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〜ある意味、これは読む人間を選ぶ小説と言えるかもしれません。なるほど。
'06.11.05読書完了
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Separationの別の視点Verかな。そしてこのVOICEの方がより悲しい話。主人公の男の情けなさが時にいらいらさせるけれども、それは今の自分の情けなさを彷彿とさせるようで、つい感情移入してしまった。ただ、なぜだろう。この作品の方が読み終えて感慨深い感情を抱いてしまうのは。この2作品、今大事な人と一緒にいる方、また離れそうになっている方にはぜひ読んでもらいたい作品です。
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市川拓司の穏やかな文章は嫌いではないけれど、この作品は、個人的にはあまり相性がよくなかったようです。
近作を踏まえて、デビュー作として楽しめば良いのかも知れません。
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高校生の悟はある日、隣のクラスの裕子の心の声を聞くという不思議な体験をする。その後、偶然、近くの森で出会った二人はお互いの境遇を語り合ううちに惹かれあい、付き合うようになった。
しかし、悟は受験に失敗。彼女は東京の女子大に進学することに。距離のできた二人は、それでも共鳴しあう心がお互いを強く結びつけていたが、次第に彼女は新しい世界を広げてゆく。やがて、彼女の心の声が聞こえてくることが悟を苦しめてゆくことに・・・・・
ベストセラー作家、市川拓司が儚く壊れやすい恋愛を描いた珠玉の青春小説。
『これは「裕子」の為に書かれた小説です。たった一人の読み手の為だけに書かれたものなので、ある意味、これは読む人間を選ぶ小説と言えるかもしれません。「裕子」はこれを読んで涙しましたが、彼女以外の人たちがどのような受け止め方をするのか、ぼくには皆目分かりません。とにかく読んでみて下さい』
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すれ違いが目に見えて。でも素直になったら全てOKっていうほど単純でもない気がして切なかった。繋がってるのに離れてく心が痛かった。
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う〜〜ん。
勧められて読んだのだけど、よくわからないまま終わった。
裕子・悟・その他の登場人物、その誰の気持ちも理解できなかった・・・
あたしには、透明すぎるお話でした。
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これはだいすき。
恋人の声が聞こえます。
二人の環境は変わっていき、
すれ違い、それでも聞こえる声・・
せつないです。
「Separation―きみが還る場所」より、私はこっちがすき。
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ストーリーの本質ではないかも知れないけど、恋人の心の声が聞こえるのが羨ましいな、と思う反面悲しいことは聞きたくないと思ってしまった。
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なんだか切ない、、、幸せになってほしいけど、世の中こんなもんだよね
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すごくすき。
私も、似たようなことを思ったからだと思います。
決して届いてはいないけど。
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これまた不思議な恋愛小説、でした。声が聞こえてしまうっていうのは切ないなぁーって思う。ラストがこれまた切ない!
私の中では結構ツボな感じで良かったです◎
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作者のお母様が「一番好き」と言った作品らしいが、
それはわかる気がする。
市川拓司の本は何冊か読んだけど、やはり私もこれが一番好きだ。
想い合っているのに結ばれない、報われない、哀しいだけの純粋すぎる恋愛模様。
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高校生の悟はある日、隣のクラスの裕子の心の声を聞くという不思議な体験をする。その後、偶然、近くの森で出会った二人はお互いの境遇を語り合ううちに惹かれあい、付き合うようになった。しかし、悟は受験に失敗。彼女は東京の女子大に進学することに。距離のできた二人は、それでも共鳴しあう心がお互いを強く結びつけていたが、次第に彼女は新しい世界を広げてゆく。やがて、彼女の心の声が聞こえることが悟を苦しめてゆくことに…。
「いま会いにゆきます」を読んだときにとても優しく切ない思いになったけれど、この作品も優しくて悲しい・・
いろんな形の恋愛があるけど、人を恋するって胸が痛く悲しい・・
この作家の優しさがとても好き。
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初めて読んだ、市川拓司作品。
高校生の悟は、ある日、裕子の心の声が聞こえた。
互いに惹かれていく2人。より近い存在となっていく。
しかし、裕子が東京へ進学し、新しい世界を広げていく中で、2人は微妙にすれ違って・・・
心の声が聞こえることが、辛さとなって、悟を苦しめる。
悟の精神的本質、裕子の最期に、皮肉な運命を感じた。
想いあっている2人なのに・・・不器用すぎる2人に、辛いけれど、心が揺さぶられました。
−君の人生は、短く、はかないものだったけれど
それでも、人を愛する本当の意味を知って
そして、きみは誰よりもこの僕から深く愛されて、
だれにも負けないほどたくさんの幸せを手に入れることができたんだよ−
泣きました。
2008.8.16読了
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市川拓司さんのデビュー作品。
純粋で痛く、どうにもならない。変わっていくモノこと。
「あなたは何も間違えていないわ。世界はこのように在るの。」
この一言が、一番印象的。
しかし、サトラレ的な仕掛けや、作家の現実が透けてみえたりが・・・
良い作品ですが、標準かなぁ。
きっともっと純粋な時に読んだら泣けるのか?
いや、酸いも甘いも知っているからこそ、純粋を思うのかな。