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こりゃまいった!かなり面白い。読み始めたら止らない。
いろんな伏線が張られていて、結末に近づく頃にはもう楽しくてしょうがない。
伊坂さんなかなかやるね。あたしゃ一本とられたよ。
それで読んでて考えたんだけど、これは映画化したら面白いよ。
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今、一番好きな作家の一番好きな作品。必ずしも一番好きな作品ではないですが、軽快なストーリーと、テンポのよい会話、気の利いたセリフにきれいに収斂する伏線。里帰りの新幹線などで読むのにぴったりな本。ちょっと物足りないと思いつつも、ついつい読み返してしまう魅力がある。まーなんだかんだいっても「ロマンはどこだ?」
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たまたま偶然に出会った4人――嘘を見抜く名人・スリの天才・演説の達人・精確な体内時計の持ち主――が銀行強盗を企てる。もう少しで大成功、というところで思わぬ誤算が。
一人称を次々と変えて語り継ぐ手法が トントンと物語を進めるのに役立っている。そして 小見出しのようにつけられた辞書の一項目は 気を抜いているとうっかりそのまま信じて 誰かに知識をひけらかしてしまいそうである。危ない。
陽気でいるためには しっかりした土台を築くことが不可欠なのだと思わされるが、やっていることが銀行強盗だからなぁ.. 甚だしく説得力には欠ける。
とは言っても この作品はなにかを説得しようとは端から意図していないのだが。とにかく土台のしっかりしたエンターテインメントである。
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これも「このミステリーがすごい2004」にランクインしている作品。同じ、伊坂さんの本では「重力ピエロ」が3位で、こちらが6位だけど、楽しさならこの作品がいいです。表題の通り陽気なギャングなんだけど、伊坂さんのデビュー作の「オーデュボンの祈り」同様に登場人物が、またすごい。4人組のメンバーは、嘘を見抜く名人、すりの名人、演説の名人、精密な体内時計のある女性と、、、どうして、こんなメンバーを思いつくのか(笑)
そんな銀行強盗が二転三転して、、、
スピーディでユーモアがあって、、、
例によって会話は抜群のセンスがあって、、、
映画にして欲しいものです(配役から興味を持てますから(^^;)
個人的には「このミス」で順位は低かったが、この作品に1票をあげたい感じ。
2004.4.11
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4人組の強盗の話なのだが、内容的にはコメディー。強盗するときは必ず演説する男など、それぞれキャラクターが際立っていて映画にしやすそうな作品である。文章的には軽快なテンポで、科白が多いのが特徴。しかし、伏線が張り巡らされていて、ラストにはどんでん返しが待ち受けている。とても読みやすくて面白い。
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最近、続編の短編をいくつか書いてるみたいですね。すごく楽しみ。久遠が好き。ホントに映画化するのかな?
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謎を論理的に解くパズラーというよりも随所に後々生きてくる伏線をこれでもかというくらい埋め込んだエンターテイメント小説という印象。ミステリではないよね。ただその伏線の張りようは縦横無尽で泡坂先生くらいに張りまくってる。登場人物のキャラは登場の時からバシッと決まってるし次々に登場する奴もぱっと見ただけでもの凄く印象に残る。銀行強盗と現金強奪事件という謎から最後に引き出される真相、そして更なるどんでん返しの連続。愉快痛快抱腹絶倒軽妙洒脱何でもいける。
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テンポのいい会話、伏線の回収のうまさ、なんだか濃い登場人物。
今までの伊坂作品とはちょっと毛色の違う一冊。だけど最高に面白い!こんな大人になりた・・・いかは微妙だけど(笑)友達にいたら楽しいだろうな!
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成瀬(リーダー)は嘘を見抜く名人、さらに天才スリ&演説の達人、紅一点は精確な体内時計の持ち主――彼らは百発百中の銀行強盗(ギャング)だった……はずが、その日の仕事(ヤマ)に思わぬ誤算が。逃走中に、同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯と遭遇。「売上」ごと車を横取りされたのだ。奪還に動くや、仲間の息子は虐め事件に巻き込まれ、死体は出現、札付きのワルまで登場して、トラブルは連鎖した! 最後に笑うのはどっちだ!? ハイテンポな知恵比べが不況気分を吹っ飛ばす、都会派ギャング・サスペンス!
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なんともド派手な表紙ですが、作品のコンセプトにしっかりとマッチしてる気がします。というのは、この一冊は、高邁な思想も怨恨もない、純粋な強盗を描いているからです。難しいことなしの喜劇。こういう作品って、ありそうでありませんよね。何かしら入り組んでいて、政治やら個人の確執が実は関わっていた!的なドロドロ・サスペンスに転がって行ったりする。事情が複雑に入り組んだ作品を否定するわけじゃないですよ、言っておきますが。僕が言いたいのは、純粋で爽快な作品を観たい時ってありませんか、ってことです。彼らが言うように「犯罪らしい犯罪」を。その点で、強盗ものではないけど、映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」はコンセプトが似てるかな、と思いました。
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伊坂節またまた炸裂。伊坂のおもしろい手法は小題にこっていることだ。今回のは特におもしろかった。さすがに展開は読めたが、そんなこと関係なくおもしろい。おそらく伊坂作品は炭酸飲料みたいなものかな。
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伊坂幸太郎ってすごいなぁって思う。でもストーリーというより登場人物で魅せている本だと思う。良いのだけれど…伏線を丁寧に拾っていく本。
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展開が読みすすめていくうちにどんどんひらかれていく感じ。登場人物たちも魅力的です。最後はどこまで二転三転すれば気が済むのか!前半の伏線がとても見事に生きています
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「このミステリーがすごい!」'04年版6位。
ハイテンポな知恵比べが不況気分を吹っ飛ばす都会派ギャング・サスペンス、らしい。
人間嘘発見器、天才スリと演説の達人、精確な体内時計を持つ紅一点の4人組の銀行強盗
が「売上」を横取りされた。奪還に奔走する4人に降りかかる事件、また事件。
果たして「売上」は無事に取り返せるのか?軽妙なテンポで進む、クライムコメディ。
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祝!映画化ってことで。楽しみ。
伊坂氏にしては構成・展開は割とスマート。
ただメインの登場人物がやはり魅力的。
成さん素敵すぎ。