない。
あたりまえのことだが、それこそがルールというものなのだ
「1人の人間として何ができるのか?」のほうが、
名刺や肩書なんかより、最後の最後には自分自身を助けることになる
ある場所ではあたりまえだと思われているスキルや能力も、
場所が変われば、特別な輝きを放つことがある
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たまたま自分が42歳ということもあり、読んでみた。
当然の事だがこの年齢ならではの悩みや不安、迷いなど非常に共感できる。
著者と同じく42歳で大きな人生の節目を迎えている自分にとって
なによりも勇気づけられる内容だった。
世の中に良い本はたくさんあるが、それらを全部読めるわけでもないし、ただ闇雲に読んでも仕方がないと思う。
読むべき時に読むべき本と出会う、という事も非常に大切だ。
この本は今、出会うべくして出会ったのだろう。
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日ごろ自分が感じて行動していることが、この本の著者とリンクしていることに感動した。自分が若いころ、世間も知らずに会社へ入り、仕事を続る中で社会勉強を重ねていった。始め分からなかった仕事も数を重ねると分かるようになる。そして、それが喜びにか代わっていき、人生の価値観が仕事に向いていった。 30後半になると自分の人生を俯瞰するようになり、本当に仕事中心で良いものか考え出した。すると必然的に価値観の見直しをしだした。
現在の自分は、新たの価値観を発見し、仕事中心から私生活中心に向けて舵を切り替えている。自分と同じように舵を切り替えた人は自分の周りにはほとんど居ないが、自分のやっていることには自身があった。そんな中、たまたま手に取ったのがこの本だ。内容を読むと自分と同じ考えが、そこらかしこに記載され、とても感動した。また自分が試みている行動も「間違えていなかった。」と思わせてくれてとても良い内容であった。
この本は強調文字なっている場所を読むだけで十分楽しめた。
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著者のお仕事柄、映画がたくさん出てきますね!
元気になれる一冊。
共感できる部分がたくさんありました。
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リクルートで「ビーイング」「就職ジャーナル」などの編集長を歴任した後、映画配給会社
のギャガ・コミュニケーションズに転職。キネマ旬報社・社長などを経て今は人材・教育系
コンサル会社の社長である著者が100のルールをまとめた著書
働く地域、業界、職種で、転職しやすさは全然違うし、職業については参考になる部分が
少なかったけど、表情筋の話(表情筋を一番使うのが笑顔で、表情筋が衰えて無表情になるとモテない)は参考になった
黒澤明が「羅生門」で世界に認められたのが41歳というのは、長い下積みが必要な監督業
で考えると、そう遅くは無いのではないか。初監督の「姿三四郎」で33歳なので、そこから
7年後だから、むしろ早いのかもしれない
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42歳当時「生まれてはじめてハローワークに通い失業給付金をもらう失業者だった」という著者が、失点は少ないが得点も見込めない「守りの人生」より、リスクと表裏一体ではあるけれど、得点をあげるチャンスは増える「攻め続ける人生」を自身の経験や体験を織り交ぜながら語る「42歳からのルール」100項目。
「あたりまえだけどなかなかできない」のタイトル通り、当たり前なのになかなかできないルールばかりで、歯がゆくも感じますが、読後には、その背中をちょっぴり押してもらえた様な、爽快感と元気を貰える一冊です。
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やっておけばよかった人生と、やっておいてよかった人生は、言葉にすればちょっとの差もかもしれないが、結果としては大きな差になる
そもそも性格は変わらないのだから、無理に変えようとおもわなくてよい。でも、行動はすぐ変わるのだから、気づいた時点から望ましい行動をしろ
大切なのは、変えられないものを受け入れ、変えられるものに意識を集中すること
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趣味は仕事です!っていうのは何か人間的に薄っぺらでつまらないとずっと感じており、何か趣味を持ちたい・・・いや持つべきだ!という考え方で、ずっと過ごしてきましたが見つからないです。
色々やってきましたが続かない。続かないってことは趣味にできない・・・。
仕事続いてるからいいや・・・ってことで。
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読み終わった。言っている事はわかる。ヒントが多かった。さて、何を始めようか?このままか?やっぱりこのままか?
◆すぐに何かを決めなくてはならないときの呪文
1.何を決めるのか?
2.目的は何か?
3.他に方法はないのか?
4.実行したときの不都合はないか?
で、何する?
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★p30 10 今の会社の去り方を常に意識しておけ 自分の理想的な引き際をイメージして、そこから逆算したキャリアプランを考えてみる ★p32 11 年齢不詳の男を目指せ 誰に対しても分け隔てなく同じように接する、誰に対しても言葉遣いが丁寧 ★あなたの寿命があと1年だとしたら、残された時間で何をしますか? ★p36 13 100年先を考える大人になれ ★p48 18 短期間でも人材価値は上げられる 場所を変える、資格を取る ★22 プロフィールを常にアップデートし持ち歩く キャリアと向き合う、チャンスを逃さない ★戦いに勝つために必要なことは3つ、どこでもやっていける普遍的な力を身につけること・周囲から信頼されること・明確な意思とビジョンを持つこと ★数字が頭に入っていない40代に説得力はない 重要な数字は一覧にまとめコピーし手帳に貼り付ける、何度も見て頭に入る ★59 偶然の縁 ★空気は読むな。空気を作れ ペーシング ★68 好きなことを見つけようとする姿勢、黒澤明、ジョブズのスタンフォード大学卒業式特別講演スピーチ ★80 「大人になったら楽しいよ」と子供に胸を張ろう ★94 誰もやっていないことをやるからチャンスがある 「誰でもやっている(流行、一般的)」ということは、もうチャンスは終わっている。★熱を保つために、熱のある場所に常に身を置くこと ★99「やれること、やるべきこと、やりたいこと」を意識してキャリアの輪を広げる
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30代40代の男性が読む本。著者は編集長やプロデューサーという経歴の持ち主。ホワイトカラーの中間管理職以上は参考になるかな。